2013年04月06日
技術士娘
FB で士業娘というコミュニティがあり、弁護士娘・公認会計士娘・・・とある中、技術士娘が登場しました!
士業の方、及び士業に関わる団体にて使用で ぜひ利用してくださいということですので。
他の士業娘はイケイケなスーツ姿が多いのに比べて、技術士娘はちょっとシャイなメガネに地味な(ダサい?)タイトスカートなのは そういうイメージなのでしょうか? 当たっているような、いないような。白衣もいいですが、作業服もリクエストしておきました。
「士業の方、及び士業に関わる団体どうぞ」といわれても、士業に関わる団体で、これを使えるような柔らかい団体は、ここぐらいではないでしょうか?
会の新しいイメージキャラクターにどうでしょう。
2007年12月11日
変だ!(大分便り10)
熊本で、
でで君と一緒にいった公園のアジサイと思われる葉を持った植物に花が咲いていた(↓)
大分で、
でで君といつも遊びに行く公園の”くるめつつじ”が花を沢山咲かせていた(↓)
これが、
4月
とか
6月
という本来の花の時期なら
何てこと無いんだけど・・・・
アジサイらしき植物は12月1日に撮したもの。
くるめつつじは12月9日に撮したもの。
やっぱり、何かが変。
でで君達の未来のために、
とりあえず、
できること。
マイバッグ
待機電力削減(コンセントを抜く)
部屋の温度の見直し などなど・・・
もっと頑張ってみようかな、
と考えた師走の一日。
投稿者 dedemama : 06:52 | コメント (1) | トラックバック
2007年09月26日
映画に行きたいけど
市内に、美術館、博物館、図書館、映画館などの文化施設は一応揃っているのですが、映画は必ずしも見たいものが上映されるわけではありません。
「HERO」、市内の映画館ではやっていなくて、隣の市まで行かなければなりません。車で行けば30分ほどなのですが、自転車で駅まででて列車2線を乗り継いで行く(三角形の2辺を行く感じ)と、1時間から1時間半、掛かります。というわけで、2時間半の映画に往復3時間、いつ行くか、迷っています。
テレビのシリーズを見ていたし、昨年の特別編が山口が舞台だったので、更に親しみがわき、映画も見たいと思っているのですが。
リンドウ
秋咲きの多年草で高山性植物です。半日くらいは日に当てないと開花しないようです。多年草といってもなかなか冬越しが難しいのですが、我が家のリンドウはここ数年、越冬できるようになってきました。
投稿者 yama : 18:35 | コメント (2) | トラックバック
2007年09月23日
自転車通勤
通勤は自転車ですが、2キロ強の距離ですので、運動というには短く、もう少し距離が離れていてもいいと思うくらいです。天気予報を前夜か朝に確認し、雨が降りそうなときは、レインコートを積んでいきます。会社に置きコートもしています。
1km移動する際に排出される1人当たりのCO2排出量(g)は、
自家用自動車 191.3、航空機 112.8、バス 45.4、鉄道 17.3
(地球温暖化対策ハンドブック地域実践編より)
ですので、車で往復するのに比べ、0.8kg排出抑制していることになります。
めざせ1人1日1kg削減という二酸化炭素削減キャンペーンが進められていますが、まだまだです。現在1人1日6kgのCO2を排出している生活から1kgを削減しようとするので、結構工夫しないと達成できないのですが、提案されている「チェレンジメニュー」が40ほどしかなく、内容のレベルがバラバラです。
アイドリングを5分短くする: 63g
冷房利用時間を1時間減らす: 26g
1時間パソコン(デスクトップ)利用を減らす: 13g
などは算定しやすいと思いますが、
テレビを見ないときは消す: 13g
主電源をこまめに切って待機電力を節約: 65g
通勤や買い物の際にバスや鉄道、自転車を利用する: 180g
などは条件があいまいだし、
