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2006年08月29日
天地始粛(てんちはじめてさむし)
天地始粛、天地の暑さもようやく鎮まってくるという頃です。
今日は栃木に出張してきました。駅から訪問先まで歩いていきましたが、気温は30℃を越え、目も眩むほどの物凄い暑さでした。
炎天下でサッカーする子供達。
左側はスギ、右側はイチョウ、圧巻の並木。
二十四節気では「処暑」、暑さが峠を越え、初めて退き始める時期のはずです。ところが実際には、例年9月中旬まで相当な暑さが続きます。
二十四節気のことばの表す意味と実際の季節感とが、ややズレてしっくりこないと感じることがよくあります。二十四節気は、気候の異なる中国に由来するからかしら……、と思っていましたが、このズレの原因を詳しく解説しているサイトを発見しましたのでご紹介いたします。
「こよみのページ」http://koyomi8.com/reki_doc/doc_0702.htm
8月下旬、中国の黄河中流域と東京都では、実際に平均約6℃の気温差があるようです。体感する季節感が1ヶ月ぐらいずれるのは当然のことなのかもしれません。
「季節の先取り」という言葉がある通り、季節の変化を少し早目に、暦の言葉で意識することができるのは、かえっていいことなのではと思います。
8月29日は「焼肉の日」。語呂合せです。
この時期、焼肉を食べてスタミナを回復し、残暑を乗り切ろうと、提唱されました。
こちらの季節感の方がピンときますね。
投稿者 MCAT : 2006年08月29日 23:23
コメント
てんちはじめてさむしですか。
私の住んでいるところでは、今年は、本当に8月29日から、ちょっと涼しい風が流れたように思いました。
投稿者 一口カステラ : 2006年09月03日 04:26
昨日(9/3)野球の試合、汗だくで炎天下で過ごしました。
16時近くなると、たしかに少し風が涼しくなったように感じました。
投稿者 MCAT : 2006年09月04日 01:33