2005年11月13日
アマオケ
アマチュアオーケストラの略です。昨晩は、友人の演奏会を聴きに行ってきました。
品川区民管弦楽団です。曲は、リスト 交響詩「レ・プレリュード」とブルックナー 交響曲第4番「ロマンティック」 アンコールはモーツァルト「アべ・ベルム・コルプス」(弦楽合奏)でした。
感想は、金管お疲れさまです。ブルックナーの「ロマンティック」って、なかなか人気のある曲なのですが、長いのです。第4楽章までで、60分超です。そして、曲想は「ロマンティック」な雰囲気とは、程遠く(と 私は思う)、むしろ、勇壮な感じで、疲れが抜けきらない朝などに聴けば、元気が出てくる感じです。ほとんどが、管楽器の独壇場で、弦楽器が目立つところはあまりなかった気がします。
品川区民管弦楽団は、若い人が多いように見えましたが、(失礼ながら)若くない方もおられ、大曲をよく弾き(吹き)こなしていました。皆さん、仕事の傍ら、限られた時間の中で、練習を重ねるってすばらしいですね。しかも、オーケストラは、全体の協調が大切ですから、そういう面での苦労もあることでしょう。ご夫婦で参加されている方が多いと聞いています。次回は、また春に演奏会があるそうです。ここの演奏会は、小さい子も遠慮無く入ることができるので、そういう意味でも暖かい雰囲気の演奏会でした。
投稿者 author : 18:28
2005年10月22日
大切な iPod mini green
毎日の通勤の大切なお供 iPod mini green です。先日発売になった iPod nano にも、惹かれる気持ちはありますが この薄汚れてきたiPod mini green には 愛着があり、とても手放せません。
今はやりのmp3プレーヤー(デジタルオーディオプレーヤー)です。現在の収録曲数は、696曲で まだまだ 空きがあります。曲と書きましたが、全体の3分の1位は、勉強中の韓国語レッスンです。音楽の方のラインアップは、バッハの無伴奏チェロ組曲からビートルズまで さまざま。その時の気分で、楽しんでいます。
私の場合、通勤は乗り換えが多く、読書もままならないので、ほとんど これを聴いて過ごしていることが多いです。うるさい駅や地下鉄車内で聞くので、音質もこれで十分です。
同じ曲を別の演奏者で聴くのが楽しいですね。それから、朝、すし詰めの地下鉄車内で 癒し系の曲を聴いていると、一瞬自分が何をしているのかわからなくなるようなシュールな瞬間があります。
ある技術士さんから、語学と音楽をシャッフルで聴くといいよ と勧められたのですが、それは まだ試していません。でも、これからポッドキャスト(ネットラジオ)もどんどん取り込みたいと思っています。
これは、アップルコンピュータの製品ですが、アップル社は、これら iPod シリーズのヒットで、パソコン(Mac)の売り上げも盛り返してきているそうで、このセンスは他社にはまねできないでしょう。オンラインで曲をダウンロード購入することもできるのですが、これがまた優れもので、あっけないほどの手軽さでアルバムを購入できるのにはびっくり。しかも、購入した商品は何の実体もないという不思議さです。
すっかり宣伝になってしまいましたが、こんな小道具も日々の生活の活力源というか ほっとする時間に役立っているというわけです。
投稿者 author : 21:24
2005年10月14日
ストラディバリウスが11台!
今日は、話題を変えて 趣味の話です。
昨日、サントリーホールで行われたストラディバリウス・サミットコンサートというのに行ってきました。
このコンサートに使われた楽器は、コントラバス・チェンバロを除き全てがストラディバリウスという趣旨のコンサートでした。7台のヴァイオリン、2台のヴィオラ、2台のチェロ。これほどの楽器が揃う機会は、このコンサート以外には、恐らくあり得ないでしょう。全部会わせたら何億円かと下世話なことを考えてしまいました。なお、奏者はベルリン・フィルメンバーです。
(写真は、チケットです)
音色は、もっと華麗な音を勝手に想像していたのですが、全く違い、艶やかではあるが あくまで控え目 特にピアニッシモが美しいという印象でした。
300年前に、一人のストラディバリから生まれた楽器達が、しばしの再会を喜び、そして 演奏者も本当に楽しんで演奏しているのが印象的でした。
演奏曲目
1.トーマス・タリス「予言者エレミヤの哀歌」 客席両サイドでの演奏
2.ゲオルク・ベンダ「チェンバロ協奏曲」
3.バッハ「2つのヴァイオリンのための協奏曲」
4.チャイコフスキー「弦楽のためのセレナーデ」
アンコール
1.モーツァルト「ディベルティメント」より第3楽章
2.チャイコフスキー「アンダンテ・カンタービレ」(チェロ独奏)
3.ショパン「前奏曲ニ短調」より第4番(コントラバス独奏)