2005年10月28日
地震防災フロンティア研究センター
今日は、情報工学部会10月度例会があり、地震防災フロンティア研究センターに見学に行ってきました。
独立行政法人 防災科学研究所 地震防災フロンティア研究センター 川崎ラボラトリーとNPO国際レスキューシステム研究機構 川崎ラボラトリーが併設されています。
まず、所長さんから、研究内容についての詳しい説明がありました。所長さんご自身も建設部門の技術士だそうです。ここは、文部科学省の委託プロジェクトを研究しており、「震災総合シミュレーションシステムの開発」と「危機管理対応情報共有技術による減災対策」の2つのテーマがありました。これらのテーマを(独)建築研究所、(独)産総研などの研究機関や大学あるいは東京電力、東京ガス、などの民間機関とも合同で取り組んでいるということでした。研究成果は、自治体のプロトタイプとして利用することを目的としているようです。大変重要なテーマであり、このような横断的な組織で研究することは、ほかではできないことですから、是非、有効な成果をあげてもらいたいものです。
国際レスキューシステムの方では、災害救助ロボットの開発をしているということでしたが、今日は、過去に東工大で作られたロボットの展示を見せていただきました。
余談ですが、ロボットの開発には、広い場所が必要なことから、この川崎ラボラトリーは旧日本鋼管(現JFE)の体育館だった建物を使っているということでした。建物に入った瞬間、いやに古いとは思ったのですが...あの「ミュンヘンへの道」の大古や嶋岡選手が汗を流していた体育館でした。注)ミュンヘンオリンピック 男子バレーで金メダルを採った実話をもとにしたアニメ。 スミマセン!私の年代にしか通用しない話題でした。せっかくなので、その体育館の写真もアップしておきます。
2005年10月27日
有罪判決
昨日、三井物産によるディーゼル排ガス浄化装置のデータ捏造事件に対する東京地裁の判決がありました。
技術者、商社マンとしての誇りを忘れた行為であるとして、元先端事業実長と子会社副社長に対し、詐欺罪で有罪が言い渡されました。
25日には同じく東京地裁で、兼松日産農林の住宅用ビスを用いた壁の強度に関する国土交通大臣の認定書偽造事件に対する有罪判決も言い渡されています。こちらは、有印公文書偽造・同行使の罪です。
これらの事件が発覚した時、技術士ではなくても、世間の技術者みんなが大きなショックを受けたのではないでしょうか。技術者倫理という言葉が、近頃 取りざたされていますが、倫理以前の問題という気がします。人間としての良心に欠けている、目先の目標にとらわれて、自分のごまかしがユーザにどんな迷惑をかけることになるか考えていない。もちろん、それを許した組織にも大いに問題はあるのでしょうが、こんな事件は二度とおこってほしくないです。私たちは、何のために 技術者として仕事をしているのか もう一度考えてみましょう。
投稿者 author : 12:43 | コメント (1) | トラックバック
2005年10月24日
レオナルド・ダ・ヴィンチとイサム・ノグチ
先月のことですが、レオナルド・ダ・ヴィンチ展とイサム・ノグチ展に足を運びましたので、ご紹介します。
レオナルド・ダ・ヴィンチ展(六本木ヒルズ 森アーツセンタギャラリー 最寄り駅:六本木) 11月13日(日)まで レスター手稿と呼ばれる直筆ノートが日本初公開されています。鏡文字で細かくびっしり書かれた文字と詳細な挿絵を、間近で見ることができます。(でも、とても薄暗くされています。)ダンブラウンのダヴィンチ・コードのファンである私は、只々、彼は天才だと思うばかりでした。私は、開催3日後に行ったのですが、そう混んではいませんでした。意外に若者より中高年女性が目につきました。そして、驚くなかれ、これらのコレクションはあのビルゲイツ夫妻(マイクロソフト社会長)の個人所有なのです。なお、会場の「森アーツセンタギャラリー」は六本木ヒルズ森タワー52階にあり、展示を見終えたあとは、すばらしい眺めを無料で楽しむことができます。(展望台 東京シティビューは別料金です。)52階53階にギャラリー・美術館を置くなんて画期的と思いました。
