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2006年07月31日
夏休みの自由研究
これは私の得意分野。
自分が子供の時も楽しみでした。
いろいろ調べたり作ったり。
親になってからも楽しみ。……でいいのでしょうか?
夏休みのおたよりには「親子で楽しく自由研究に取り組んでください」とはっきり書いてありましたから、たぶんいいのだと思います。
この「自由」にして「研究」という壮大な(!)テーマ。
さっそく、夏休みの自由研究のアイデアを提供する場を「ここ」に設けたいと思います。
緻密・大胆・爆笑・感動なアイデアをお寄せくださいませ。
最初に、私が息子たちと一緒に取り組んだ夏休みの自由研究の中からいくつかご紹介してみます。
● オリジナル・カレンダー
昨年の出来事の思い出を貼り付けた我が家のオリジナル・カレンダー。
数字が芸術的(!)でしょ。1年生の夏だったと思います。
● 鳥の巣箱 & ウクレレ
組立式で、材料・部品はセットで買いました。
とにかくお絵描きは楽し! 次男1年&長男5年生。
● 3次元ねこちゃん
出っ張らせたいところはコピーしたものを何枚か重ねています。2年生。
● 名前調べ
3代前ぐらいまでのカード式家系図をつくり、それぞれの人の名前の由来と名付け親を、子供がヒアリングしました。親類縁者を巡る旅も経験できます。これは担任の先生の大絶賛をいただいたのですが、現物は行方不明。2年生。
● 今昔物語
父親が子供だった頃の、地元の写真集を古本屋で発見。昭和50年と平成15年の移り変わりをまとめました。4年生。
理系ではないテーマばかりですね。
みなさんのアイデアを是非お願いいたします。
2006年07月30日
ユビキタス
なんとなくしっくりこないなあと思うことのひとつに「ユビキタス」があります。
ユビキタスとは「あらゆるモノにコンピュータが組み込まれ、コンピュータ同士が協調動作し、人間はコンピュータの存在を意識することなく、高い利便性を得ることができること」というような説明をよく聞きます。坂村教授が提唱する「どこでもコンピュータ」も、同じ概念かもしれません。
私は、この「人間はコンピュータの存在を意識することなく」というところが妙に気になります。
ほんとうにそれでいいのかと。
ユビキタスと聞いて、すぐ思うのは「スター・ウォーズ」です。シリーズが完成した今となってはⅣ~Ⅵにあたりますが、当時最先端だったSF映画の中でハリソン・フォード扮するハン・ソロと相棒のチューバッカは、宇宙船ファルコン号を自分たちの手で修理していました。
すべてがコンピュータ制御で、2人は「コンピュータの存在を意識することなく」運航し、敵にやられてもコンピュータが感知して迅速に自動的に修理・復旧するというような環境からは程遠いものでした。
私には、ユビキタスの世界観より、故障に手を焼くハン・ソロの苦悩の方が現実味があるような気がしてなりません。
下記がユビキタスの具体例とのこと。
「薬ビン自体にコンピュータを内蔵させ、併用すると著しい副作用のある薬を一緒に飲もうとすると、薬ビンから携帯電話に電話がかかってきて警告を発してくれる」
医師や薬剤師さんとのコミュニケーションをもっと充実させるような工夫をするという方向性はダメなのでしょうか?
