2008年05月27日

源氏でございます

 この季節になると 夜、8時、9時頃我が家の裏が騒がしくなります。
 それも 子供たちの声が

 そう蛍です。

 裏の竹林の向こうに水源があって、毎年 蛍が飛ぶのです。
今年も、昨日 見に行ったら 飛んでいました。
わずか数匹ですが、お尻を光らせながら 飛んでいる姿は幻想的です。

 家のすぐそばなのですが、なんだか非日常的で 
この季節、家事を早めに切り上げ、子供と一緒に何度も見に行きます。

蛍2006.jpg
蛍2007.jpg

 お隣の方にお聞きすると、
 この地区は水源の多いところなので、15,6年前はもっとたくさん飛んでいたそうです。
「すっかり少なくなって」と言われていました。

 蛍を守る会があったり、地元の人たちが水路を整備したりしてがんばっているのですが、
難しいですね。
 何より水源の水量が減っているのが いけないようです。
 水源の上のほうにあった小高い森は切り開かれて住宅地になりました。
その影響も大きいのでしょう。

 どうしたら 子供たち、孫たちに ‘蛍‘に代表される自然 を残せるのだろうか?
 まだ間に合うのだろうか?

 わずか 数匹で飛ぶ蛍を見ているととても切ない思いを感じます。

投稿者 karasu : 21:34 | コメント (2) | トラックバック

2008年05月11日

雨後の、、、  成長記録

 ここ2,3日少し季節が戻ったようで 雨がちの涼しい日が続いていますね。

 私の家は貸家なのですが、非常に閑静なところにあり、家の南側に
小さな竹林があるのです。

up1.JPG

で、桜の花が終わった頃から ぽこぽこと かわいいのが顔を出します。

up2.JPG

こちらに越してきたはじめの年はその成長振りにびっくりしました。

こんな感じに成長していきます。

1_1.JPG
    4月10日撮影         4月15日撮影         4月20日撮影
1_2.JPG
    4月25日撮影         4月30日撮影         5月5日撮影

全体写真だと 少しわかりずらいので、上の右のほうの一本に注目して毎日撮影しました。
中央_1.JPG
  頭を出して7日目      8日目         9日目

中央_2.JPG
     10日目        11日目        12日目

中央_3.JPG
     13日目        14日目        15日目

ほんとにかわいい頭が出たと思ったらあっという間に 大きくなります。
この季節 雨が多いので 「天気が悪い」 と観察を一日サボると 大変
まさに 「雨後の竹の子」です。

でも もう盛りは過ぎたのか 少し落ち着いてきました。

この竹林、冬はリビングに日があまり差し込まないので少しいやですが、
風の音は気持ちがいいし、寄ってくる小鳥を観察できたり、
夏場はクーラいらずだったりと、隣の地主さんに感謝です。
(もちろん 竹の子もたくさんいただきます。)

投稿者 karasu : 21:58 | コメント (4) | トラックバック

2008年04月03日

桜の花

さくら2.JPG

今年の関東の桜はお天気のめぐりがいいのか、
一気に咲いたのでとても綺麗です。

私も先週末、公園の桜を見に行きました。
天気が余りよくなく、空が白くて映えませんでしたが、とても綺麗でした。

この季節、数年前から 桜を使った “さくら歌” なるものが
よく流れるようになりました。
ラジオのパーソナリティが「日本人のさくらに対する思いが
単なる花を超えるものがあるからでしょうね。」
と言っていましたが、私も
“桜の花”に 別れの切なさと、新しい出会いへの淡い期待を感じます。
そして同じように感じる人が多いから、多くの“さくら歌”が作られ、
歌われるのだろうと思います。
これも日本の文化なのでしょう。

こんな 他愛のない感情をメディアを通じて多くの人と共感できる
この幸運に感謝しつつ、残りわずかな花の命を愛でてあげたい。

今週末まではもたないかしら。

さくら1.JPG

投稿者 karasu : 00:40 | コメント (3) | トラックバック

2008年01月18日

明日から(大分便り26)

明日からセンター試験です。
何だか、感慨深いものがあります。
頑張れ受験生!!

私がお勤めしているところも試験会場となります。
例年、この時期は雪が降ったりと非常に寒いのですが・・・
(現役の時だったか、浪人したときだったか忘れましたが、
 私が受験したときも雪ふっていたっけ・・・・)

チビ怪獣がいるため、私は明日、明後日はお休みです。
(私が日頃利用している部屋へも立入禁止なので)
何事もなく、無事、終了することを、
チビ怪獣とともに祈ることにします。

・・・・仕事場・・・片づけなきゃ・・・・・
春休みに手を付けられるかなぁ・・・・・

投稿者 dedemama : 16:26 | トラックバック

2008年01月16日

イチゴ狩りの季節です(大分便り24)

「さむ~くなったらイチゴ狩り行こうな」
というチビ怪獣デデゴンとの約束を果たしに
先日行って来ました。
温室の中でミツバチ達がせっせとイチゴの花の間を
飛び回っていました。
PAP_0204.JPG
これは、紅乙女という種類のいちご。
ここのイチゴ狩りは食べ放題ではなく、買い取り式。
なので、でで君、一生懸命できるだけ大きいのを
ひとつひとーつ大切そうにハサミで切っていました。
でで君が見つけた最大級のイチゴです。(ちなみに手は私、ママの手です)
ichigo.jpg
大きいでしょ。
沢山とってきたので、イチゴと牛乳を使ったババロアを作ってみました。
babaroa.jpg
「ママ、またちゅくってな。」
とでで君に好評でした!

ちなみに、沢山とってきたにもかかわらず、ママの口に入ったイチゴはなんと3粒だけでした。
あーあー・・・・・

投稿者 dedemama : 12:52 | コメント (2)

2008年01月08日

雪の阿蘇(大分便り19)

昨年末から、今年のはじめ、
全国的に寒波が到来したようですが、
熊本でも阿蘇に雪が積もりました。
写真は、大分から熊本へ移動する途中の「なみの」の道の駅
からの風景です。
yukinoaso.JPG
その寒い中、
我が家のチビ怪獣は元気いっぱいに雪の草千里へと
70歳を超えたおじさんと、70歳近いおじいちゃんを引き連れ!
ソリスキーを堪能しておりました。
ママは、実家でお留守しておりました。
やっぱり、子供は風の子、雪の子、元気が一番です!