イサム・ノグチ展(東京都現代美術館 最寄り駅:清澄白河) 11月27日(日)まで 日系2世の彫刻家として知られるイサム・ノグチですが、この展覧会の見所は、今年7月に札幌市郊外にグランドオープンしたモレエ沼公園です。もちろん、実物を見ることはできませんが、全体模型・写真、そしてそれまでの構想などを見ることができます。それから魅力的なのは、彼がデザインした家具です。シンプルで実用的で美しい家具のコーナーもお見逃しなく。こちらの美術館は、下町情緒あふれる地域にあり、帰りに深川丼を食べたり、江戸前の佃煮をおみやげに買うのも楽しみのひとつです。
投稿者 author : 12:26 | コメント (2) | トラックバック
2005年10月22日
大切な iPod mini green
毎日の通勤の大切なお供 iPod mini green です。先日発売になった iPod nano にも、惹かれる気持ちはありますが この薄汚れてきたiPod mini green には 愛着があり、とても手放せません。
今はやりのmp3プレーヤー(デジタルオーディオプレーヤー)です。現在の収録曲数は、696曲で まだまだ 空きがあります。曲と書きましたが、全体の3分の1位は、勉強中の韓国語レッスンです。音楽の方のラインアップは、バッハの無伴奏チェロ組曲からビートルズまで さまざま。その時の気分で、楽しんでいます。
私の場合、通勤は乗り換えが多く、読書もままならないので、ほとんど これを聴いて過ごしていることが多いです。うるさい駅や地下鉄車内で聞くので、音質もこれで十分です。
同じ曲を別の演奏者で聴くのが楽しいですね。それから、朝、すし詰めの地下鉄車内で 癒し系の曲を聴いていると、一瞬自分が何をしているのかわからなくなるようなシュールな瞬間があります。
ある技術士さんから、語学と音楽をシャッフルで聴くといいよ と勧められたのですが、それは まだ試していません。でも、これからポッドキャスト(ネットラジオ)もどんどん取り込みたいと思っています。
これは、アップルコンピュータの製品ですが、アップル社は、これら iPod シリーズのヒットで、パソコン(Mac)の売り上げも盛り返してきているそうで、このセンスは他社にはまねできないでしょう。オンラインで曲をダウンロード購入することもできるのですが、これがまた優れもので、あっけないほどの手軽さでアルバムを購入できるのにはびっくり。しかも、購入した商品は何の実体もないという不思議さです。
すっかり宣伝になってしまいましたが、こんな小道具も日々の生活の活力源というか ほっとする時間に役立っているというわけです。
投稿者 author : 21:24
2005年10月21日
韓国語を始めて、もう5年です
NHK教育テレビのハングル講座(アンニョンハシムニカ)を見始めたのは、2001年のことです。
その後、3年前からラジオのハングル講座に移り、やはり独学では埒があかないことに気づき、昨年4月から 某大学の公開講座に通い始めました。1年と1学期間 休まずに通いましたが、(と いっても週1回で、夏冬春他休みあり)飽き足らなくなり、この7月から語学学校に行っています。とうとう、教育訓練給付コースにしてしまいました。1年間真面目に通えば、ハローワークから授業料の40%が戻って来るという本格的なコースです。
根が凝り性なので、一旦はじめると、熱心に続ける性分です。とにかく、言語そのものが面白いのです。語順、助詞の使い方、「こそあど」などは、日本語とほぼ同じです。漢字語から来ている語句も、日本語とよく似ています。それなのに、固有語(漢字語以外)の語彙は、全く似ていません。韓国・朝鮮はキライという人も、はじめたら、絶対はまると思いますよ。
そして、もう一つの魅力は、韓国の国民性ですね。顔立ち・背格好は かなり似ているのに、性格や考え方は、全く違うようです。とは、言っても 私は8月にICWESに参加するため、ソウルへ行ったのが、はじめての訪韓です。その時、韓国技術士会の女性2人と知り合い、友達になりました。2人の先生と合わせて、韓国人の知人は4人しかいないわけですが。今は、韓国技術士の一人とよくメールのやり取りをしています。彼女から来るメールは、いつも熱いというかエネルギッシュで、時には気後れしてしまうほどです。
それから、忘れていけないのは、食べ物です。これについては、書き始めると また長くなるので、別の機会にします。
これからも、日韓技術士会議などを通じて、韓国語を発揮できる機会は、ますます増えると信じて、明日の小テストの準備に追われてています。
2005年10月19日