ユビキタス。
具体的にどんな社会を目指しているのか、ほんとうにそんなことができるのか、よくわかりません。
無知ゆえ、あるいは基本的に勘違いしているような気もします。
ご専門にしていらっしゃる方もいるのではないかと思います。
教えていただけると嬉しいです。
2006年07月28日
土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)
暑気が土中の水分を蒸発させて蒸し暑い頃、という意味。
溽暑(じゅくしょ)は、蒸し暑いことを意味します。今年は7月28日が「土潤溽暑」、大暑の次候、立春から第35候にあたります。年齢のせいか、最近、どうもこのような昔風の季節感、和風の慣わしのみたいなことが気になるようになってきました。
二十四節気は太陰暦の時代に季節を現すために、1年を24等分して名前をつけたものですが、七十二候はその二十四節気をさらに3つの候に細分し、季節の移ろいを、気象や風景、動植物の成長・行動などに託して表現したものです。ただ、1候の単位が約5日間と短いため、地域差や年毎の気候の違いなどにより、からなずしも現実とあっているわけではないようです。あくまで目安と考えた方がいいかもしれません。また、七十二候は中国で生まれたもので、日本に伝わってから、日本に生息しない動植物などの名前を入れ替えるなど、時代・地域・編者によって多くの版があるようで、どれが正しいというものではありません。
都心では土のみえる場所がどんどん減っています。「草いきれ」なんて季語として覚えているだけで、実感する機会はほとんどないかもしれません。
そのかわりではありませんが、夏の日中、アスファルト舗装の道路を歩いていると、舗装そのものが熱をもっていて、道路に立っているだけでも倒れそうなほど暑く感じます。道路の表面温度は、真夏の晴天時には、70℃以上に達するといいますので、暑いというよりは「熱い」が正しいのかもしれません。
このような、歩行者空間や沿道の熱汚染環境を改善するために、「保水性舗装」が開発されました。
保水性舗装は、舗装体に水を保留しておく能力を持たせ、その水分が蒸発する時の気化熱により路面温度の上昇を抑制する性能をもつ舗装です。東京名物のお菓子「雷おこし」を思い浮かべてみてください。雷おこしのような隙間がたくさんあるアスファルト混合物に、吸水・保水能力の高い物質(鉱物質や樹脂などの細粒材)をしみ込ませたものです。実際に公道で使われており、見た目はかなり白っぽいのが特徴です。
東京都の調査(新宿区)では、普通の舗装と比べ、道路表面温度で約10℃の温度低減が確認されました。
さて、「日本中の道路の舗装を保水性舗装に替える」なんてことは、なかなかできることではありませんが、すぐにでも同じ効果が期待できる素晴らしい方法があります。
……打ち水。
深刻化するヒートアイランド現象への対策のひとつとして、土木研究所(現独立行政法人)が「水をまくことによって奪われる気化熱が気温を下げる」という単純な現象に着目しました。都内で散水可能とみなされるエリアに、1m2につき1リットルずつ水をまくとして試算してみると、なんと気温が2℃下がるという結果が出たのです。この興味深い「机上の理論?」を社会実験に仕立てようと、2003年夏、「大江戸打ち水大作戦」がNPOを中心に始まりました。
2006年春、メキシコで行なわれた「第4回世界水フォーラム」下水処理水利用のセッションでは、打ち水大作戦が事例として報告されました。会場の拍手喝采を浴び、各国の来場者から「打ち水」を是非やってみたいという声が上がったそうです。類まれな環境循環都市であった江戸由来の打ち水文化が今や世界に広がろうとしているのです。
ご興味のある方、詳しい活動はサイトをご覧になってくださいね。
http://www.uchimizu.jp/06/index.html
今年2006年は、7月23日大暑が開幕打ち水、8月23日処暑が閉幕打ち水です。私たちも、8月23日の正午の「全国いっせい打ち水」イベントに参加してみてはどうでしょうか。ご家庭で、学校で、職場で。どんな環境でもできます。
ルールが一つだけあります。