投稿者 dedemama : 16:27 | コメント (2) | トラックバック

2007年09月29日

夏の片付け

 鉢を並べている棚の上に掛けていた日よけの寒冷紗や、和室の外に掛けていたスダレを外しました。また、アサガオ、フウセンカズラ、ケイトウ、センニチコウなどの種を取り、来年用に、封筒に区分して片付けました。夏に蒔いたパンジー、ビオラ、チェイランサスなどが、今年はあまり調子がよくなく、ポットにとってからクタッとして、一部が枯れてしまい、苗の数が例年より少なくなってしまいました。暑さのせいなのか、土がよくなかったのか、原因はわかりませんが、これが園芸の難しいところ。うまく育った苗でレイアウトを考えていきます。

サガギク
サガ.jpgサガギク.jpg 
 

 
 
  
サガ全体.jpg 花弁が細い、京都大覚寺(嵯峨御所といわれる)で有名な嵯峨菊です。キクの中で一番好きなのですが、時期的にまだ無理なので、以前の写真を載せます。
 
 
 

投稿者 yama : 18:11 | コメント (1) | トラックバック

2007年09月25日

中秋の名月

 今夜は中秋の名月です。満月は2日後だそうですが。
 先週は異常に暑かったのですが、ようやく涼しくなり、秋の夜らしくなってきました。曇り空ですが、雲の間から、大きい月が見えました。写真を撮ろうと思いましたが、うまくいかず、あきらめました。


ランタナ
ランタナ.jpgコバノ.jpg 初夏から秋にかけて花をつける花木です。小花が1カ所にまとまってたくさん咲きます。左は「七変化」といわれ、時間がたつにつれて色が変化するものです。右は下垂性のコバノランタナ。
 
 
 

投稿者 yama : 21:39 | コメント (2) | トラックバック

2007年09月18日

稲刈り

KC360046.jpgKC360047.jpg 今朝、出勤時、稲刈りをした田圃が目につきました。まだ刈っていないところもありました。連休は台風の影響で、雨が降ったり、風が強かったりしたので、稲刈りには向いていなかったと思います。今週末は小学校の運動会もあるので、よい天気になるといいのですが。
 
 
KC360050.jpg ヒガンバナが目に付くようになってきました。
 
 
 
 
 
 
 
 


コンロンカ(ハンカチの木)
ハンカチ.jpg 熱帯産の低木で,白いのは萼片です。植物園で見られるハンカチの木は、中国南西部の高山に自生するオオギリ科の樹木でもっと立派な白い苞ホウが垂れ下がりますが、園芸店ではこのコンロンカもハンカチの木とされています。夏中、咲いていました。

 
 

投稿者 yama : 20:32 | コメント (3) | トラックバック

2007年09月16日

メガネ

beppu.jpgbeppu2.jpg
 ふと鏡を見ると、メガネの赤いフレームの一部が色落ちしているのに気がつきました。温泉が好きで、温泉に行くときは古いメガネを掛けていくようにしているのですが、今年の春、由布院と別府に行ったときかけかえなかったからなのでしょうか。年数も経っていたし、作りかえることにしました。右の写真は、雨の別府温泉の思い出。
 先週、フレームを決め、視力をあわせてもらって、今日、仕上がったものを受け取ってきました。度数は進んでいなくて一安心。最近、縮小版図面を見ていて疲れるので、細かいものが見えにくくなってきているのかと心配でしたが。
 連休は、来年春に向けての苗作り。お盆休みに蒔いたパンジー、ビオラが本葉を展開し始めたので、ビニールポットに鉢あげしました。あと、ストック、スイートアリッサム、チェイランサスなどを鉢あげする予定。冬用のハボタンの苗に青虫がつくので、毎朝の点検実施中。

コスモス
コスモス.jpgコスモスwhite.jpg 秋の代表的な花ですが、6月頃から咲くものもあるようです。こぼれ種で毎年咲きます。群生して風に揺れているときれいです。
 
 
 
 
 

投稿者 yama : 17:05 | コメント (2) | トラックバック

2007年09月15日

 広島の往復で、赤川次郎の「桜色のハーフコート」(光文社文庫)を読みました。これは主人公が毎年年齢があがっていくシリーズです。主人公が15歳の時から、毎年、出版されるのを楽しみに読んでいます。現在34歳。内田作品とは少し雰囲気は違いますが、赤川作品も女性が生き生きと活躍していて、活動的で、読んでいて想像がふくらみ、楽しい作品が多いので、好きです。

昼間は暑いものの、朝晩涼しい風が吹くようになり、秋空が感じられるようになってきました。秋の七草です。
ハギ                    キキョウ
ハギ.jpgキキョウp.jpg
 
ナデシコ                  
ナデシコ.jpg
 
 
 
 


オミナエシ                フジバカマ
オミナエシ.jpgフジバカマ.jpg

クズ                ススキ
クズ.jpgススキ.jpg クズ、ススキは、うちの庭にはなくて、外に出た時に携帯で撮影しました。クズは近くの川原や空き地にいっぱいありますが、こういう花が咲くのは初めて見ました。 ススキは広島大学工学部近くで撮影。
 
 
 
 

投稿者 yama : 19:08 | コメント (2) | トラックバック

2007年09月11日

庭のデザイン

zu.jpg 数年前に、庭園デザイナーという通信教育を受けました。庭のデザインをして稼ごうというのではなく、自分の楽しみとして、こういう技術も追加しておこうという感じですが。
 庭のデザインの基本を体系的に学ぶいい機会でした。左図は、依頼内容に沿って平面配置を考えて描いた平面図、下のは、それとは別の課題で、示された平面図を立体視して示した透視図です。添削では「線がきれい」とほめられました。zu2.jpg 最近は手書きで図面を描くことはありませんが、若い頃は一応図面を描いていたんで、線引き技術はOK。

 あすから、広島での土木学会全国大会に行ってきます。 
 
トケイソウ
トケイソウ.jpg つる性植物です。今年はなかなか咲かず、最近ようやく咲き始めました。
 
 
 

投稿者 yama : 18:34 | コメント (3) | トラックバック

2007年09月04日

夏の終わり

 二学期が始まって、さっそく、小学校、中学校とも今日から給食開始で、運動会の練習をしていました。中学校は今週末が運動会かも。今週は、練習続きのようです。

ギョロッケ.jpg
山口の有名な惣菜、「魚ろっけ」です。スケトウタラとイトヨリダイのすり身、玉ねぎ、馬鈴薯を中身にし、パン粉を付けて揚げてあります。今日買ったのは、「ミニ」と書いてあり、直径6センチほどで、4個入り98円でした。
 
 
 
 

少し涼しくなり、朝顔がたくさん花をつけるようになりました。
chiaki.jpg今年はじめて咲かせた朝顔。千秋とさやか。sayaka.jpg
 
 
 
 
 
 
yaguruma.jpg矢車。右は西洋朝顔のヘブンリーブルー。blue.jpg
 
 
 
 
 

投稿者 yama : 18:18 | コメント (2) | トラックバック

2007年08月17日

バーベキュー

BBQ.jpg 一番下の子がアメリカ留学中で、今休暇で帰ってきているのですが、その友人が遊びに来てくれたので、庭でバーベキューをしました。バーベキューグリルも庭も珍しかったようで、喜んでくれていました。英語は少しは使えるかと思っていたのですが、スラスラとしゃべられるので、残念ながら部分的にしか聞き取れず、通訳してもらいました。
 最後に、手持ち花火を少ししました。これも珍しかったようです。


