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2007年05月02日
Waltz for Debby
以前、友達とジャズのコンサートに行っていました。
その頃、
ビル・エヴァンスの「Waltz for Debby」をいただきました。
お客さんの食器が鳴る音も調和していて、素敵です。(^o^)/♪
下北沢の「カフェ トロワ・シャンブル」という喫茶店に行った時に、
「Bill Evans A Tribute」の「Waltz for Debby」が流れていました。♪
(http://www.shimokitazawa.org/contents/tenpo/hyousi/cafe_troischambres.htm
http://ivory.ap.teacup.com/itsforyou/img/1137947678.jpg)
トリビュート盤ですので、
ビル・エヴァンスの演奏でなく、
アレンジもかなり違っているのですが、
それもまた、素敵でした。(^o^)/♪
(後で探しましたが、廃盤でした。(゚ ε ゚))
青山の骨董道りの近くの、ブルーノート東京の、
ハービー・ハンコックのコンサートに行っても思ったのですが、
最近は、
アフリカやインドといった民族音楽と、
ジャズの融合みたいな方向に走っているのではないかなあと思います。
私は、ボサノバのイリアーヌ・イリアスが好きだったことがあり、
コンサートに行きまして、
歳月の流れるのは早いなあと思いました。
昨年、「のだめカンタービレ」を、テレビで見て、
先にマンガで読んでいましたが、
おもしろかったです。
上野の奏楽堂で、
藝大の学生さんが、「木曜コンサート」をします。♬
(http://www.taitocity.net/taito/sougakudou/mokukon.html)
芸大独特の空気がいいなあと思います。
成績に影響するからか、
指導の教授が見ているからか、
必死に演奏します。
演奏がまだちょっとでも、
一生懸命が伝わります。
ピアノ、弦楽、声楽や、
指揮、古楽に至るまで、
毎回、演奏する科が違います。
打楽器が、先生共々楽しそうで、よかったです。ヽ(´▽`)ノ
コンサートの後は、美術館に行っていました。
今まで行った中では、
3年前に、国立西洋美術館であった、
「ヴァチカン美術館所蔵古代ローマ彫刻展」が、よかったです。ヽ(゚▽゚)ノ
(http://www.nmwa.go.jp/jp/html/2004collection.html)
昔、世界史の教科書や石膏デッサンで勉強した、
ユリウス・カエサル、オクタビアヌス(アウグストゥス)、トラヤヌス、
マルクス・アウレリウス・アントニヌス(カラカラ)の彫刻の、
なんと本物が、
目の前にありました。( ゚ 0 ゚ )
「人は現世に何を求め、何を残そうとするのか」、
「ラテン語「VIXERVNT OMNES」は「彼らは皆生きた」という意味である。
ローマ人は生を全うしたことをこう表現し、
その「生きた証」を肖像に刻んだ。」
と、紹介されていましたように、
古代ローマでは、
普通の一般の人も、
お墓に、
肖像や、業績や、仕事姿や、人柄等を刻んでいました。
確か、
~~は~~な性格の子で、少なくとも何年何ヶ月生きたと、
親が刻んだ、子供のお墓がありました。
お墓だけれど、生き生きとして、温かい言葉が刻まれていて、
なかなかいいなあと思いました。
中村元先生の、
「東洋のこころ」(講談社学術文庫)という本に、
次のようなお話しがあります。
ボンベイの文化協会の人々からいただいた、
インド最古の文献である「リグ・ヴェーダ」のインド版の見返し部分の、
「右側には「中村元にこの書物を贈呈する」と書いてあるのですが、
普通われわれなり西洋人がしるすしかたとは違って、
サンスクリット語でくわしく書いてあります。
どう書いてあるかといいますと、
「中村の家に生まれたるキヨジ
(これはわたくしの父、中村喜代治の名前です)の子息であるところの、
宇井博士の弟子であるところの
中村元にこの書物を贈呈する」
と書いてあります。
これがインドの伝統的なしきたりなのです。」
お話しは少し変わりますが、
この本には、次のようなお話しもあります。
「こういう気持ちが、やがて人間の間に平和をもたらすのです。