水道水は使いません。水の2次利用をしましょう。雨水を溜めたもの、お風呂の残り水、プールの水などです。
2006年07月27日
パズルの答え
「床屋」の答え
村に床屋が2軒しかないということは、床屋の店主はお互いに散髪をし合っているはず。
小汚い床屋の店主のひどいヘアスタイルは、きれいな床屋の店主の腕のせいである。きれいな床屋の店主の髪を切っているのは、小汚い床屋の店主である。
よく考えて、旅人は小汚い床屋を選んだ、というわけ。
「腕を送る男」の答え
3人の男は、ある任務を帯びて飛行機で移動中、太平洋上に墜落した。何日間も救命ボートで漂流しているうちに食料が尽き、絶対絶命となった。3人は、やむを得ず自分達の腕を食べる決心を固めた。「何があっても全員が必ず左腕を切り落とす」という厳かな誓いのもと、3人の中にいた医師が切断手術を行った。
1人の腕を切断して食べ、さらにもう1人の腕を切断して食べた。そこで救援隊がやってきた。医師の左腕は無事ですんだが、仲間と立てた誓いは残っていた。救助された後に、医師は約束どおり自分の左腕を切り落とし、その証明のために箱に入れて仲間に送ったのだった。
2人の男は順番に誓いを確認していたのである。
2006年07月26日
失敗学
7月25日、大崎で企業内技術士交流会の第51回定例会があり、講演を聴いてきました。
テーマは「失敗学」です。
これまでウヤムヤに葬り去られてきた「上流の失敗」、つまり企画・開発段階での「失敗」に注目した内容の講演でした。中尾氏による上流の失敗の特徴を簡単にまとめてみます。
・顧客の要求機能を明確にせずにフライング・スタートを切っている。
・世の中は自在に素早く変化するが、それに追随できないために起こる。
・隠蔽されやすいし、類災も再発している。
・組織的・人間的・文化的な原因によるとされて分析されない。
・さらなる厳重管理、反省、意識高揚などで解決しようとしている。
・エライ人ほど犯しやすい。
失敗をなくすことはできないという事実を認め、単に失敗という現象にとどめず、収集・分析・記録することにより、知識として次の開発・設計に活用することを目指すべきというのが結論でした。
失敗学は「人のふり見て我がふり直せ」に尽きる、とのこと。一見、全く違うように見える失敗の事例でも、実は「よく似ている」、そのことに気が付くかどうかが、失敗から学ぶ能力があるかどうかの分かれ目なのだそうです。
「失敗知識データベース」(http://shippai.jst.go.jp/fkd/Search)はそのために作られたデータベースで、1,135の失敗事例が登録されていました。残念ながら、最近の日本ではこのようなデータベースに頼らなくても、新しい「失敗事例」に事欠きませんよね。ちなみに、2006年6月の検索ランキング第1位は、「三菱自動車のリコール隠し」でした。
そういえば、8月5日(土)に総合技術監理部門の二次試験がありますが、事例研究の資料として、このデータベースは参考になりそうですよ。検索法がたくさんあり、右図は具体的要素で検索する「失敗まんだら」の一例です。(http://shippai.jst.go.jp/fkd/Contents?fn=1&id=GE0704#3)
クリックすると大きく見やすくなります。
ご参考に、交流会の会費は1,000円、CPDは3単位です。
大崎駅東側も再開発が進んでいるようです。
2006年07月25日
ディズニー・アート展
先週末、東京都現代美術館で「ディズニー・アート展」を観てきました。
2005年千葉大学工学部で奇跡的に発見されたオリジナル原画200点と、ディズニー本社のアニメーション・リサーチ・ライブラリー所蔵作品350点の同時公開の一大イベントです。
アイヴァンド・アールが手がけた「眠れる森の美女」のコンセプト・アートにはうっとり!!!
メアリー・ブレア(イッツ・ア・スモール・ワールドのデザイナー)のコンセプト・アートは魔法のような夢そのもの。
メアリー・ブレアは、当時(たぶん1950年代)、女性が本格的に専門職・管理職として働くことの難しさに対峙した人のひとりです。
解説不要!