トレニア
トレニア.jpgトレニア3.jpg
 夏の暑さに強いトレニア。夏スミレともいわれます。紫色の他、赤と白、紫と白など色々あります。私は白が好きです。
  
トレニア2.jpg ほふく性のトレニア、サマーウェーブです。
 
 
 

トレニア4.jpg 黄色もあります。

 
 
 

投稿者 yama : 20:43 | コメント (3)

2007年08月15日

種まき

haru1.jpg 夏季休暇中なので、庭作業をじっくりしました。毎年、お盆休み後半は、パンジー、ビオラの種まきをしています。今年は15種類のパンジー、ビオラを蒔きました。haru2.jpg
 
 
 
 
 
 

haru3.jpg 花壇、壁掛け、ハンギングなど、たくさん使う予定です。これらは、今までのハンギングです。どんなイメージに仕上げるかを考えるのが楽しみです。
haru4.jpg
 
 
 
 
 


haru5.jpg 淡い青が好きなのですが、オレンジや黒などもアクセントとして使うと魅力的です。
 
 
 
 

投稿者 yama : 20:22 | コメント (3) | トラックバック

2007年08月14日

帰省

tera3.jpg 帰省してきました。途中、京都の泉湧寺に寄ってきました。暑かったのですが、庭がきれいで落ち着きました。
  
tera2.jpg
 
 
 
 
 
 

tera1.jpg こちらは、敷地内にある別の建物。雲龍院の座敷の窓。丸くて、その向こうの庭木がきれいに見えます。

 数日ルスにしただけでしたが、帰ると虫の声が非常に大きくなっていて、秋の訪れを感じました。とはいえ、不在中、タイマーで自動給水できるサンルーム内の鉢以外は、ペットボトル給水器を挿していた程度では、水不足でぐったりしていました。
 家を離れている子ども達が戻ってきました。この数日はにぎやかです。
 
 
 ハマユウ 
ハマユウ.jpg ハマユウです。多年草なので、毎年咲きます。
 
 
 
 
 

070814.jpg 泉湧寺仏殿、左に小さく写っているのが家族。
 
 
 
 
 

投稿者 yama : 20:27 | トラックバック

2007年08月06日

ちょうちんまつり

chouchin.jpg 8月6日、7日は旧暦の七夕で、山口では、ちょうちんまつりが行われます。日本三大火祭りの一つです。
 室町時代に、山口の大名、大内氏が、父母の冥福を祈るため笹竹の上に高灯籠を灯したのが始まりで、町の人々の盆行事として広まり、灯籠がちょうちんに変わっていったのだそうです。
 山口駅近くの商店街に、赤いちょうちんがたくさん飾られ、出店がでて、歩行者天国となります。中学生・高校生の女の子たちが浴衣姿で出かけるのを楽しみにしています。


 すだれ型
チョウチン.jpg これらの写真は、今年のものではありませんが、たくさん下がった赤いちょうちんの雰囲気をみてください。
 電球ではなく、本当の火なので、風が吹いて揺れるとちょうちんが燃えて落ちてしまいます。

 ツリー型
ツリー.jpg ツリー型に組み上げています。火を灯すのに苦労されていました。
 
 
 
 


オスイブタ.jpgマンホールの蓋に使っています。わかりにくいですが、下の方には浴衣姿の人物。上には竹に飾られたちょうちん。
 観光用道路では全体に着色しているのですが、この蓋はちょうちん部分の赤着色のみ。本当はここは黄色で、ちょうちん全体が赤なんですけど。


 この花は、エンジェルスイヤリング。ホクシアの一種です。ホクシアは夏の蒸し暑さにぐったりしてしまいますが、小花タイプのエンジェルスイヤリングは比較的強くて、この暑さでもがんばっています。プランと垂れ下がる様が、ちょうちんまつりにいいかな、と思って選びました。
エンジェルス.jpg
 
 
 
 
 
 


投稿者 yama : 06:02 | コメント (7)

2007年04月11日

井の頭公園の桜

毎年、桜の頃、
東京では、
井の頭公園が、テレビに出ます。
http://www.kensetsu.metro.tokyo.jp/seibuk/inokashira/siki.html

私は、朝の、井の頭公園の桜をお勧めします。
とても、静かで、きれいです。
地面も、水面も、
桜のじゅうたんができて、
上も下も、
全面、桜色です。

200603310813000.jpg

200508170811000.jpg


奈良は、
吉野の桜が有名です。
http://www.town.yoshino.nara.jp/sakura/index.htm
下千本、中千本、上千本、奥千本と、
山全体が、
桜で一杯になります。

ずいぶん昔に吉野に行った時に、
下千本の所に、
たくさんの桜の木のせいで、
桜の滝のように見えるところがあって、
とても感動したことがありました。ヽ(゚▽゚)ノ

数年前に行った時に、
それが無くなっていて、
どうしたんだろうと、
近くのお茶屋さんに聞いたところ、
根腐れしてしまって、
全て切り倒し、
新しく植え直しているそうです。

元のように戻るには、
だいぶかかりそうです。

中千本の所に、
吉水神社があります。
そこに、
静御前の衣装が飾ってあります。
http://www.yoshimizu-shrine.com/bunkazai.html
 http://www.st.rim.or.jp/%7Esuccess/yosinoy_2_2.html
小学校高学年か中学校に入ったくらいの大きさで、
昔の人は小さかったのだなあと思います。

この衣装、
すぐ手で触れるところに飾ってあって、
しかも、受付の方がいらっしゃる部屋と別の部屋で、
いくら田舎だからといえ、
本当に、静御前の衣装なのかと思ってしまいます。( ゚ 0 ゚ )

さすが吉野です、
重要文化財であふれているからかもしれません。

どうぞ見て下さいという感じで、
のんびりしていて、
吉野のいいところだと思います。
(持って帰る人がいなければいいのですが。)


井の頭公園にある、
たくさんある桜の木の中で、
とても気になる木があります。

「育雄よりメッセージ
 世界の平和と子供達の大きな夢へ。
 須藤勝巳、美葉瑠
 2003.12」
というプレートのついた、
思い出ベンチの前にある桜の木です。

枝ぶりが、一際、美しい木です。
朝、行くと、
カメラを持った方が、
その木を撮っているのを、
よく見かけます。

私は、毎年、朝、ベンチに座って、
その桜を眺めます。

そして、
必ず一年に一度咲く、その桜を見て、
年輪にうそはつけない、
また一才歳をとってしまったと思ってしまうのです。

ちがいました。
なぜ、気になるかというと、
いかんせん、
その木は、
まるで登ってくださいと言っているかのように、
まっすぐ、水面に水平に木が伸びているのです。

200603310805001.jpg

そして、この時期になると、
毎晩、若い方々が、
必ず、
その木に登るのです。

お酒のせいもあって、
ふざけながら足でバンバンしている時も、
たくさんの人で登っている時も、
よく見かけます。

その木は、支え木がされているのですが、
ブルブル、ブルブル震えています。
それを見ると、
とても心が痛いです。

私は、余りこういうことを言い出すのは、
かなり気がすすまないのですが、
一念発起しまして、
昨年の桜の頃に、
井の頭公園の事務所に、
お願いさせて頂きました。

事務所の方が、
親切な方でいらっしゃって、
わざわざ一緒に見に来てくれました。

私が、登れないように柵をつけてはどうでしょうかと言いましたところ、
さすが、プロの方、
木の根っこの周りに、
低い草木を植樹して、
登りにくくしてくださると言って下さいました。

