女性技術士の会から日韓女性技術士会議の案内をいただいたのは、8月のお盆前頃だったでしょうか? 毎日暑い暑いと言いながら仕事をして、周りのお盆休みの声を聞きつつも「私にはお盆休みなんて無いんだから・・・」とぼやいていたころでした。 普段なら素通りのメールに、なぜかとても興味を持ってしまったのです。いいなぁ。韓国・・・行きたいなぁ。本当にただそれだけの単純な理由でした。 仕事を搦め手ならいけるかな?でも、女性技術士の会に登録はしているものの、メールを受けるだけで会に参加したことはないし、韓国の方も参加と言うことは、会議は韓国語? 韓国語なんてアンニョンハセヨしか知らないけど・・・。 と10日間ほど自問自答を繰り返してました。元々深く考えることが苦手なものですから、まあいいかな。と言うことで、そのままの気持ちをメールで送ったところ 「お待ちしてます。」の返事をいただき、参加を決めました。

(萩原)

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日韓女性技術士会議に参加して

  海外に一人でと言うのは、初めてではなかったのでそんなに不安はなかったのですが
当日の朝になって、なんだか急に不安になってきて、「う〜ん。どうしよう。日本語の会議だって大変なのに、なんでこんなとこ来ちゃったんだろう。」と、予定していた朝御飯のお粥屋さんへ行くのもやめて、気分と同じく外も雨で、ホテルのベッドで出社拒否ならぬ、出会議拒否?状態でごろごろしておりました。(えっ?そんな柄じゃないって声がどこからか聞こえてきそうですが・・・。こう見えても結構繊細なんです。)とはいっても、時間は誰にでも平等なわけで、来るべきものは避けられないのです。

  会議のあるホテルにたどり着き、荷物を置いていざ会議室へ。廊下に響いている韓国語の大きなカラオケにびっくりして、な・なに?場所間違えた?と思い引き返してもう一度確認しても、やっぱりあってるよね。2度目に行ってやっと、隣の結婚式の披露宴だとわかり安心して、会議室のドアを開けました。
  韓国の方はもちろんですが、私にとっては日本の女性技術士の方にもお会いするのが初めての方ばかりで、緊張の一瞬です。・・・一瞬は一瞬なので、すぐに和やかな雰囲気になって、来て良かったと思えました。自己紹介、発表、討論会と皆さんの話を聞きながら、感心すること、賛成すること、考えさせられることばかりであっという間に時間が過ぎていました。私自身は、独り身のせいもあるのか仕事の上で女性であると言うことをあまり意識することなく過ごしています。でも、これはある意味幸せなことなんだと思いました。
韓国の女性の方は、パワーがありますよね。前に前に進んでいく力強さみたいなものを感じました。いえいえ、日本の女性も負けてられません。がんばらないと。
  最後になりましたが、この会議を開催して頂きました委員の皆様、ありがとうございました。楽しい時間を過ごせたことを幸せに思っております。