古いエアコンを省エネタイプに買い替える: 104g
古い冷蔵庫を省エネタイプに買い替える: 132g
太陽光発電を新規に設置する: 670g
太陽熱利用温水器を新規に設置する: 408g
給湯器を高効率給湯器(CO2冷媒ヒートポンプ型)に買い替える: 607g
などは、計算条件でかなりの幅があるのではないかと思います。
私の場合、車はもたず、エコバッグを持ち歩き、電球は電球型蛍光灯に変えていて、ジャー保温はしないとか、入浴は時間を空けずに続いて入るとかの細かいことも、削減アイデアにあがっている項目はだいたいやっています。あとは、太陽光発電を設置するというような家の構造から見直さないといけないような対策です。なので、自動車通勤の同僚に、自転車通勤がいいよ、と宣伝し、職場ではゴミを率先して分別するというようなことで貢献しようと思っています。最近は、職場でも講演会などに参加しても、ペットボトルや缶飲料を買わずに、自宅から飲み物持参という人が多く、いいことだと思います。
リコリス
白花ヒガンバナともいわれています。葉見ず花見ずといわれるように、花の時期には葉がありません。
投稿者 yama : 19:15 | コメント (9) | トラックバック
2007年09月20日
迷惑メール
プロバイダの迷惑メール対策を使っているのですが、毎朝「迷惑メールフォルダー」に十数件のメールが溜まっています。たまに、必要なメールが迷惑メールフォルダーに振り分けられることがあるので、一応確認してから消去しますが、「こんな誘いにのる人がいるのだろうか」とタイトルを見るだけで落ち込んだ気分になります。以前は、自分で1件ずつ削除していたので、その頃に比べれば、自動的に振り分けてくれるのでラクですが。
コエビソウ(ベロペロネ)
常緑低木です。花のつく穂が重なり合った苞に覆われていてエビのようだということでコエビソウといわれています。苞は初め淡い色で次第に赤褐色になってきます。本当の花は白い小さいものです。春から秋にかけて、長い期間咲いています。
投稿者 yama : 20:58 | コメント (2) | トラックバック
2007年09月05日
現在形多用
雨の日、休憩時間に小学校の近くを通りかかったときのこと、校庭で遊んでいる児童に対し、先生が校内放送で「雨が降っていますので、今日は室内で遊びます」と指示していました。「遊びましょう」の誘いではなく、「遊びなさい」の命令でもなく、「遊びます」という形での指示です。
子どもが在学中、参観に行ったときなど「静かに座ります」とか「ここは触りません」とかの掲示が多く、いつも「あれ?」と思っていました。学校の先生用語でしょうか、地域特性でしょうか、ちょっと気になりました。
アブチロン
左はアブチロンの中で一番よく見るタイプのチロリアンランプとかウキツリボクと呼ばれているものです。暑さに強く、寒さにも強い木です。
投稿者 yama : 18:58 | コメント (1) | トラックバック
2007年09月02日
生垣手入れ
生垣(プリペット)の刈り込み作業をしました。夫が電動バリカンで刈り、私が、散った枝葉を拾い集める分担です。よく伸びるので、夏場は1ヶ月半でボサボサになってしまいます。今の時期、芋虫がつきます。大人の指ほどもある大きいものです。私は都会育ちで、虫に接する機会がないまま大人になったので、こういう虫は苦手です。特にこの大きい芋虫は、最初見た時は声も出せないほどびっくりしました。最近は割り箸でつまんで、袋に入れる位はできるようになりました。
2階からの眺めです。農業用のため池と、周辺の山が見え、季節・時間によっては池に山の緑が写りこんで、ちょっとしたリゾート気分で眺められます。