大好きな、ういろうを手土産に、
一生懸命説明した甲斐があったと、
私は、本当にうれしかったです。

ですが、
残念なことに、
まだ、何にもされていません。
熱心ないい方でいらっしゃったので、
きっと予算やいろいろな関係で、
難しかったのだろうと思います。


井の頭公園の事務所の方、
毎年、桜の時期に合わせて、工事されていらっしゃる方、
お願い申し上げます。
どうか、その木に人が登れないようにして頂きたく、
何卒お願い申し上げます。

200604070802000.jpg

投稿者 ほうれんそう : 23:47 | コメント (4) | トラックバック

2007年01月16日

冬の野鳥

犬と散歩していると,良く野鳥と出会います。
下の写真は,陸にいる冬鳥の代表格ツグミです。ツグミは市街地にも飛んでくるので,こんな風に住宅街の庭先にも良くいます。

住宅地のツグミ.JPG

でも,ツグミの好きなのは山地の雑木林(左)。こんな場所で「クイクイ」と鳴いています。モズも冬鳥の代表です。この写真(左)ではどんな鳥かわからないと思いますが,尾が長いという特徴だけはわかりますよね。山地の低木林にいて,止まっているときはこの長い尾をゆっくり回すように振っています。秋には高鳴きをしますが,冬は「キョン(ギョン)」とか「キチキチ(ギチギチ)」など地味な鳴き方をしています。

つぐみ.JPG

羽ばたくモズ.JPG

こんな明るい山林にはシジュウカラ(左)が群れをなして越冬しています。シジュウカラととても仲の良いエナガ(右)も,冬は一緒の群れで生活しています。シジュウカラは「ツツピー,ツツピー」と高い声でさえずりますが,エナガはその可愛さに似合わず「ジュリジュリ」とちょっと特徴のある声で鳴きます。

ばっちりシジュウカラ3.JPG

光るエナガ.JPG

コゲラ(左)も仲良しグループの一員。一般的にキツツキと言われている仲間で一番小さい種類です。林の中でコココココンという木をつつく音(=ドラミング)が聞こえたら,近くにきっとこのコゲラがいます。ドラミングの途中には「ギーッ」と鳴いています。ホオジロ(右)は,その名のとおり頬が白いのが特徴で,「チッ」という金属的な声で鳴きます。

コゲラ.JPG

ホオジロ.JPG


水辺に行くと,アオサギ(左の写真の左下)とダイサギ(左の写真の右上)が追いかけっこをしていました。どちらも似たような声ですが,アオサギの方が「キャッ」というやや甲高い声,ダイサギの方が「ゴァッ」という鼻にかかった声をしています。水面には,水鳥の冬鳥の代表格マガモ(右)が浮かんでいます。別名アオクビとも言われ,首から上が緑色に輝いているのが特徴です。カモの仲間は特徴的な数種を除けば,やはりみんな「グワッグワッ」と鳴いています。

アオサギダイサギ.JPG

逆光マガモ.JPG

カモの仲間で,頭に飾り羽(=冠羽)のあるキンクロハジロの集団(左)も泳いでいました。ハクセキレイ(右)もこんな草地を歩いていますが,本当は川や河口が大好きで,長い尻尾を上下に振って「チュチュンチュチュン」と鳴きながらぴょこぴょこ歩きます。

なんとなくキンクロハジロ.JPG

ハクセキレイ.JPG


最後は,お馴染みの鳥たちです。左はキジバト。首の横と背中のキジのような柄が特徴です。別名ヤマバトとも言い「デーデーポーポー」と鳴くので,「ポッポー」とだけ鳴くドバトとは,見なくても区別がつきます。右はヒヨドリ。「ピーヨピーヨ」とうるさいくらいに鳴くので,こちらもすぐにわかります。

キジバト.JPG

ヒヨドリ横.JPG


野鳥は姿を見るのもその声を聞くのも楽しいのですが,写真に撮るのは至難の業だということを実感しました。ピンボケ写真の数々は野鳥が元気な証拠ということでご容赦を。

投稿者 watanabe : 22:50 | コメント (2) | トラックバック

2007年01月15日

小正月

今日1月15日は小正月です。
宮城では,小豆粥を食べ,ミズキの枝に紅白の団子を刺した飾り物「団子木(だんごぎ)」を飾ります(下の写真はプラスチック製)。「団子木」は,養蚕の盛んな地方では「まゆ玉」とも言われますし,米粉を練って作るところから「餅花」などとも言われます。どれも,その心は五穀豊穣の願いです。

団子木.JPG

この団子木はうちで作るのが基本ですが,お花屋さん(写真下左)やスーパー(写真下右)など,いろいろなお店でも売っています。お店で買うと,お店の人が肩に乗せてくれるそうです。「縁起を担ぐ」にかけて,買ったらまず「肩に担ぐ」のが習わしなんだそうです。お店で売っているものは下右の写真のように,団子だけでなく小判,瓢箪,鯛,宝船,ダルマ,おかめといった縁起物がたくさん飾られているものもあります。

渡辺生花店.JPG

だんごの木.JPG

ところで,この小正月ですが,本当は「月」を暦の基準にしていた昔の日本だからこその風習だったようです。というのは,太陰暦の生活では「新月から次の新月まで」が一ヶ月であるため,一年で初めての新月の日が「正月=1月1日」でした。そして,新月から満月までの15日間を1つの生活単位とする考え(二十四節気)があったため,15日後の満月の日を「十五日正月」としました。そのため,元日を中心とした「大正月(おおしょうがつ)」に対して,1月15日(「14日の日没から15日の日没まで」,「14日から16日まで」など地方により異なる)を「小正月(こしょうがつ)」と言ったそうです。

小正月の特徴は,年神様や祖先の霊を迎える行事などが多い大正月に対して,団子木などで象徴されるように豊作祈願など農業に関連した行事や,家庭的な行事が行われることです。また,松の内に忙しく働いた主婦をねぎらう意味で「女正月」という地方もあるそうですが,これは西日本が主で,東日本以北ではあまり言わないそうです(残念)。

そして,昨夜「どんと焼き」で年神様を天に送り返した宮城では,今日をもってお正月が終わります。普段の生活にはもうお正月気分などとっくにないのですが,それでも何となく淋しい気がします。うちでは,小豆粥ならぬ「黒豆粥」(下左;小豆は鏡開きで使い切ってしまい,逆に暮れの黒豆が残っていたので)と,団子木の代わりに紅白しらたま(下右;上新粉もないので白玉粉で代用)を作りました。

