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2007年01月07日
七草粥
正月七日といえば,やはり七草粥ですね。
子供の頃は実家の近くでも雑草がたくさん生えていて,七草など空き地から摘んできたものでした。ただし,七草のうち,スズナ,スズシロ,セリはさすがに空き地には生えていませんでしたので,その代わりにオオバコなどの食べられる草を適当に摘んでいたのですが。
今の自宅の周りにも,実家の周りと同じ四草(ナズナ,ゴギョウ,ハコベ,ホトケノザ)が生えていますが,犬の散歩道に当たるのでこれも残念ながら摘む気になれず,結局,七草パックを農協などで買ってきています。
スズナ,スズシロ,セリ
ナズナ,ゴギョウ
ハコベラ,ホトケノザ
本当の春の七草にこだわらなくても,冷蔵庫にあるあり合わせの野菜でも良い気がしつつ,でもやっぱり七草にこだわりたいような気もして。味付けも,中華風や洋風にしてみたりしたこともありますが,今は原点に回帰して塩味のみにしています。こうしてだんだん頑固婆になっていくのでしょうねえ。
投稿者 watanabe : 2007年01月07日 17:30
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コメント
実家にいるときも、七草粥は食べたことがなくて、今でも食べている人が羨ましいです。私が作らなくてはいけないのですが実家で食べていないと伝わらないですね。東京ではあまり見かけませんが写真の七草をみるとそれぞれ違いますね。でも、ほとけのざなど見たこともないので勉強になります。watanabeさん作って食べているとの事。すばらしい。
投稿者 秋桜 : 2007年01月07日 19:54
秋桜さん,七草粥は,七草を手に入れさえすれば簡単にできますよ。来年(もう???)はいかがですか。特別に美味しいというわけではありませんが,おせち料理と同じで,ないと何となく淋しいかなあ,というところです。
投稿者 ひよこ : 2007年01月07日 21:43
ウチでも毎年七草粥を食べます。たぶん、材料は近所に生えているのでしょうか、八百屋さんからセットのものを買ってきています。私は名前がわからなくて、ゴギョウはハハコグサのことみたいですね。ホトケノザは花が咲けばわかりますが、葉っぱだけだと見分けが付きません。
ウチはお餅はなしです。もう、お正月中食べすぎで、胃袋に入る余地がありませ~ん。
投稿者 shiratori : 2007年01月08日 10:26
白鳥さん,そうです。ゴギョウはハハコグサです。ホトケノザはタビラコです。たぶん,ロケット状の葉を仏様がすわる座に見立てたのだと思います。ナズナはペンペングサだし,ハコベラはハコベだし,本当にその辺に自生している雑草(失礼)ばかりですよね。でも,雪の下から緑が出てきたら,昔の人はそれだけで嬉しかったのだろうと思います。お餅はお腹がいっぱいになるので悩みましたが,柔らかくなったお餅に米粒がついたところが好きなんです~。
投稿者 ひよこ : 2007年01月08日 13:21
春を待ちわびる草の嬉しさは格別ですよね。たんぽぽの若葉などを天ぷらにするとおいしいですよね。それは贅沢極まりないと思います。ひよこさんやみなさんと一緒に味わってみたいです。おいしいお酒と一緒に...
投稿者 shiratori : 2007年01月11日 20:23
本当ですね,白鳥さん。私も山菜の天ぷらが大好きで,何もしなくても毎春新芽を出してくれる木々とそれを育む山に感謝しています。気の置けない友とともにする美味しい酒肴,たまりませんね。
投稿者 ひよこ : 2007年01月12日 19:44