とにかく観ることをお勧めいたします。
東京都現代美術館にて。
2006年7月15日~9月24日。
オフィシャル・サイトは下記です。
http://www.disney.co.jp/disneyart/
東京都現代美術館のサイトは下記です。
http://www.mot-art-museum.jp/
【追記】
解説不要なんですが、ひとこと追記させてください。
アート展なのですが、美しい作品の展示だけでなく、担当したスタッフの人の仕事のスタイルを詳しく紹介しています。とっても興味深いですよ。
投稿者 MCAT : 01:51 | コメント (6) | トラックバック
2006年07月23日
水平思考推理ゲーム(Lateral Thinking Puzzles)
水平思考推理ゲームってご存知ですか?
シチュエーション・パズルとも呼ばれています。
まずは簡単な問題。
床屋
ある村に旅人が立ち寄った。
散髪しようと思ったが、小さな村で、床屋は2軒しかない。
どっちの店で切ってもらうか?
1軒は店もきれいで、店主の外見もこざっぱりしている。
もう一軒は見るからに汚く、店主の外見はむさくるしい。
しかし、旅人は小汚い床屋の方で髪を切ってもらうことにした。
なぜだろう?
水平思考推理ゲームは、出題者の出す謎を、解答者数人がさまざまな推理を働かせて解くゲームです。解答者は問題を解くために、出題者に「はい」「いいえ」「関係ありません」の3通りで答えられるような質問をすることができます。ある解答者のユニークな発想、他の解答者の鋭い質問をヒントにして、各自推理を進めていきます。できるだけ柔軟に発想し、想像力を最大限に働かせることが大切です。
「水平思考」はエドワード・デボノ氏が提唱しました。
垂直思考が論理的にどこまでも深くまっすぐ穴を掘り進むような思考方法であるのに対し、水平思考とは、浅くあちらこちらにたくさん穴を掘るような思考方法であるとのこと。現代では、垂直思考的な事象を突き詰めることはコンピュータが代行してくれるので、人間は新しい問題解決の方法を考えることが必要になり、水平思考によってその答えが得られるのだと説明しています。
実際には、専門的に掘り下げることも不可欠ですし、横道にそれて新しいアイデアを膨らますことも必要ですし、垂直思考・水平思考併せ持った能力が必要なのではないでしょうか。このことを、建築の分野では「T定規理論」と呼ぶ人もいます。T定規というのは、長い木製定規の先が「T」の字型になっている昔ながらの製図道具です。底辺となるT型の幅広さも垂直方向の定規の長さも両方とも必要である、というわけです。
水平思考は、論理的にステップを踏んで考えることをあえて放棄し、偶然のひらめきのようなものを意識的に作り出す思考方法です。
ひらめきって、思いついたその時は「これはすごいぞ~」「今回の提案のコアにつかえる!」なんて思えてきて、すぐにいい気になってしまうのですが、時間がたって、いざそれを絵や文章や図面にする段になると、「え~っ、こんなのだっけ?」とがっかりするのが私の常。
では、むずかしい問題も紹介いたしましょう。かなりむずかしいですよ。
答えはこれと決まっているわけではありませんが(それが水平思考の本意!)、この問題の答えはちょっとやそっとでは思いつかないようなものでした。参りました。
腕を送る男
ある男が郵便小包を受け取った。
中には人間の切断された左腕が入っていた。
男はその腕をしげしげと見つめてから、包み直して別の男に送った。
2人目の男も、その腕をしげしげと見つめた後に、森へ持って行き焼却した。
2人の男は、なぜこんなことをしたのだろう?
あれやこれや考えてみてください。
簡単な問題・むずかしい問題とも、後日、ご参考に答えをお知らせいたします。
(株)エクスナレッジから、LTPを集めた本が3冊でています。上記の問題もこの3冊の中から出題しました。
2006年07月21日
チーム・マイナス6%
皆さんのお勤め先などでも、この活動に登録・参加しているところは多いのでは。環境省のHPを見ると7月20日現在で7,335の団体が登録しているようです。
私の事務所でも「チーム・マイナス6%」に参加しており、冷房設定温度28度を守るよう、たびたびお達しが回ります。(それって普段守ってないから?)