黒豆粥.JPG

紅白白玉.JPG

本当の団子木は1年間家に飾るそうですが(来年の「どんど焼き」でお炊き上げしてもらう),以前住んでいた立川(の奥の方の多摩地域)では,「まゆ玉」と呼ぶ同じような飾り物を1月13日~15日に飾り,16日には団子を取って食べていましたから,多摩-仙台折衷案を採用することにしました(全く折衷していないが)。きちんとしたものを作らないのは気が引けますが,今日は「女正月」だから許してもらいましょう。

投稿者 watanabe : 20:20 | コメント (2)

2007年01月14日

どんと祭

今晩は「どんと祭」でした。

「どんと祭」は,毎年1月14日に正月飾りやしめ縄,古神符を持ち寄って神社の境内で焼く正月行事です。宮城では「松焚祭(まつたきまつり)」とも言います。宮城県内で一番大きな「どんと祭」は,1月4日に初詣に行った大崎八幡宮のものなのですが,大きな神社のみならず村内の小さなお社でもこの夜にはお焚き上げが行われます。

境内.JPG


そこで,今晩は近くの小さな小さな,その名も「山の寺」に行ってきました。ここは洞雲寺というお寺の境内に秋葉神社という神社の社も建っている,いかにも八百万の神様仏様を愛する日本らしいお寺です。大きな神社のような売店などはたたず,新しいお札の頒布と古いお札のお焚き上げをしてくれるだけです。でも,燃え盛る炎を見ていると,それだけで心が安らぎますよね。


DSC01816.JPG


この火は正月の間に各家庭に訪れていた神々を送る「御神火」として,あたると心身が清められ,一年間無病息災で家内安全の加護を得るという言い伝えがあります。写真ではありますが,この火を眺める皆さんの今年一年に神様仏様のご加護がありますように。

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2007年01月13日

幻のマックノート彗星

この数日,ある彗星を一目見ようと探し続けていました。その彗星の名は,「マックノート彗星(C/2006 P1)」。2006年8月にマックノート氏によって発見された新しい彗星です。発見された時は17等級という暗さだったのですが,今年に入ってから明るさを増してプラス1等級となっており,一時はマイナス10等級まで明るくなるのではないかと言われていました(結果的にはマイナス2等級程度でしたが)。

夕景マックノート.JPG


この「等級(等星)」という星の明るさの単位は,下の絵に示すようにマイナスになるほど明るくなります。全天で一番明るい星(恒星)でもシリウスのマイナス1.46等級で,明けの明星や宵の明星として知られる金星がマイナス4.6等級ですから,マイナス2等級でもその明るさが想像できると思います。ちなみに,北極星はプラス2.0等級,満月はマイナス12.7等級,太陽はマイナス26.7等級です。なお,1等級違うと明るさは約2.5倍違います(例えば,金星とマックノート彗星の明るさの差は,2.5の2.6乗で約11倍)。

星の等級太い.bmp


さて,こんなに明るい星なのに何故そんなに探し続けていたかと言うと,見える位置があまりにも低いためと,太陽にものすごく近いためです。下の絵は,私が彗星を探す目安に書いたものです(出典は「ステラナビゲータver.8」)。日の出直前と日の入り直後の2回チャンスがあるのですが(絵は日の入り直後のもの),どちらも空が明るい上に彗星の高度がとても低い。絵に示してある10度という高さは,腕を前に突き出した時のこぶし1個分くらいの高さです。

ステラナビマックノート大.bmp


ネットで情報を検索していると,「見えた!」「撮影に成功!」などという喜びの文字や映像が全国で躍っており,仙台市天文台からも「白昼に捉えた!」などという映像が紹介されていて,私にも見える可能性はあると励まされる思いでした。でも,朝夕の犬との散歩をこの時間に合わせ,犬は下を,私は上を眺めながら歩いていましたが,結果的にこの彗星を見ることはできませんでした。上の絵でもわかるように,彗星はだんだん高度を下げていっています。今日(1月13日)が太陽に一番近づく近日点なのですが,今日以降は高度の下がり方が急になり,北半球からは観測できなくなってしまいます。

「縁がなかったな~」と残念ですが,まだ楽しみが尽きたわけではありません。北半球からは今週いっぱいくらいで見えなくなりますが,近日点通過後は南半球で高度を上げ,もしかしたら大彗星になるのではないかとも言われています。この彗星は軌道が双曲線を描いているため,二度と太陽に近づくことはなく,これが最初で最後の出会いとなります。もしかしたら,オーストラリアあたりから美しいニュース映像が届くのではないかと期待しています。

というわけで,一番上に掲げた写真はマックノート彗星を探し続けた西南西の空です。もちろん彗星は写っていませんが,彗星は見えなくても美しい夕空を堪能できたことに感謝です(左半分に見えるネットは,東北楽天ゴールデンイーグルスの2軍グランド)。

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2007年01月11日

鏡開き

今日は鏡開き。

鏡餅.JPG

お汁粉はたくさん食べられないので,ビールのおつまみにもなるようにとカキ餅を作ったのですが,面白いものができました。

下の3つの写真は,どれも同じ作り方で作ったものです。何が違うかというと,お餅のランクが違うのです。左の写真はいわば松。お米屋さんで搗いてもらったもの。中央の写真は竹。スーパーで個別包装になっている袋もの。右の写真は梅。ホームセンターの軒先で売っていたもの。

梅.JPG

松.JPG

竹.JPG


ランク(値段)の差は品質の差とわかってはいましたが,具体的に言うと米量と水量の比が違うんですね。実はコンクリートも,セメント量と水量との比でその品質を判断します。セメント量に対して水量が多ければ多いほど,強度も弱く耐久性にも劣るものしかできません。お餅も,米量に対して水量が多いものほどその品質が劣るというわけだったのです。


ところで,「鏡開き」という言葉には二つの意味がありますよね。一つは,今日のように,年神様にお供えしていた鏡餅をおろして食べること。もう一つは,祝宴などで酒樽の蓋を木槌で割って開けること。どうして同じ単語だろうと不思議に思っていたので,これを機会に調べてみました。

どちらも「鏡」は餅や樽を指しており,餅は丸い形が昔の銅鏡に似ていることから,樽はその蓋を酒屋で鏡と呼んでいたからだとのことです。そして,どちらも本当は「開く」わけではなく「割る」なのですが,そこはやはり「割る」では縁起が悪いので「開く」と呼んでいるわけです。そして,実は両者には共通する意味があって,それは「新たな出発に際して健康や幸福などを祈願しその成就を願うこと」なのだそうです。そうだったのか。では,今年一年の新たな出発を改めて祝して,今晩はビールにカキ餅で乾杯です。


ちなみに,「梅」のお餅はこれ以上不思議な物体を作っても仕方がないので,結局お汁粉になりました。でも,これはこれでお餅の水っぽさが歯ごたえの頼りなさになって悪くなく,つるりんと食べられてしまったのでした。適材適所というべきか,結局は何でも美味しく食べられる性格ということか。