金曜日の帰り道、本屋で、内田康夫の「幻香」(角川書店)を見つけ、土日は雨になるという天気予報だったので時間があると思い、購入しました。で、少し雨は降ったのですが、庭作業ができないほどではなく、昼間は外作業をしていました。夜、読み出すとおもしろくて、今朝早く起きて読みました。内田康夫の本は、人物描写にあたたかみがあり、特に女性がしっかりとした生き方をし、自分の判断で行動する人として描かれているところが好きです。ストーリー構成にはいつも感心します。また、会話も軽くテンポがよく、それでいてきれいな言葉なので、気持ちよく読めます。
ナツズイセンです。夏に花が咲き、葉が水仙に似ています。ヒガンバナ科なので、花の時期には葉はありません。
投稿者 yama : 16:49 | コメント (4) | トラックバック
2007年08月31日
築十年
家を建てて、十年経ちました。先日、十年点検をしてもらいました。廊下がきしんでいるところがあり、心配していたのですが、シロアリの被害ではなく、板の当たり具合を補修するだけで済みました。、床下のシロアリについては何も問題はないのですが、保証期間が終了するということで、再度、処理をしてもらいました。予定外の出費でしたが、我が家は家の回りに木製トレリスや棚を置いていて、植木に水遣りをするので湿気易く、シロアリがつきやすいので、予防は必要だと思い、優先的に実施することにしました。
開発団地なので、近所も順々に十年点検の時期を迎えています。シロアリ対策より、外壁塗装をする、という家が多いです。うちは、外壁はあと数年もたせようと思っています。
坪庭の竹垣。右は秋の紅葉。
2007年08月28日
国際ファックス
今朝7時に、アメリカの末っ子から電話。友人とシェアしてアパートに住んでいるのですが、今の場所は便利がよくないので引越すことにして次を決めたので、今から用紙をファックスするから、保証人のサインをして送り返して、とのこと。しばらくすると、ビジネスセンターからファックスが届きました。
発信人のファックス番号の前につける国際電話用の番号を、ガイドブックで調べたものの、それではかからず、ファックスの設定を「国際ファックス」に変え、さらにKDDIに電話してやっとわかりました。マイラインの実施によって、ガイドブックの時点とは国際電話用の番号入力方法が変わっているのだそうです。 朝から一仕事した感じ。
センニチコウ
センニチコウとそれを入れた寄植え。うちのはピンクですが、白や薄紫もあります。暑さや乾燥に強いです。
2007年08月21日
家計簿
家計簿を毎日つけています。今はパソコン付属の家計簿ソフトで、銀行引き落としやカード払いも掌握し、現金とのチェックもほぼ毎日しています。
高校時代の家庭科で現金出納帳が宿題だったことがきっかけ。以降、大学時代一人暮らしの家計簿、結婚後の手書き家計簿と続き、パソコン入力は、MS-DOSの頃からで、現在、Windowsでのソフト2本目です。手書き時代は、スーパーでの買い物を「食料品」として一括してつける程度でしたが、今はレシートに品名がわかりやすく表示さ れるので、一品ずつ入力してもさほど負担ではありません。消費税がいくらかを把握したいので、税込み価格のレシートから一品ずつ税抜価格を暗算入力し、自動計算される消費税込みの合計額がレシート合計になるように確認しています。私の掌握しない、夫の支出分(コーヒー、本、散髪など)は「こづかい」として月額でまとめて記載。それ以外は夫の口座からの引き落としも管理しています。
ポイントを貯めて、お買い物券として利用できるというようなサービスを利用した場合、家計簿には支出として付けて(食費の月合計の推移を見る場合、支出として扱っているのが妥当と思うので)、その分の現金を別枠で貯金し、これは遊びに使うことにしています。仲間での夕食会とか、映画に行くとか、たいしたものではありませんが、自由に使っていいという感覚が解放感があって好きです。
サルビア
サルビアは、様々な色、形があります。サルビア ウリギノーザという薄い青のサルビアが好きです。
投稿者 yama : 19:19 | コメント (3) | トラックバック
2007年08月20日
画面が突然回転
