2007年01月22日
塩釜魚市場
東京から友人が遊びに来るというので,宮城の旬の魚でもてなしたいと思って塩釜港にある魚市場へ行ってきました。うちから車で30分ほどの距離です。
今の時期,何といっても美味しいのはタラ。タラなんて湯豆腐の飾り程度にしか思っていませんでしたが,鮮度の良いタラは刺身で食べられることをこちらへ来て初めて知りました。脂がのっていてほのかに甘く本当に美味しい。昆布締めも最高です。白子もタラコも,ポン酢をかけたり醤油に漬けたりして生で食べられます。左は真ダラ,右は巨大な助宗タラ。
宮城の冬にかかせない,ナメタガレイ(左)と吉次(右)。ナメタは煮付けで,吉次は焼いていただきます。
七ヶ浜の黒ソイ(左)にノド黒(右)。黒ソイは刺身,ノド黒は焼き魚。
イカも旬です。ヤリイカにスルメイカ(左)。まだまだカキも忘れてはなりません。春の味覚の貝類もずいぶん出ていました。赤貝にホタテにツブ貝(右)。
アワビ(左)のステーキも,ナマコ(右)の酢の物も捨てがたし。
もちろん,マグロもあります(左)。頭も欲しければ(右)。
ちゃんと小売もしてくれます(左)。ほっぺ(右)のステーキもおいしい。
カニも旬です。上の写真で,まぐろのほっぺの左にあったスクモガニに毛ガニ(左)。毛ガニの奥にタラバもあります(右)。
タコはミズダコが旬ですが,ゆでタコ専門というお店もあります(左)。ゆで具合が技の見せどころ。ボタンエビは刺身で(右)。
紅鮭(左)にイナダ(右)も冬の魚の代表格,日々の食卓に欠かせません。
アナゴや太刀魚(左)も定期的に食べたくなる魚。変わったものでは,タコの卵にサメの心臓(右)。タコの卵は生のままポン酢で,サメの心臓は煮ても焼いてもOKです。
大きい魚は漁師さんがその場で下ろしてもくれるし(左),切り身や開き,漬け魚もあります(右)。
一仕事終えて団欒する一家(左)や,一人で切り盛りしているおばあちゃん(右)。市場は朝早いし(朝3時から午後1時まで),建物の中とはいえ外と同じ気温で寒いんです。お疲れさま。
結局この日は,マダラ1匹,イナダ1匹,ミズダコの足1本,ツブ貝1ザル,アンキモ1腹を買いました。でも,何も買わなくても見て歩いたり,魚の名前や調理方法を教えてもらうだけで,楽しい楽しい魚市場です。
投稿者 watanabe : 2007年01月22日 22:00
コメント
すごいバリエーションで目移りしそうです。
たこの卵やさめの心臓なんて、はじめてで!
マグロのほほが1000円って、安いのでないでしょうか。
食べたことないですけど、いかにもおいしそう。
ボタン海老も食べたい!いいないいな。
ノドクロって、外見はかわいいんですね。
こちらだと築地があるんですけど、まだ行ったことがないんです。
中のおすし屋さんがおいしいそうです。
行かなくっちゃ!とこのブログを見ていて思いました。
今年の目標!でっす。
投稿者 shiratori : 2007年01月24日 17:55
白鳥さん,築地のお寿司屋さん,もう20年も前の話ですけれど何度か行きました。美味しかったですよ! 塩釜の魚ももちろん美味しいですが,築地には全国から良いものが集まるので居ながらにして新鮮な魚が食べられます。ぜひ今年の目標を達成してくださいね。
塩釜の市場は安くて新鮮なのですが,総じて量が多いので友人が来る時などによく利用します。後は,2~3ヶ月に一度,冷凍庫を空っぽにしてから買出しに行きます。
投稿者 ひよこ : 2007年01月25日 19:12