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2006年07月08日
ITスキル標準プロフェッショナルコミュニティフォーラム(IPCF)2006に行ってきました
情報工学関連の方でないと馴染みがないかと思いますので、宣伝がてらご紹介。
ITスキル標準とは、「各種IT関連サービスの提供に必要とされる能力を明確化・体系化した指標」のことです。略称でITSSとも称されます。
なんのこっちゃ、かもしれませんが、今回はこれの中身のお話ではありません(もしご興味がある方がいらっしゃいましたら、詳細は http://www.ipa.go.jp/jinzai/itss/index.html ご参照)。
これに関わるフォーラムに行ってきました、という話です。
昨日一日がかりのフォーラムだったので、休暇とって行ってきました。いろいろな発表があり、それぞれに考えさせられるもので、有意義な時間ではあったのですが、どうにも気になることがありました。
資料も発表者の言葉も、カタカナと、英文字略称だらけなんです。この手の言葉をそこそこ使い慣れている私ですら違和感を覚えるほどですから、普段IT系の言葉を聞き慣れていない方々が聞いたら、ほんとに「何のこっちゃ」だったのではないかと思います。
まあ、今回は聴講者も(恐らくは)関連業界の人ですから、それを承知で、ということはあると思いますが、美しい日本語にしようという努力はなかったのではないかなあ、と邪推してしまいます。内輪だけでやっている間はそれでもいいのだと思いますが…。
広く一般に広めようとしているものとか、専門外の方にわかってもらおうという時には、簡潔に表せる専門用語よりも、多少泥臭くても聞き慣れている日本語で説明しないとすんなり行かないな、聴いたり読んだりする気にならないもの、とこれも勉強させていただきました。
今回のフォーラムで一番勉強になったことかも。主催者の意図とは外れていると思いますが(^^;
投稿者 misto : 2006年07月08日 18:27
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コメント
確かに、用語については、注意しなければならないと実感した経験が少なからずあります。特に、いつも同じ分野の人と話していると、普通に通じる言葉が、他の業界の人には通じなくて、「あっ、これ 専門用語だったんだ!」と気づいた経験があります。
情報工学関係では、環境という言葉を、コンピュータのOSまわりやインターネットの接続方法などをひっくるめた言い方としてよく使うのですが
Aさん「メールの添付ファイルがうまく開けなかったのですが」
私 「環境によるかも知れませんね」
Aさん「確かに、うちは田舎ですが・・・?」
(これは、実話です。)
投稿者 authenticity : 2006年07月11日 12:54
うーん、「環境」か…
これは、専門用語なんて意識せずに使っていました。これからも使ってしまいそう。
カタカナ言葉は、意識して言い換えることもできるのですが、こういうのはかえって難しいですね。
Aさん、「???」だったのでしょうね(^^;
投稿者 misto : 2006年07月11日 22:25