会社でパソコンを使っていて、暴走したので、Ctrl+Alt+Delを押したところ、突然、画面が90度回転。ちょうど昼休み前だったので、終了させ、昼休みに携帯のサイトで検索してみると、Ctrl+Art+矢印で画面表示がその方向に回転するということがわかり、午後一番に回復させることができました。このキーボードは、Delと矢印が近いので、あたってしまったらしいです。
自宅で使っている機械はそれを受け付けない設定になっています。(どこで設定するのか忘れました)
末っ子は羽田、成田経由でアメリカへ出発しました。
ニチニチソウ(ビンカ)
日々、花をつけるニチニチソウ。乾燥、暑さに強く、夏の花壇に向いています。
投稿者 yama : 20:27 | コメント (4) | トラックバック
2007年08月16日
開業医の数、年金記録確認
今、久しぶりに子ども達全員が揃っています。そこで思い出したのですが、山口に来て驚いたことの一つに開業医が少ないことがあります。
京都では自転車十分の範囲で、内科、小児科、外科、皮膚科、耳鼻科、眼科、歯科の開業医がありました。それに夜間診察も週3、4日ありました。
京都時代は子育て期でしたので、保育所を休ませるほどではないがちょっと診てもらいたいという時に、夕食後に開業医に連れて行くことができました。山口では18時までなので、17時半に仕事を終え保育所に迎えに行っていては、医者に間に合わず、早退して連れて行ったりしていました。もう古い話で、今はそれぞれが自分の保険証を持っている年齢になりましたけど。
6月中旬に社会保険庁のホームページから申し込んでいた「年金加入記録」「年金見込額」がようやく届きました。改姓、転職をしていますが、記録に抜けはありませんでした。年金見込額というのは、今まで知らなかったので、請求してよかったと思います。
1ヶ月くらい掛かるだろうとは思っていましたが、予想以上に日数がかかりました。
アサリナ
つる性の多年性植物で、暑さに強く、どこにでも絡まって育ちます。こぼれ種で増えすぎて困るほどです。
投稿者 yama : 17:09 | コメント (2) | トラックバック
2007年05月16日
食品売場
食品売場に行くと、
ピーマンが、匂いが一杯で、青々としてプリプリしていたり、
さばが、「真」が付いた名前で、青々としてプリプリしていたり、
なめたけが、ぬめぬめしてプリプリしていたり、
食品が、こちらに語りかけてくることが、
突然、あります。ヽ(゚▽゚)ノ
献立が違ってしまっても、
他の食品をたくさん買ってしまっていても、
一期一会の気がして、
買ってしまいます。(≧∇≦)
「料理は連続ドラマです。」
と、料理家の栗原はるみさんが本で言われていますが、
食品売場はニュースです
と、私は思います。
(「もう一度、ごちそうさまがききたくて。ちかごろ人気のうちのごはん140選」
(文化出版局))
どこかの売場が特売にすると、
その日や次の日には、
近所の売場も値段が同じになったり、
きっとメーカーが、今安く卸しているんだなあと思いながらも、
この売場はこの値段で、この売場はこの値段にしたんだと、
見て渡り歩いてしまいます。
(ひまかも。)
ご近所のスーパーで、
24時間営業しているところがあり、
深夜に行くと、
背広を着た方やそうでない方も、
男の方がたくさん買いに来ていらっしゃって、
なんだか楽しそうです。( ̄▽ ̄)
食品売場は、おもしろいと私は思います。ヽ(゚▽゚)ノ
旬のものが安いとはいえないと、私は思います。
昨年のきゅうりは、
夏が高く、1本100円くらいしたと思うのですが、
その後の冬は、30円くらいで、ご近所では、5本100円でよく売っていました。
食品売場で、わからないなあと思うことがあります。
例えば、まぐろが安いのが怪しいと思って、
ひそかに買うのをためらっていたのですが、
「割当量を越えて漁獲していた」とニュースで聞き、
なぜ安いのかは、
ちょっとやそっとではわからないと思いました。( ゚ 0 ゚ )