空調機側での設定温度を28度にすると、事務所の室温はもっと高温となり、同僚たちは「暑い……暑すぎるぅ……」とへたばっています。
ある企業(?)で、こんな嘆願メールが総務宛に届いたそうです。
<暑くてしょうがない。規則なので冷房設定温度を28度未満にできないことは仕方がないと思うが、かわりに各自のデスクに小型扇風機を一台ずつ配備してあげてほしい。会社は社員に対してそれぐらいしてもいいはずだ。>
チーム・マイナス6%への参加だけでなく、大金を投じてISO14001の認証取得もし、eラーニングを導入して定期的に環境教育を実施している企業に所属する課長の笑えない実話。
燃料電池内蔵の超環境配慮型扇風機を!という訴えではなかったみたいです。
環境省によると、すべての事業所等において、冷房の設定温度を、従来平均の26.2℃から28.0℃に上げることによって、ひと夏で約160~290万トンの二酸化炭素を削減することができるそうです。これは、京都議定書目標達成計画の中で、オフィスビルなどに割り当てられた削減量の約5~9%に相当する量だとか。
2005年2月の京都議定書の発効から1年以上が経過し、第一約束期間の開始である2008年が間近になりました。日本の温室効果ガス排出量は1990年より増加しており、これでは、2012年までに削減目標を達成することはかなり難しいといわざるを得ません。
産業部門では概ね目標が達成されているようですが、家庭部門においては、様々な対策が講じられているにもかかわらず、削減には結びついていません。生活水準が高いレベルに安定的に保たれている現代日本において、抜本的な電力消費量の削減など不可能というのが現実のようです。
結局、日本の政府は、クリーン開発メカニズム(CDM)をはじめとした京都メカニズムの活用という「裏技」に頼ることになるのでしょう。日本がより高度な省エネルギー技術を開発して自国の排出削減を目指すよりも、発展途上国に日本の現有技術を提供することによって、かつて日本が犯してきた大きな環境負荷の発生を未然に防ぐことの方が、地球全体の帳尻合せとしてはよりよい方法であるというわけです。
京都メカニズムを「詭弁だ」というつもりはありませんが、それでもやはり、肝心の温室効果ガスの総排出量は増え続ける事実を忘れてはいけないと思います。
実は、我が家には5年ぐらい前から冷房機がありません。10年以上使った大型のエアコンが故障した時、部品がないため修理できず廃棄することになったのですが、その後、新規に購入しませんでした。
環境によろしくないことはやらない主義というような志の高さでは決してなく、毎年、家電品のバーゲンを待ちながら、暑いことは暑いけれど我慢できるので、結果として買わずにすませている、というのが実際のところです。
地球にやさしいということは、少しぐらいの「あせも」は気にしないということに近いように思うのですがどうでしょうか?