お汁粉.JPG

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2007年01月09日

雪やこんこ

昨日,「今年は雪がほとんどなく」と言ったら,それに発奮したかのように今日は雪が降りました。おかげで昨日ご紹介した泉ヶ岳も,例年ほどではありませんが雪化粧になりました。

雪やこんこ.JPG


以下の写真,子供の頃ならった文部省唱歌を思い出しながら見てくださいな。「こんこ」は「来い来い」という意味だそうです。犬の出演回数が多いのは,どうしても雪好きのためご勘弁を。

1番。

あられやこんこ降っては降っては.JPG

ずんずん積もる.JPG

山も野原も綿帽子かぶり2.JPG

枯れ木残らず花が咲く2.JPG

2番。

雪やこんこあられやこんこ.JPG

降っても降ってもまだ降りやまぬ.JPG

犬は喜び庭駆け回り2.JPG

猫はこたつで丸くなる.JPG

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2007年01月07日

七草粥

正月七日といえば,やはり七草粥ですね。

七草粥完成.JPG

子供の頃は実家の近くでも雑草がたくさん生えていて,七草など空き地から摘んできたものでした。ただし,七草のうち,スズナ,スズシロ,セリはさすがに空き地には生えていませんでしたので,その代わりにオオバコなどの食べられる草を適当に摘んでいたのですが。

今の自宅の周りにも,実家の周りと同じ四草(ナズナ,ゴギョウ,ハコベ,ホトケノザ)が生えていますが,犬の散歩道に当たるのでこれも残念ながら摘む気になれず,結局,七草パックを農協などで買ってきています。

スズナ,スズシロ,セリ

セリ.JPG

スズナ.JPG

スズシロ.JPG

ナズナ,ゴギョウ

ナズナ大.JPG

ゴギョウ.JPG

ハコベラ,ホトケノザ

ハコベラ.JPG

ホトケノザ.JPG


本当の春の七草にこだわらなくても,冷蔵庫にあるあり合わせの野菜でも良い気がしつつ,でもやっぱり七草にこだわりたいような気もして。味付けも,中華風や洋風にしてみたりしたこともありますが,今は原点に回帰して塩味のみにしています。こうしてだんだん頑固婆になっていくのでしょうねえ。


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2007年01月04日

『大崎八幡宮』 初詣

仕事初めの日ですが,午後は近所のお宮に初詣に行って来ました。
慶長12年(1607年),伊達政宗によって創建された仙台六十二万石の総鎮守,安土桃山建築の傑作,我が国唯一の同時代の遺構,国宝建造物(以上,お宮の由来書より)の『国宝 大崎八幡宮』です。

社殿.JPG

安土桃山時代に造られたにしてはずいぶんと綺麗なのは,さすがに傷んで傾いてきた社殿を,御鎮座四百年記念大祭(昨年開催)を機に修復したからです。とはいえ,ぱっと見,とても地味に見えます。でも,あっと驚く社殿の軒下(下の写真)。以前(12/23)ご紹介した『瑞鳳殿』(正宗の霊廟)と相通ずる彩色です。見えないところが派手というのは伊達者の心意気なのでしょうか。

社殿の裏2.JPG

社殿の裏1.JPG

一の鳥居(左)に掲げられた扁額も黒地に金というモダンさ。加えて,この書体(右)。五代藩主吉村公の揮毫だそうで,私はデザインの良し悪しはよくわかりませんが,藩主の手慰みにしては見事に思えます。文字の周囲を飾るのは伊達家の六種の家紋です。

表参道.JPG

額.JPG

一の鳥居をくぐり(左),創建当時のままという趣のある大石段(右)を登ってゆくと,

大石段.JPG

八幡宮石段.JPG

二の鳥居,三の鳥居を過ぎた先に,長床と呼ばれる建物があります。本殿(社殿)と同じ時期に創建されたそうですが(本殿は長床の奥にあります),本殿の華やかさに比べて落ち着いた様相を呈していて,この対比が桃山文化の粋なのだとか。

長床.JPG

松川だるまアップ.JPG

そして,境内で売られているのが有名な『松川だるま』。顔の周りが群青色に彩色されていて,腹部には神様(写真では大黒様)や宝船,松竹梅などが描かれています。本当は眉毛も本毛だそうです(恐い)。その筋によると「日本一派手なだるま」だとか。うーん,結局,伊達者の心意気はどこにある?

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2007年01月03日

三日とろろ

正月三日は「三日とろろ」の日です。
主に東北地方の正月行事と聞きましたが,南東北(宮城,山形,福島),北関東(茨城,栃木,群馬),濃尾地域(岐阜恵北,尾張など)あたりで今も残る風習のようです。年末年始に疲れた胃腸の調子を整えるという意味が大きいようですが,それだけでなく,この日にとろろを食べると,一年中風邪を引かない,一年を無病息災で過ごせる,長生きをする,などの言い伝えがあるそうです。

とろろすまし汁.JPG


その地域によって若干の違いがあり,例えば,食べる日は,福島では3日の朝,栃木では3日の夜,尾張や岐阜では2日の朝,と微妙にずれています。また,食べるとろろも,とろろかけご飯が良い(ご飯をかき込むように,かき込むような収入を願う;岐阜恵北)とか,とろろ汁が正統とか,そばにかけてもすまし汁にしてもOKとか,こちらも地域によって微妙な温度差を感じます。うちでは特別なこだわりはないので,飲み疲れた胃のためすまし汁(上の写真)を作りました。


お正月から悲しい話ですみませんが,「三日とろろ」で一番有名な話は,薄倖のマラソンランナー円谷幸吉(福島県須賀川地方出身)の「父上様,母上様,三日とろろ美味しうございました。」という最後の手紙ではないでしょうか。「三日とろろ」という単語を,私は単に「三日に食べたとろろ」と解していましたが,この風習を知ってからは,国家的使命を担った息子の健康を祈った親の心だったのだと切ない気持ちになりました。


さて悲しい話はさておき,青森県は,長芋の出荷量全国一を誇ります。冬場は保存がきくので,うちでもたくさん買っておがくずに埋めておきます(下の写真)。保存食があると,何だか豊かな気持ちになれますね。サクサクした軽い食感が好きなのと,消化も良いそうなので,じゃがいもの代わりにグラタンにしたり,大根の代わりに風呂吹きにしたりします。

そろそろお正月休みも終わりに近づいてきました。体調を整えて,元気に仕事を再開したいですね。

おがくず長芋.JPG

投稿者 watanabe : 19:02 | コメント (4)

2007年01月01日

仙台雑煮

明けましておめでとうございます。新しい年の始まりですね。今年もよろしくお願いします。
さて,お正月と言えばやはりお雑煮。全国各地にその地方の雑煮があるように,仙台からも「仙台雑煮」をご紹介します。

雑煮箸付.JPG

仙台雑煮は,松島湾で捕れるハゼの焼き干しをダシに使うのが特徴です。焼きハゼは,年末になると数匹ずつワラ縄で束ねたものが店先に並ぶようになりますので,それを買ってきて,使うまでは自宅の軒先に吊るしておきます(左)。具は,この焼きハゼの他に,大根,人参,牛蒡,芋茎(ずいき;地元では「からとり」と言います),飾り用の芹と筋子(右)。