(http://job.yomiuri.co.jp/news/jo_ne_06101618.cfm)
どうして、中国産のにんにくは、
青森産のにんにくより、
プリプリして大きく、安いのかなあと私は思います。
「おかめ納豆 極小粒ミニ3」(タカノフーズ)を、
88円でいつも売っているところがご近所にあります。
(http://www.takanofoods.co.jp/products/all/goku_kotsubu02.html)
いつも売場に一杯あって、
たぶん、大量に仕入れて安くしているんだろうなあと思います。
ある日買いに行くと、
おかめ納豆が、
空っぽでした。( ゚ 0 ゚ )
納豆騒動を、身を持って体験しましたが、
「発掘!あるある大辞典」(フジテレビ系)は、
残念だったなあと私は思います。
(http://www.asahi.com/culture/tv_radio/TKY200701110377.html)
データ等のねつ造は悪いですけれど、
たぶん人は死んでないでしょうし、
アリシンといった言葉を知るようになりましたし、
納豆食べたら、やせるしなあと思ったりします。
昔、がんに、しいたけが効くと聞いていましたが、
以前お話しさせて頂いた、ピラミッドですと、
にんにく、になります。
本当かどうかはわかりませんが、
採っておく分に損はないのではないかなあと思います。
農林水産省によると、
食品のトレーサビリティとは、
「生産、処理・加工、流通・販売等の段階で、
食品の仕入先、販売先、生産・製造方法などの記録をとり、保管し、
食品とその情報を追跡し、さかのぼることができることをいいます。
それによって私たちも、食品の履歴を入手することができます。」
だそうです。
(http://www.maff.go.jp/trace/gozonji.pdf)
私たちが、食品の履歴を入手することができても、
私たちは、その食品が本当に安全か安心かわからない
と私は思ったりします。
生産者でもなく、政府でもない、
中立の立場の企業が、
全ての食品でなく、
生産者等から、依頼を受けた食品に、
トレーサビリティや、
肥料等、詳細な、必要な管理をして、
トクホマークみたいに、マークをつけたり、
インターネットに公開するのは、
どうかなあと私は思います。
(http://www.maff.go.jp/syohi_anzen/fs/label_6.html)
値段が多少高くなっても、
トクホマークの食品を買うように、
買うのではないかなあと思います。
投稿者 ほうれんそう : 21:15
2007年05月12日
あぁ うまかった うしまけた
そんな訳で、
私は、テレビの料理番組を見ると、
お料理の先生の体型と、
作っているお料理の相関関係を見てしまいます。(^・ω・^)
先日、「きょうの料理50年 時代を映す懐かしの100レシピ」で、
本などでお見かけする、
伝説の先生方々が出ていらっしゃいました。ヽ(´▽`)ノ
(http://www.nhk.or.jp/partner/ryouri/ryouri50/index.html)
昔の番組の再放送を見たいなあと思いました。
私がテレビで見ていて、
洋食でいいなあと思う先生は、
牧野哲大先生です。
シチューや、オムライスなどの、
普通のお料理が、正統な感じで、ゴージャスになって、
お料理を作るのに、理論立っていらっしゃるなあと思います。ヽ(´▽`)ノ
(http://www.nhk.or.jp/partner/ryouri/ryouri50/large_recipe/66.html)
和食は、
鈴木登紀子先生です。
肉じゃがを作っていらっしゃるときに、
初めてお見かけして、おいしそうで、見入ってしまいました。ヽ(´▽`)ノ
里芋を六面になるようにむいたりと、丁寧なお仕事で、
ぶり大根の照りが素晴らしかったりと、技があるなあと思います。