技術士になってから変わったこと
情報工学部門の技術士になってから、丸5年が経過し、それ以前と今と 自分自身が変わったと思うことがあるか 考えてみました。
まず、筆記試験合格がわかってから、雑誌「日経コンピュータ」を購読し始め、それは今でも続いています。(普通は、受験を決めたら購読を開始するものかも知れませんね。)勤務先で買ってもらうのは、よくないです。私の場合は、自腹でないと読まなくなります。技術士なのに、こんなことも知らないの?と言われないための自衛策とでも いいましょうか。
次に、技術士的なものの考え方をするようになりました。仕事以外の生活面・社会面でも このテーマのメリット・デメリット 応用方法などをすぐに考えてしまうクセがつきました。これは、場合によっては 嫌味になるかも知れないので、自分の心の中にとどめておきましょう。
それから、人間関係を中心に、世界が拡がったことは、一番大きいかも知れません。私は外に出る仕事ではないので、仕事関係の名刺より技術士関係でもらった名刺の方が多いほどです。知り合った方々は とにかく、皆さん勉強熱心です。技術士会関係のさまざまな活動を通して、情報を得る機会もたくさんあり、できる限り参加しようと思う積極性が増したということもあります。
まわりから見られる目が変わったということは、感じません。名刺を出して、技術士をお持ちなんですか?と、言われたことは、今まで2・3回しかありません。あ、でも 社内で、今まで話したことがない某部長さんから声をかけられたことはあります。
私が受験した当時から見ると、受験本もずいぶん増えて、新聞等でも目にする機会は増えてはいますが、世間一般には知名度はまだまだで、多分、両親は今でもよく理解していないのではないかと思われます。
べつに偉くなるという意味ではなく、自分が内面から技術士らしく変わっていかないといけないのだろうと思っています。
投稿者 author : 12:25 | コメント (8) | トラックバック
2005年10月18日
パブリックコメントと意見募集の違い
昨日の二次試験改革問題で、文部科学省のホームページを見ていると、パブリックコメントと意見募集という用語が使い分けられていることに気づきました。どう違うのか、調べてみました。
googleで、検索するとあるホームページで総務省からの回答というものが見つかりましたので、貼り付けさせていただきます。
「パブリックコメント」
1999 年(平成 11)から全省庁に適用された「行政などが規制の設定や改廃をするとき,原案を公表し,国民の意見を求め,それを考慮して決定する制度」にもとづき国民からご意見をもとめるもの。
「意見募集」
パブリックコメントが設定や改廃原案を公表し意見を募集するのに対し、原案作成前等に特定の事柄にたいして国民からご意見をもとめるもの。
今回の二次試験改革問題では、意見募集とされているので、原案作成前の段階とみなしていいのでしょうか。まだ改善の余地があるということですね。
インターネットが今日のように普及する前は、このように広く気軽に意見を集める手段は、なかなかなかったわけで、せっかく与えられてた機会なので、うまく活かしていきたいものです。
2005年10月17日
二次試験が変わる!
文部科学省から10月12日付けで、技術士試験の試験方法の改正に関する意見募集がなされています。
http://www.mext.go.jp/b_menu/public/2005/05101102.htm
それによりますと、二次試験に大きな変更が予定されているようです。なかでも、今まで大きなウェートを占めていた午前中の経験論文が廃止になります。ええーっ? 代わりに、技術的体験論文を口頭試験前に提出させ、論文と業務経歴により試問する としています。従来の試験方法では、経験論文は、事前に準備できる唯一の問題でした。それが なくなるということは、前向きにとらえれば応用能力がより問われるともいえますが、ヘタをすると、ヤマが当たって、うまく書けるという場合もあるのでは。もうひとつの不安は、経験論文が口頭試験に含まれるということは、客観的・公正な採点がしにくくなる恐れがあるのでは と思われることです。皆さん、いかがですか?平成19年度の試験から、実施予定となっています。
10月いっぱいが意見募集期間となっているので、早速メールしなくては。余談ですが、パブリックコメントと意見募集はどうちがうのでしょうか?
