« 遠州浜松日記-1 | メイン | 遠州浜松日記-3 »
2007年10月07日
遠州浜松日記-2
遠州縞(えんしゅうじま)10/7
遠州縞は、綿素材で作られ、
黒に近い紺色地にチョンチョン絣(かすり)と呼ばれる
細いカスリ糸をタテ糸に配した縞柄の織物です。
縞柄の構成は、親縞と言う太い縞の横に、
子縞と言うカスリ糸の配置を特長とします。
親子が寄り添うようなイメージで設計されています。
夏は水色系統の糸を入れて「夏縞」、
冬は赤系統の色を入れて「冬縞」と呼び、
ささやかなおしゃれ心を満足させていたのです。
遠州織物は、江戸時代の中期に農家の副業として、
女たちによって織り始められました。末期には、
織物生産の技術と織機が進歩・改善されて、
農家の副業から専業へと移り変わってきました。
織物業の主な働き手は女たちでした。
「小山みい」「木俣くら」といった女性たちの活躍は有名です。
浜松女の心意気のルーツとも言えます。
ここらへんの女傑の話、だんだん紹介させてください。(紫屋)
投稿者 murasakiya : 2007年10月07日 19:26
コメント
浜松にはいまから25年以上前にヤマハの仕事で毎週のように通いました。でも仕事だけで帰ってくるので他に行くことはなかったので楽しみにしています。
浜松は楽器の町で楽器博物館はとても立派ですね。この遠州織は農家の女性は作ったとのことで素朴な感じがしますが現代では粋な感じもしますね。ちょっと着て見たい感じです。
murasakiyaさんも着ていますか?
投稿者 秋桜 : 2007年10月08日 18:21
秋桜様
紫屋です。
ヤマハさんの仕事をなさっていたのですか。
有り難うございます。
遠州縞、もちろん私も着ています。
モデル資質がないので割愛しました。
縞はおっしゃるとおり結構粋です。くっきりしたところが
魅力です。今は一反6000円くらいで販売されています。
今後ともよろしくお願いします。(10/8)
投稿者 murasakiya : 2007年10月08日 22:10
縞は粋ですよね。紺地の縞がほしいなー。
一旦6,000円はとてもリーズナブルです。さすが綿!
日常的に着られるような生活に憧れちゃいます。
投稿者 shiratori : 2007年10月09日 19:43
shiratori様
遠州縞に興味を持ってくださって有り難うございます。
1~2mだったら、手持ちの中から差し上げます。
ランチョンマットなんかにして楽しんでください。(紫屋)
投稿者 murasakiya : 2007年10月10日 11:32
紫屋さん、本当ですか!!
もう、嬉しくって言葉もありません。
いいんですか?本当に?
是非是非メールをくださいませ。
速攻で送り先住所をお知らせいたします。
ありがとうございまっす!
投稿者 shiratori : 2007年10月10日 18:14