(http://www.nhk.or.jp/partner/ryouri/ryouri50/large_recipe/51.html)
私は、本屋さんで、料理の本を見るのが好きです。ヽ(´▽`)ノ
「こぶたくっく!」は、本屋さんで見かけて、
ブログを見るようになりました。
(http://cobuta.jp/)
ケンタロウさんのお料理は、
おいしそうで、ボリュームがあって、
いかにも、男の方が大好きな料理だと思います。
(http://www.nhk.or.jp/partner/ryouri/ryouri50/large_recipe/86.html)
こぶたさんのお料理は、
ケンタロウさんのお料理に似ていて、
女の人寄りだなあと思います。
対照的に、
有元葉子さんのお料理は、
煮詰めたりして、味が濃くなったものを、少なめに盛って、
味わって楽しむみたいな感じが私はします。
東京の方が好む味ではないかなあと私は思います。
スレンダーになれそうです。
(http://www.nhk.or.jp/partner/ryouri/ryouri50/large_recipe/80.html)
私は、周りの人が好きと言った食べ物を、
好きになってしまいます。
妹は、パスタが好きです。^v^
母は、「ハッピーターン」(亀田製菓)が好きです。^v^
(http://www.kamedaseika.co.jp/happy/index.html)
こぶたさんは、ブロッコリーが好きです。^v^
おいしそうに、ブログに写真が載っていて、
いい影響だなあと思います。
タレントさんが出された本が、たくさんあります。
その中で、私は、
「寿美花代の低カロリー料理」(フジテレビジョン)が、
おもしろくて、いいなあと思います。(´艸`)
私の母は、寿美花代さんに、
見た目も、性格も似ているなあと私は思います。
母も2人の息子がいます。
この本も、高嶋兄弟への愛情が伝わります。
首藤夏世先生の、
「あぁ うまかった うしまけた」(京都新聞社)という本が、
とても好きです。ヽ(゚▽゚)ノ
こんなお料理を作って、毎日を送っていらっしゃる方が、
どこかにいらっしゃるんだなあと思うと、
幸せな気持ちになります。o(^-^)o
2007年05月09日
お好み焼き
そうして、私が到達した料理が、
お好み焼きです。ヽ(゚▽゚)ノ
ちなみに、私の実家では、
晩ごはんで食べることもあり、
いつも、冷蔵庫の中に、
ホットケーキのように積み重ねて、作り置きがしてあって、
電子レンジで暖めて、
いつでも食べれます。ヽ(´▽`)ノ
「がんを防ぐ「食」の本」(オレンジページ)という本は、
体の部位別のがんの予防についても書かれています。
「アメリカ国立がん研究所では、
がん予防の可能性のある食材をリストアップして、
積極的にとることをすすめています。
ピラミッドの上の段ほど、重要度の高い食材。」
とその本にも載っていて、
ピラミッドは、上の段から、
「にんにく キャベツ 大豆 しょうが
にんじん セロリ ほか
玉ねぎ トマト なす ピーマン ブロッコリー
カリフラワー 芽キャベツ 茶 玄米 全粒小麦 オレンジ
レモン グレープフルーツ ターメリック ほか
きゅうり じゃがいも あさつき メロン ベリー
バジル ミント オレガノ タイム ローズマリー
セージ タラゴン 大麦 ほか」
だそうです。
本当かどうかはわかりませんが、
採っておく分に損はないのではないかなあと思います。(^o^)/
そして、お好み焼きは、
ピラミッドの一番上にある、
にんにく、キャベツを使った料理なのです。ヽ(゚▽゚)ノ
(私の実家では、
にんにくを輪切りにして、豚肉と一緒に焼きます。^v^)
我流お好み焼きは、
お好み焼きという分野の中では、
絶対おちると思いますが、
お好み焼きが、かなりおいしいために、
食べ物の中では、
なかなかだと思います。
下北沢の「おたふく」さんで、
大量のキャベツを使って、
お好み焼きを作っているのを見ました。