投稿者 author : 12:26 | コメント (1) | トラックバック
2005年10月16日
とても素敵な本が出ました
私たち 女性技術士の会と協力関係にある日本女性技術者フォーラムのBL研究会の方々が訳した「実践 リーダーをめざすひとの仕事術」という本が出版されました。
日本女性技術者フォーラムとは、女性技術士の会とともにINWES(女性技術者・科学者の国際的ネットワーク)日本支部を運営し、3年毎に開かれるICWES(国際女性技術者・科学者会議)に出席してきました。そんな仲間から、素敵な本が出ました。
見出しには、心ひかれるテーマが並んでいます。そして、あちこちに載せられたこの勉強会メンバーのスナップ写真が、それらのテーマをより身近な問題だと気づかせてくれています。
タイトルではリーダーを唄っていますが、日頃の仕事や生活でちょっとした問題に当たった時、ページを開くと、「そうそう、それでいいんだよね」と、勇気づけてくれるような本です。リーダーをめざす人も、めざさない人も、もっと広く、これから就職する若い人や学生にも読んで欲しい本です。
出版社はこちら、http://www.shinsui.co.jp/books/ISBN4-88385-079-X.html
Amazonでも扱ってますよ~。
2005年10月14日
ストラディバリウスが11台!
今日は、話題を変えて 趣味の話です。
昨日、サントリーホールで行われたストラディバリウス・サミットコンサートというのに行ってきました。
このコンサートに使われた楽器は、コントラバス・チェンバロを除き全てがストラディバリウスという趣旨のコンサートでした。7台のヴァイオリン、2台のヴィオラ、2台のチェロ。これほどの楽器が揃う機会は、このコンサート以外には、恐らくあり得ないでしょう。全部会わせたら何億円かと下世話なことを考えてしまいました。なお、奏者はベルリン・フィルメンバーです。
(写真は、チケットです)
音色は、もっと華麗な音を勝手に想像していたのですが、全く違い、艶やかではあるが あくまで控え目 特にピアニッシモが美しいという印象でした。
300年前に、一人のストラディバリから生まれた楽器達が、しばしの再会を喜び、そして 演奏者も本当に楽しんで演奏しているのが印象的でした。
演奏曲目
1.トーマス・タリス「予言者エレミヤの哀歌」 客席両サイドでの演奏
2.ゲオルク・ベンダ「チェンバロ協奏曲」
3.バッハ「2つのヴァイオリンのための協奏曲」
4.チャイコフスキー「弦楽のためのセレナーデ」
アンコール
1.モーツァルト「ディベルティメント」より第3楽章
2.チャイコフスキー「アンダンテ・カンタービレ」(チェロ独奏)
3.ショパン「前奏曲ニ短調」より第4番(コントラバス独奏)
2005年10月12日
女性技術士の会との出会い
技術士に合格すると、女性技術士の会の案内が送られてきました。最初にそれを見たときは、そんなに女性技術士って少ないのか?と 思いました。
そう深くは考えず、とりあえず入っておくか 程度の軽い気持ちでした。当時は、合格して舞い上がっていた訳ではありませんが、とにかく 合格祝賀会・部会等 できるだけ積極的に参加しようと意気込んでいました。しかし、 しばらく(数年間)は、幽霊会員のようなもので、せいぜいアンケートに協力する位のことしか協力していませんでした。
はじめて、会の皆さんとお会いしたのは、確か技術士全国大会が東京で行われた時でした。ホテル ニューオータニの宴会場で行われた大会でしたが、女性技術士の会としてTシャツの販売などを行っていました。そこに、一応挨拶に行ったのですが、正直なところ、会の人たちはとても貫禄があり、気後れしてしまいました。これまで男性と互角に渡り合ってきたのだろうと、想像できました。技術士会の中でも、一目おかれているようなところがあります。
その後、ちょうどスケジュールが合ったので、全体会にも参加してみました。講演会でしたが、実際参加してみると、和気あいあいとしていて、とてもいい雰囲気でした。よく「理系女子のつきあいはあっさり している」ということを、聞きますが その通りです。かといって、周りに無関心なわけではなく、それぞれが立場をわきまえていて、合理的に物事をすすめていくのです。別の活動で、男性と一緒の会合にも出ますが、その場合は、結構皆さんが気をつかってくださって、それが返って居心地悪く感じたりすることもあります。