これはまたとくに浄土教において慈悲として説かれました。
これがわが国では現実に具現され、
少なくとも仏教がさかんだった時代には残酷な刑罰はおこなわれませんでした。
これと同様なことはインドでもいわれます。
ことにわが国の平安時代には、
三百五十年の間国家の裁判による死刑が一度もおこなわれませんでした。
これはおどろくべきことです。
ではどうして世の中を統治することができたのか、
これは将来解明されるべき問題だと思います。」
弁護士の先生が書かれた
「負けない交渉術」(大橋弘昌著 ダイヤモンド社)という本に、
次のようなお話しがあります。
「ジェフが言った。
「現代の日本人には、
「アグレッシブな交渉ができない」
「貯蓄率が高い」
「独立して事業を興す人が少ない」
「周りの目を気にして人と違うことをしたがらない」
「子供をつくらない」などの傾向がある。
これらは一見、バラバラな問題のように見えるが、
実は共通する特質がある。
それは、現代の日本人が「リスクを負わない」ということだ」
「なるほど」
思わず相槌を打ってしまった。」
この本は、次のように続くのですが、
「もちろん、強気の交渉ができないことと、
少子化が同じ原因だというのは、乱暴な議論だとの異論もあろう。」
私も「なるほど」と思いました。
裁判員制度が、
2009年5月までに始まる予定だそうです。
(http://www.saibanin.courts.go.jp/)
一般の人が、
刑事裁判に参加して、
有罪かどうかを決める制度で、
抽選で無作為に選ばれるそうです。
選ばれて、
裁判に行かないと、
お金を払わなければいけないそうです。
お金を払う人は、
どんな人なんだろうなあと思います。
お仕事のお忙しい方や、
お金に余裕のある方なのかなあと思ったりします。
無作為でなくなってしまうかもなあと思ったりします。
裁判に行かなかったことで、
死刑が決まる
ということもあるかもしれないなあと思ったりします。( ゚ 0 ゚ )
裁判に行って、
間違って(裁判で決まったら間違いではないということになるのでしょうが)、
死刑になったらどうしようと思ったりします。( ゚ 0 ゚ )
誰か私のくじ運を上げる方法をご存知でしょうか。
弁護士や検察官や裁判官の、
司法試験が難しいのは、
法律や判例等を、
むちゃくちゃ一杯覚えないといけないから
ということもあるのではないかなあと思ったりします。
アメリカなどの外国で実施されているそうですが、
この制度が行われて、
私は法律や判例等に走れるかなあと思ったりします。
東京国立博物館は、
閉館前ですと、
時には、鳥獣戯画、
時には、尾形光琳の八橋蒔絵螺鈿硯箱といった、
国宝もひとり占めできたのですが、
ミイラさんが置かれていることを知ってから、
なんとなく、上野に行かなくなってしまいました。
(http://www.tnm.jp/jp/servlet/Con?pageId=B07&processId=02&colid=TJ1835
↑ミイラさんの写真が出ます。)
ミイラさんが、お国に帰れればいいのになあと思います。
投稿者 ほうれんそう : 2007年05月02日 22:29
コメント
ほうれんそうさんって、趣味もすごく多いんですね。
私は昔は少しピアノを弾きましたが、今はまったく音楽とは無縁の生活です。
ジャズもまったくわかりませんが、一度神戸のお店に連れて行ってもらったことがありました。
そこは、カップルはもちろん、子供も一緒の家族連れも多くて、私のジャズのイメージとはまったく違ってました。
とても明るくておしゃれでくつろげる雰囲気でした。
生の音楽は良いですね。
投稿者 shiratori : 2007年05月05日 20:22
コメントありがとうございます。
「1000世帯あたりのピアノの所有台数が日本一多い(1999年、359台)」のは奈良県だそうです。
(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A5%88%E8%89%AF%E7%9C%8C)
ピアノを習っていた先生の家は、天理教でいらっしゃいました。
おつとめをなさっていらっしゃる中、
先生のお部屋で、私もピアノを弾いていました。
生の音楽もいろいろあるかもしれません。
投稿者 ほうれんそう : 2007年05月09日 21:03