投稿者 MCAT : 03:29 | コメント (12) | トラックバック
2006年07月18日
はじめまして。どうぞよろしく。
リレー・ブログのバトンを受け取りました。
ウォーミング・アップが不十分なので、最初からトップ・スピードで走ることはできないと思いますが、だんだんと加速していくように、そして何より最後まで走りきることができるように、マイペースでやってみます。どうぞ応援してください。
昨年(2005年)の10月にスタートして以来、前任の担当の方々の個性あふれる話題を楽しみにしてきました。いわば、このブログの「ファン」だったのですが、今回から話題提供の側で参加することになり、年甲斐もなく緊張しています。また、せっかくの機会なので、目いっぱい楽しみながらやらせてもらっちゃおうとも思っています。
仕事の合間に読んでいただいた時、ホッとしてもらえるような楽しい話題を探したいと考えています。技術士らしい硬派な話題はちょっと苦手(!)かもしれません。
まずは、私も簡単に自己紹介します。
・1960年代初頭生まれ。いわゆる「新人類が就職した」と、さかんに言われた世代です。
・建築設計事務所勤務。
・中学1年、高校2年、夫、ねこちゃん2匹の家族構成です。
・企画・計画してリストアップするのは大好きですが、実行力にはかなり怪しいものがあります。
そういえば、2002年の7月18日は沖縄に出張しておりました。
新エネルギー関連の仕事でした。
2ヵ年の業務でしたが、何度も沖縄日帰り(!)を経験いたしました。何事もやればできるものです。なつかしいです。
今後は仕事ではなく、100%バカンスで沖縄を訪れたいものです。
では最後に、ご近所の夕焼けを。
次男の父母会帰りに携帯電話で撮影しました。
2006年07月15日
ブログ担当交代します
リレーのバトンを渡す時期が来ました。今回の記事を最後に、担当を交代します。
最初のうちは、話題に乏しい生活だし、大丈夫かな、とちょっと不安だったのですが、いくつか記事を書くうちに、いただいたコメント等に励まされて、だんだん気楽になってきました。みなさん、どうもありがとうございました。
引き続き、新担当の方にご期待ください。
2006年07月08日
ITスキル標準プロフェッショナルコミュニティフォーラム(IPCF)2006に行ってきました
情報工学関連の方でないと馴染みがないかと思いますので、宣伝がてらご紹介。
ITスキル標準とは、「各種IT関連サービスの提供に必要とされる能力を明確化・体系化した指標」のことです。略称でITSSとも称されます。
なんのこっちゃ、かもしれませんが、今回はこれの中身のお話ではありません(もしご興味がある方がいらっしゃいましたら、詳細は http://www.ipa.go.jp/jinzai/itss/index.html ご参照)。
これに関わるフォーラムに行ってきました、という話です。
昨日一日がかりのフォーラムだったので、休暇とって行ってきました。いろいろな発表があり、それぞれに考えさせられるもので、有意義な時間ではあったのですが、どうにも気になることがありました。
資料も発表者の言葉も、カタカナと、英文字略称だらけなんです。この手の言葉をそこそこ使い慣れている私ですら違和感を覚えるほどですから、普段IT系の言葉を聞き慣れていない方々が聞いたら、ほんとに「何のこっちゃ」だったのではないかと思います。
まあ、今回は聴講者も(恐らくは)関連業界の人ですから、それを承知で、ということはあると思いますが、美しい日本語にしようという努力はなかったのではないかなあ、と邪推してしまいます。内輪だけでやっている間はそれでもいいのだと思いますが…。
広く一般に広めようとしているものとか、専門外の方にわかってもらおうという時には、簡潔に表せる専門用語よりも、多少泥臭くても聞き慣れている日本語で説明しないとすんなり行かないな、聴いたり読んだりする気にならないもの、とこれも勉強させていただきました。
今回のフォーラムで一番勉強になったことかも。主催者の意図とは外れていると思いますが(^^;
投稿者 misto : 18:27 | コメント (2) | トラックバック
2006年07月01日
機嫌の悪い日
先日、成人病検診とやらを受けてきました。もちろん初めてではなく、だいたい要領はわかっているのですが、いくつかある大嫌いなものの一つです。
正確に言えば、嫌いなのは胃のレントゲン。でも、いぢめられてるわけではないことはわかっているので、私はがんばりました。嫌いなバリウムも飲んだし、注射も我慢しました。台の上でぐるぐる回るのも上手にできました。
担当の技師の方は申し訳ないくらい腰が低いという感じ。指示をすればいい立場なのですが、「はい、もう少し右を向いてくださいねー、はい、いいですよー、もう少しがんばってくださいねー」みたいな感じ。これって、きっと私みたいにこの検査が嫌いで、機嫌悪く臨む人が多いからではないかと(^^;
検査してくれる人には悪いんだけど、あれは嫌いなんだ。もちろん、彼らに当たったりすることはしない程度の理性は備えている(つもりな)のですが。