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2005年10月12日
女性技術士の会との出会い
技術士に合格すると、女性技術士の会の案内が送られてきました。最初にそれを見たときは、そんなに女性技術士って少ないのか?と 思いました。
そう深くは考えず、とりあえず入っておくか 程度の軽い気持ちでした。当時は、合格して舞い上がっていた訳ではありませんが、とにかく 合格祝賀会・部会等 できるだけ積極的に参加しようと意気込んでいました。しかし、 しばらく(数年間)は、幽霊会員のようなもので、せいぜいアンケートに協力する位のことしか協力していませんでした。
はじめて、会の皆さんとお会いしたのは、確か技術士全国大会が東京で行われた時でした。ホテル ニューオータニの宴会場で行われた大会でしたが、女性技術士の会としてTシャツの販売などを行っていました。そこに、一応挨拶に行ったのですが、正直なところ、会の人たちはとても貫禄があり、気後れしてしまいました。これまで男性と互角に渡り合ってきたのだろうと、想像できました。技術士会の中でも、一目おかれているようなところがあります。
その後、ちょうどスケジュールが合ったので、全体会にも参加してみました。講演会でしたが、実際参加してみると、和気あいあいとしていて、とてもいい雰囲気でした。よく「理系女子のつきあいはあっさり している」ということを、聞きますが その通りです。かといって、周りに無関心なわけではなく、それぞれが立場をわきまえていて、合理的に物事をすすめていくのです。別の活動で、男性と一緒の会合にも出ますが、その場合は、結構皆さんが気をつかってくださって、それが返って居心地悪く感じたりすることもあります。
女性技術士の会のメンバーは、部門もさまざま、仕事も家庭環境もさまざまですが、私が受けたイメージは「しなやか」という言葉で表せると思います。いろいろな問題に向かっていくさまが、決して、ぶつかるという感じではなく、その時その時で、苦労はあるのだけれど、気がついたら、乗り越えていた そんな感じでしょうか。私も、そうなりたいと思っています。
投稿者 author : 2005年10月12日 12:27