ICWES-13は2005年8月26日から29日の4日間韓国ソウルの梨花女子大学で開催されました。参加国は49国700名以上で日本からは女性技術士の会と女性技術者フォーラムから各13名が参加しました。女性技術士の会はGender and Leadershipの分科会で
「Recent Trend of Japanese Professional Engineers After theRevision of
Professional Engineer Law in 2002」
「A Report from the
Opinion Survey Among Women Certified P.E.j (Lifestyle and the Profession)」のタイトルで2件のポスター発表をしました。
日本技術士法の改正と改正後の動向について展示し、同じ場所で2003年に実施した会員アンケート結果から女性技術士の動向や考え方などについて述べていました。発表では地元韓国からは多くの技術分野で口頭発表、ポスター発表をし、梨花大学、ソウル大学などの学生の参加が目立ちました。
一方、諸外国はGender and Leadershipの部門で各国の女性の状況が示され、また、シンポジュームでは理科系や技術系の女性が減少傾向にあり、その現状や取り組み(カナダ、日本、ナイジェリアなど)についての報告がありました。
会議の合間にはソウル市内の観光や韓国料理を食べて楽しみました。また、韓国の女性技術士の朴泰熙氏と李美蘭氏と夕食を共にして、情報交換をしました。朴氏はICWES-13に参加して、会場案内や市内の観光地の案内をしていただきました。
これを機会にICWES-JapanはINWES−Japanとしてスタートして国際的女性技術者科学者ネットワークのもと、ICWES参加や各国との情報交換に取り組むことになります。これには女性技術者フォーラムの都河明子氏が極東代表になり、女性技術士の会は事務局を担当し、国内の運営を担当します。
2008年はフランスのリール地方で7月20日から23日の4日間開催されます。会としても参加の方向で取り組んでいきますので、技術報告等で参加をお願いいたします。