(http://www.otafuku.org/osinagaki/index.html)
①キャベツ丸ごと1個を千切りにし、ボールに入れます。
(大きなボール2つ分くらいになりますが、
2単位です。)
②①の上に、
にんにく丸ごと1個(一片ではありません。)と、
やまいもを摩りおろします(とろろ)。
(注)部屋がにんにくのにおいで一杯になります。(・ω・)
以前、テレビで、元モーニング娘。の石黒彩さんが、
オムライスを作っていました。
(http://www.asahi.co.jp/hospital/recipe/recipe4/main.html#ishiguro)
「カロリーマニア」と自ら称されるだけあって、
出演者の中で光ってみえて、
私がカロリーを見るようになってからしていることと、
似ているし、さらに進んでいるなあと思いました。
オムライスに卵を使っていましたが、
私のお好み焼きは、
卵を入れません。
③②に薄力粉を、できるだけ減らして入れ、
ボールの材料を混ぜ合わせます。
(注)どろどろで、
これが、決定的に味がおちる原因なのですが、
卵1個で、
1日分のコレステロールです。(^・ω・^)
お話しは少し変わりますが、
最近、ヨーグルト作りが、
私の中で再燃しました。(^o^)/
①牛乳パックの封を開け、ヨーグルトをスプーン数杯分入れ、かき混ぜます。
②牛乳パックの封に、白いキャップをかぶせます。
③ヨーグルトメーカー(ただの保温器です。)にセットし、電源を入れます。
もう勝手にできてしまいます。ヽ(゚▽゚)ノ
(「ナショナル ヨーグルトメーカー NW-55」(松下電器産業))
値段の高いヨーグルトも、
一つ買うだけで、
後は、次回、次回に回していけばいいのでお得です。
(「明治プロビオヨーグルトLG21」(明治乳業)は、
「ピロリ菌を殺す」そうです。
http://as76.net/dai/lg21.htm)
私の中では、なかなかの発見だと思うのですが、
なにしろ、
無脂肪乳で作れるのがいいです。(^・ω・^)
(「タカナシおいしい無脂肪乳」(高梨乳業)は、
無脂肪乳としては、
おいしいと、私は思います。
できたヨーグルトも、固まっています。
http://www.takanashi-milk.co.jp/products/p_milk/index.html)
きちんと加減を見れば大丈夫ですが、
作り加減によっては、
ちょっと酸っぱかったりします。
お腹に効いている感じがして、
それもなかなかです。(≧∇≦)b
お好み焼きのお話しでした。
④フライパンに、
ゴマリグナンのゴマ油を薄くひき、
(「コレステロールを下げる」という油は、
発がん性があると聞いたような気がします。
「植物ステロール」に発がん性があるのでしょうか。
ご存知の方いらっしゃいますでしょうか。)
その上に、
白い脂肪のところを包丁で取り、
できるだけ量も減らした、
もちろん豚ばら肉ではなく、
豚もも肉をひき、
その上に、③を適量たらし込んで、
焼き上げます。
⑤私の母の大発明と私が思っていますソースは、
とんかつソースとマヨネーズとトマトケチャップを混ぜ合わせます。
④の上に、そのソースを塗り、
その上に、
大量のかつおぶしと、
「海草、きのこ、こんにゃく」に分類される、
大量の、のりを手でちぎって、かけ、
フライパンの中で、おどらせます。(ノ゚◇゚)ノ
⑥仕上げに、
たぶん3束くらいで1単位にしかならない、
実家では植えてあって、なんにでもかけ、いつも食べている、
大量の、関西ねぎを細かい小口切りにして、かけます。
⑦食べます。(≧∇≦)
お好み焼きは、
お好みに合わせられる、
みごとな、バランス栄養食だと思います。(≧∇≦)b
2007年05月05日
80キロカロリーが1単位
お医者の先生が、
私の診察券を、カード読み取り機に通すと、
パソコン画面に、
血液検査の結果が出てきました。(●'□'●)
外れた値に色がつくようになっていて、
