韓国と日本の女性技術士 交流会に参加した感想

 羽田空港から金浦空港間は、約2時間という国内と変わらぬ距離に驚いた。
 ソウル市の市街地は、高層アパート群や6、8車線の幹線道路網があり、都市の社会基盤はかなり進み急激な経済発展が強く感じられた。一方、古い街並が見られなかった。市内の景福宮など五大宮を足早に観光したが、1つ1つ復元している状況を見て歴史遺産を大切にする韓国の心に触れた思いがした。

 交流会では、韓国側から法制化して女性技術士数を増やすという国の意向を説明されていたが、参加していた方々のパワーをみていると必ず成果があがることを確信させられた。
 さて、日本では女性技術者の数など世界の中で非常に低いレベルであることを実感した。少子高齢化や情報化など社会情勢の変化の中で置き忘れられた感がある。だからこの女性技術士の会や私たち自身の活動は、今後まだまだやるべきことがたくさんあると前向きにとらえようと思っている。
 

 本当に短い時間しか体験できなかった交流会であるが、これからも機会をとらえて参加していきたいと思う。
 交流会の事務局の皆様、いろいろありがとうございました。

(牧野)

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