女性技術士の会のメンバーは、部門もさまざま、仕事も家庭環境もさまざまですが、私が受けたイメージは「しなやか」という言葉で表せると思います。いろいろな問題に向かっていくさまが、決して、ぶつかるという感じではなく、その時その時で、苦労はあるのだけれど、気がついたら、乗り越えていた そんな感じでしょうか。私も、そうなりたいと思っています。
投稿者 author : 12:27
2005年10月11日
ブログって
ブログ(blog / web log)という言葉を一般的に聞くようになったのは、1年程前からでしょうか。
個人の日記を公開するなんて、露出趣味じゃないの?と 最初は思っていました。
私が最初に、ブログの記事を読んだのは 昨年暮れに起こったスマトラ沖地震 津波被害のレポートです。それは、地震発生から1週間か10日後に書かれたものでした。短い文章の中に、津波から逃れた体験が生々しく綴られていました。
ブログって、情報発信ツールとして、強力なものになると実感しました。
ブログだけでなく、インターネットやメールは、今ではなくてはならないツールとなりました。それが、なかった頃の生活は もう想像もつかないほどです。私たち、働く女性たちが、仕事と家庭以外に何かしたい と思った時、以前であれば、どこかへ出かけて人と会ったり、電話で連絡を取り合ったりするしかありませんでした。今は、1日の中の空いた時間に、居ながらにしてたくさんのことができます。せっかく技術士になっても、今のような活動はとてもできなかったことだろうと 改めて考えることがあります。会社と家の往復だけではできない さまざまな経験を インターネットとメールを駆使して、溢れる情報の中から取捨選択しているわけです。
投稿者 author : 12:29
2005年10月10日
なぜ技術士を受験したか
1998年2月、読売新聞に「平成の士(さむらい)たち」というシリーズものの記事があり その何回目かでたまたま技術士を取り上げていました。
そこに載っていたのは、情報工学部門の女性技術士でした。
それを、見た時 私は これだ! と思いました。
その当時の私は、転職後2・3年が経過し、職場環境には慣れたものの 中途入社の実績づくりに何か効果的なものがほしいと思っていたところでした。
技術士という資格は前から知ってはいましたが、取得はかなり難しいという程度の知識しかありませんでした。そして、知らないうちに 情報処理部門は情報工学部門という名称に変わっていました。
その記事を見つけてから、あわてて詳細を調べると、なんと ちょうど二次試験の願書の配布期間で、締め切りまで そう余裕のない時期だったのです。技術士試験は 出願時の過去の実務経験の実績の記入が、非常に重要で それが合格を左右するとも言われているほどです。私は、前の勤務先の上司に承認印を依頼したり(幸い円満退職だったので)、夜遅くまで記入に時間をかけたりして、なんとか出願することができました。その年は、準備不足で筆記試験で不合格となってしまいましたが、次の年には筆記・口頭とも通り 晴れて技術士となることができました。
そのきっかけとなった女性技術士の方には、実はまだ直接お会いしたことがありません。一度、直接お礼を言いたいと長年思っています。そして、このブログがきっかけで、また新しい技術士が誕生してくれれば、こんなうれしいことは ありません。
注)現在は、当時と制度が一部変わって、原則として一次試験に合格しないと二次試験は受けられません。
2005年10月09日
いよいよ本格的にスタートします
5月にブログの形だけはできていたのですが、肝心のホームページの更新が進まず
なんと10月になってしまいました。
やっとトップページができたので、ブログの方も書き込みを始めます。
明日は、私が技術士受験を決めた動機について書きたいと思います。
折しも、明日10月10日は、技術士 一次試験が行われます。