焼きはぜ.JPG

雑煮材料.JPG


注意点は二つ。一つ目は,焼きハゼは身が柔らかいので,ハゼのダシを取ったら身が崩れないように一度取り出しておくこと。二つ目は,大根,人参,牛蒡は,千切りにして茹でたあと,一夜屋外に出して凍らせておくこと(これには驚きました)。

さて,まず,水に焼きハゼを入れて強火にかけ,沸騰したら弱火で15分ほど煮てダシをとります(左)。一度ハゼを取り出し,ダシ汁に大根,人参,牛蒡,芋茎を入れて強火にかけます(右)。

手順1.JPG

手順2.JPG


沸騰したら弱火にして醤油(好みで味醂をプラス)で味付けをします(左)。焼きハゼと焼いた角餅を入れてしばらく煮ます(右)。

手順3.JPG

手順4.JPG


やはり,先にハゼを取り出し(左),器に盛ったら,芹と筋子で飾りつけ,最後にハゼをそっと飾ります(右)。このとき,せっかくのハゼが器からはみ出すように,小さい器に飾るのがポイントです。これで出来上がり。

手順5.JPG

雑煮アップ.JPG


ハゼのダシがきいたおつゆに筋子の塩気がからまって,想像したよりずっと美味しいお雑煮です。皆さんのお宅のお雑煮はいかがですか。

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2006年12月31日

大晦日

今年も残すところあと2時間弱。皆さん,今年一年お疲れ様でした。皆さんにとって,いろいろあった一年だと思いますが,心穏やかに新年を迎えられると良いですね。

私は一年の最後の月になってこのブログを担当することになり,知らない世界が一つ開けました。このブログを整えてサポートしてくださっている方々,読んでくださっている方々,コメントをくださっている方々,このブログに関わる全ての皆さんに心から感謝します。ありがとうございました。

皆さん,どうぞ良いお年をお迎えください。写真は,近所の友人に教わった「鴨とろろ年越しそば」です。では,また来年。

鴨とろろそば.JPG

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2006年12月24日

クリスマスイブ

今晩はクリスマスイブ。
遠い空で,聖霊がトナカイたちに声をかけました。

聖霊2.JPG

トナカイたちは,静かな森を抜け,

トナカイ.jpg

森2.JPG

輝く林を越え,きらめく川を渡り,

林.JPG

川.JPG

さざめくあなたの街にやってきました。気づきましたか,天からの贈り物に。

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今宵,あなたに楽しい出来事が訪れますように。Happy Christmas Eve.

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2006年12月22日

冬至かぼちゃ

今日は冬至です。
冬至といえば「かぼちゃ」と「柚子」。ということで,柚子湯(露天風呂)。

柚子風呂.JPG

かぼちゃも煮ました。左は私が子供の頃から食べている(たぶん)東京バージョン。甘く煮たかぼちゃに柚子をちょちょっとのっけます(柚子皮をすりおろしてもOK)。で,右が仙台へ来て初めて知った「小豆かぼちゃ」。甘く煮たかぼちゃに,さらに甘く煮た小豆をたっぷり(自分用なので控えめ。本当は,かぼちゃが見えなくなるまで)のっけます。

かぼちゃ.JPG

あずきかぼちゃ.JPG


仙台へ越してから,冬至が近くなると,スーパーでかぼちゃの横に小豆が並べられていることが謎でした。ある時,ふと惣菜コーナーを見てびっくり。「かぼちゃに小豆がかかってる?」。近所の友人に尋ねたら,「かぼちゃに小豆をかけるのは当然」と言っていました。そうだったのかー。郷に入っては郷に従え。私もその年から冬至に限り,かぼちゃに小豆をかけることにしました。理由なんてなくて良いんです。その土地に古くから根付いていて,かつ今に至る風習というのは,きっと先祖代々「理由はわからないけれどそうした方が良い」という経験に基づいているものだと思うから。

ただ,さすがにかぼちゃも小豆も甘さ控えめ,かつ小豆の量控えめです。でも,年々違和感がなくなって,甘さ控えめは変わらないものの,小豆の量は少しずつ増えていっている気もします。今年の冬至は,皆さんも「小豆かぼちゃ」いかがですか?

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2006年12月20日

地上の虹

今朝の仙台は氷点下2℃でした。空気がピンとして気持ちがいい。
こんな日は,地上にたくさんの小さな虹が降りています。

地上の虹.JPG

ほらね。丸い虹です。七色だったり縞々だったり。

虹玉1.JPG

虹玉9.JPG


六角形の虹もあります。ステンドグラスのようだったり,ちょっと微生物の世界みたいだったり。

虹角16.JPG

虹角6.JPG

虹玉11.JPG


こうして見ると金平糖。

虹玉金平糖.JPG


地上の虹の正体は,朝日に輝く霜でした。自然って本当に美しい。

虹玉全景.JPG

投稿者 watanabe : 19:05 | コメント (2)

2006年12月15日

クリスマス礼拝

今晩はクリスマス礼拝でした。

門.JPG

と言っても,私はクリスチャンではありません。たぶん,この先もクリスチャンにはならないでしょう。でも,私が非常勤講師を務めている学校はキリスト教系であるため,そういう行事がいろいろあります。せっかく身近に知らない世界を体験できる機会があるのにそれを無視するのはもったいない。良く言えば知的好奇心に促されて,今晩は礼拝に参加してきたというわけです。

ちなみに,学校での礼拝も朝10時から10時半まで毎日あるため,1時限目は朝8時半から始まります。普通よりたった30分早いだけですが,意外に打撃ものでした。


礼拝の場所は,1932年に建築されたという学内の由緒正しき『ラーハウザー記念礼拝堂』。正面にはキリストの昇天を描いた英国製のステンドグラスと,東京以北で最も古いパイプオルガンが設置されています。その筋によると「その美しさは筆舌に尽く難い」そうなのですが,そういうものに疎い(比較対象を知識としてもたない)私は「ふーん,これかー」でした。

説教全景.JPG


礼拝は,かいつまんで言うと,讃美歌斉唱(左;パイプオルガン演奏),聖書朗読(中央),牧師の説教(右),と進みます。牧師(プロテスタントなので牧師,カトリックだと神父。そんなことも,この学校へ勤めるようになって初めて知りました)の今晩の説教の内容は,「神様の光には誰でも平等に照らされる。それは逆に言えば,その光からは逃れられないということである」ということでした。ふーん,そうですかー。

