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2008年01月17日

理科離れ(大分便り25)

なんか、いつも食べ物の話と子供の話しか書いていないので、
ちょっと真面目に「理科離れ」について大分での活動とともに
考察(???)してみました。

いたずら好きな私からしたら

ナンデ理科が面白くないんだろう?

と不思議で仕方がありません。
机の上で計算したり、記号を暗記したりしなきゃいけないことが
メインになっているからなのでしょうか?
大分に来てからは、年に数回、おもしろ科学教室や夏休み子供
サイエンス教室で小学生と一緒に実験しています。
昨年はこの他にも2回、小学校に理科遊びを教えに出かけました。
(大分県の理科支援特別講師に登録したので)
で・・・・
感じたことは・・・・・・
やっぱり、小学生ぐらいまでは理科実験好きな子、多いということ。
私が行うのは野菜や果物から簡単にDNAをとりだして、
それを触ってみたり(触った感じが鼻水みたい~と大騒ぎしてました(笑))、
顕微鏡でタマネギの薄皮をのぞいてみたり
という本当に実験と言うよりも、単純な遊び。
親に「ダメよ」と言われているだろうことを実験と言うことで正当化して(へへ)
「実験だから、今日はブロッコリーをグチャグチャにつぶしてしまうぞ~!!」
「今日はお父さんお母さんがみんなのお弟子さんだぁ!みんなが先生だよ!!」
なんていうと子供達は大喜びで、実験の後、こちらが想像もしないような
質問を沢山投げかけてくれます。
こういう子供達見ていると、理科離れ、ほんとうなの?という気がします。
難しくしなくても、日頃の遊びの中に理科を取り入れられたら随分楽しいと
思うんだけどなぁ~!
何てことを考えながら、学生さんと毎日真面目にお勉強(!)しています。
ホントですって!!!!!

投稿者 dedemama : 2008年01月17日 13:11

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コメント

 理科離れの原因のひとつとして、娘が高校生になってはじめてわかったのですが、今の高校生は物理Iを勉強しなくても卒業できるのですね。もう高2から理系文系を分けて、文系の子は物理も微分積分も知らずに、終わってしまうのです。
 このように、中学・高校の勉強が、受験のためのものになっていることが、理科離れを招いているような気がします。本来は、生活に密着して、とても面白い分野なのに、もったいないですよね。
 逆に、日本史・世界史をさわりしか やらないのも世間を狭くするというか、旅行してもつまらないし、大河ドラマも楽しめないじゃないですか。
もっと、教養としての勉強を幅広くできるようにしてほしいです。

投稿者 authenticity : 2008年01月17日 22:55

えぇ~!!!そうなんですか!
私の時も既に高2から理系文系に分かれましたが、
理系に進んでいたので、物理に関してはイヤイヤながらやっていた記憶しかありません(^^;;;
後の科目は楽しかったけど(へへへ)
受験用のお勉強
だけだったら、楽しくはないですよね。
高校時代、日本史とってましたが、
あんまり楽しくなかったかなぁ~。
中学校時代の先生の教え方があまりにも面白く、
(その時々の時事ネタを入れながら、まるで詠うように、
歴史絵巻を見るように教えていただきました。その頃は
大好きな科目だったんですが・・・・・)
高校時代の先生の教え方が
ただ、教科書を読むだけだったので、
高校時代に歴史が本当に嫌いになってしまいました(あぁ~)
先生って大事ですね・・・・・・・
・・・・・・・
頑張ります!!

投稿者 ででまま : 2008年01月18日 16:37

そうですね。なぜか、歴史は特に先生によって おもしろさが全然違うような気がしますね。
私も実は物理が楽しく感じるようになったのは、大学へ行ってから、電気や力学の実験をしてからです。ついでに、大学の授業で一番役に立ったと思ったのは、レポートの書き方を教えてもらったことです。

投稿者 authenticity : 2008年01月19日 10:17