牧師.JPG

賛美歌.JPG

聖書朗読.JPG


この後に本日のメインイベント,オラトリオ 『メサイア』 (ヘンデル作曲)がありました。
実は,オラトリオというものを知らず,調べておこうと思いながら忘れていた私は,今晩初めてオラトリオなるものを知りました。ソプラノ唱者(左写真)とバス唱者(右写真)とコーラスがいて合唱と言えば合唱ですが,オーケストラの演奏がついていて(中央写真),歌には物語性があってオペラのよう。でもオペラみたいに,綺麗な衣装を着ていたり,演技があったりするような劇ではない。何よりも,物語というのが聖書の内容で,かつ,聖書のいくつかの章節を歌詞にしていて,これでもかというくらい同じ箇所を何度も歌う。ふーん,こういうものかー。帰宅してから調べたら,「日本語では聖譚曲と呼ばれる」とあり納得しました。ちなみに今晩は,キリストが誕生して羊飼いたちが賛美する箇所。そりゃそうですよね。

バス.JPG

ソプラノ.JPG

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とりあえず知的好奇心は満たされた一夜でした。ちなみに,賛美歌斉唱は6曲あったのですが,私の知っている賛美歌はただ1曲 『きよしこの夜』 だけでした。

キャンドルサービス.JPG

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2006年12月14日

小さな幸せ

うちの庭は(いろいろ言い訳はありますが)野っ原です。
今年は暖冬気味なので,雪が雑草を覆い隠してくれるまでは,まだしばらく時間がかかりそうです。でも,こんな庭でも(いや,こんな庭だからこそ),小さな幸せが訪れていました。

野っ原.JPG


♪ある~日 ♪庭の隅~

ある日.JPG

庭の隅.JPG

♪クローバーが~(字余り) ♪芽生えてた~

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♪三つ葉と四つ葉~と~ 五つ葉がならんでた~

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何かと気ぜわしい年の瀬,小さな幸せをあなたにも。
来春もまた会えるといいな。
ちなみに運んできてくれるものは,四つ葉が「愛」,五つ葉が「金」だそうです。三つ葉は?

投稿者 watanabe : 20:21 | コメント (6)

2006年12月12日

『SENDAI光のページェント』開幕

『SENDAI光のページェント』が今日から始まりました。
杜の都のシンボルであるケヤキ並木のライトアップです。

佐藤忠良.JPG

国分町通り2.JPG

東京の『ミレナリオ』や(休止中ですが)神戸の『ルミナリエ』を見慣れた眼には物足りないと思いますが,それでも仙台っ子には自慢の冬の風物詩です。

上左は,定禅寺通りにある有名な彫刻 『夏の思い出』(エミリオ・グレコ作)の前。上右は,仙台唯一の繁華街「国分町通り」との交差点。

下の写真は,毎年デザインの変わるシンボルツリー。左はおととし,右は去年。

2004シンボルツリー2.GIF

2005シンボルツリー.JPG


ケヤキ並木だけでなく,タクシーもビルも電飾キラキラです。

電飾タクシー.JPG

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この時期になれば当然クリスマス気分が盛り上がっていることもあって,このページェントを見ながら食事できるレストランやバーは既に予約がいっぱいだとか。そして,ここ数年,人気急上昇中なのが「ナイトフライト」。ページェントをはじめ,仙台の夜景をセスナに乗って市内上空から見ようというもの。確かに,光のあふれている東京と違い,少ない光だからこそ闇に浮かびあがるその光が貴重で美しいかも知れませんね。もちろん,乗ったことはありませんが,想像として。

ページェント全体としては他にも企画がいろいろあって,一度明かりを落として再び点灯する「スターライト・ウィンク」(毎日,午後6時,7時,8時の3回)とか,定禅寺通りにある市民会館でのクリスマスコンサートとか,サンタの格好をして大勢で通りを歩く「サンタの森の物語」とか,在仙の高校生・専門学生・大学生を対象とした「サポーティングキャストボランティア」とか。仙台という,決して大都会ではなく,さりとてもう田舎でもない,というある意味中途半端な都市だからこそ盛り上がるイベントなのかも知れません。

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2006年12月06日

干し柿

延ばし延ばしにしていた干し柿作りをようやく終えました。
クリスマス気分の庄内柿。
去年は数十個いただいて苦労して作ったけど,今年は楽しんで食べる分だけ。

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たったこれだけ。しかも洗濯バサミ。軒下もあんまり情緒ないなあ。
でも,あとは寒さとお日様と時間が美味しくしてくれます。数週間後が楽しみです。

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 ちなみに,去年は富有柿(甘柿)も干してみましたが,文字通り「干からびた柿」になっただけで,ちっとも美味しくありませんでした。もともと,柿(甘柿,渋柿とも)が渋いのは果肉に含まれているタンニンという成分が原因で,タンニンが果実に溶けていると渋みを感じるそうです。ですので,このタンニンを不溶化すれば良く,その方法の一つが干すことです(他に,アルコール(焼酎やブランデー)や炭酸ガス(ドライアイス)とともに密封しておく方法もあります)。干し柿は干すことで水分を抜き,そのタンニンを固めて不溶化します。一方,甘柿にもタンニンは含まれていますが,成熟とともに果実内にアルコールなどの物質が発生してタンニンが自然と不溶化するそうです。ですから,甘柿を干すと本当に水分が抜けるだけなのでした。甘柿を干す前に調べれば良いものを,「歩きながら考える」タイプというのはこんなものです。もちろん,干からびた甘柿も完食しました。

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2006年12月05日

仙台銘菓「霜ばしら」

おとといの初雪は解けて,今日はまた庭の土が顔を出していました。残念。でも,今日は霜柱が朝日に輝いていました。

霜柱1.JPG

そこで,ふと思い出したのが仙台銘菓「霜ばしら」。飴です。綺麗ですよね。芸術品です。

霜ばしら.JPG

見た目はさらし飴みたいですが,食感はとても軽く「サクサク」を通り越して「シュワシュワ」といった感じ。当然,この食感を生み出す断面も繊細で,下左の写真のように,「円筒に穴が開いている」ではなく「薄い紙を丸めてある」状態です。あまりに繊細で壊れやすいので,缶の中に落雁粉が充填され,その中にぎっしりと詰められています。下右の写真は,落雁粉を少し取り出したところ。

霜ばしら断面.JPG

霜ばしら缶.JPG

仙台銘菓というと他のものが有名ですが,これは私の一押しです。もちろん,取り出した落雁粉も食べられます。弱火で熱して砂糖を加え(そのままでは甘くない),自家製落雁を作れるという楽しさのおまけつき。仙台出張の折はぜひご賞味ください。ただし,冬期限定品なので4月までにどうぞ。

投稿者 watanabe : 20:04 | コメント (10)

2006年12月03日

初雪

P1020638.JPG

今日は初雪が降りました。
寒くても,道路が凍って危なくても,この年齢になっても,やっぱり雪は嬉しい。しかも,初雪は格別です。
上の写真は,凍ったウッドデッキの上に積もる雪片。凍った模様も綺麗です。

初雪アップ.JPG

初雪歩く人.JPG
雪の結晶(左)と歩く人(右;そう見えるのは私だけ?)。

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自然の作る美。名前も知らない道端の草が芸術品になっていました。

投稿者 watanabe : 16:50 | コメント (8)