統計をとると、みごとな分布になりそうなほど、
きれいに色分けされていて、
素人の私が見ても、
ある一定の方向を示している感じでした。( ゚ 0 ゚ )
先生は、「脂肪肝って書こ」と言って、
「し、ぼ、う、か、ん」と言いながら、
うれしそうにカルテに書き込んでいらっしゃいました。(´艸`)
(かなりおもしろく、とてもいい先生でした。(≧∇≦)
先生、ありがとうございました。o(^-^)o)
現在、私は、カロリー計算に走っています。.....8-(ノ・ω・)ノ
見たことのない方がいらっしゃいましたら、
一度は、食品のカロリーを見てみた方がいいかもしれないと、
私は思います。(^・ω・^)
なぜなら、えって、私は思ったからです。(o゚◇゚o)
「糖尿病食事療法のための食品交換表 第6版」(日本糖尿病協会・文光堂)
という本があります。
「糖尿病患者さんに特別な食事があるのではなく、
糖尿病食はバランスのよい健康食といえます。」
と書かれてあり、
普通の方でもいいと思います。
80キロカロリーを1単位とし、
各食品の1単位の写真が載っていて、
カロリー計算しやすいです。ヽ(´▽`)ノ
(「1単位を80kcalに決めたのは日本人が日常食べている食品が80kcalか、
その倍数になっている食品が多いためです。」
だそうです。)
例えば、
みかんは、2個が載っていて、
さんまは、1/4くらいが、1単位の□(四角)で囲ってあり、
トマトケチャップは、計量スプーンすりきり3杯が載っています。
そして、表に分かれて載っていて、
表毎に、一日に食べていい単位が決まっていて、
その単位で、同じ表の中なら、どの食品を食べてもいいことになり、
別の表の中の食品と交換して食べてはいけません。
「たとえば、1日の指示単位が20単位(1600キロカロリー)の場合、
この20単位を、表1(穀物、いもなど)に11単位、表2(くだもの)に1単位、
表3(魚介、肉、卵、大豆製品)に4単位、表4(牛乳)に1.5単位、
表5(油脂)に1単位、表6(野菜)に1単位、調味料に0.5単位に配分すると、
栄養のバランスがよい食事になります。」
だそうです。
「五訂版 食品80キロカロリーミニガイド」(女子栄養大学出版部)という本は、
コレステロール等の数値も載っていて、
小さく、かばんに入れられます。
(服のポケットにも入るサイズだったのですが、
先日、本屋さんに行くと、本が大きくなっていました。
(「五訂増補 食品80キロカロリーガイドブック」(女子栄養大学出版部))
小さい本もまだ売っていると思います。)
これらの本で、
私が発見したことは、
えだ豆は表3で、さやいんげんは表6に載っていて、
豚ばら肉は、表3を通り越し、表5の油脂に載っていて、
アボカドも、表5に載っていて、
お魚は、
「脂質の少ない魚」、「脂質のやや多い魚」、「脂質の多い魚」に分類されていて、
私がおいしいと思うお魚は、ほとんど「脂質の多い魚」に分類されていて、
おとうふが、1単位で、たったの1/4丁くらいで、
青梗菜は、6束にもなり、
表6の中に分類されている、「海草、きのこ、こんにゃく」は、
「日常食べる量ではエネルギー量はわずかなので、
食べる量をはかったり、計算する必要はありません。」
だそうで、
いくらでも食べていいなどです。ヽ(゚▽゚)ノ
私が思うに、1単位の写真や20単位の献立例を見ると、
一日3食まじめに食べて、
洋食で普通に食べると、
あっという間に、
20単位になってしまうと思われます。
和食にして、
お野菜使ってかさを取るしかないと、私は思います。(^・ω・^)
2006年09月17日
著作権
このブログを書いていて、著作権に関して気になった時に、その都度調べてみたことを、簡単にまとめてみます。もちろん著作権の全容を網羅していませんし、基礎的なことだけです。このブログの今後の筆者の方々や、ご自身のブログを書いていらっしゃる方々の、ほんの少しのご参考になればと思います。
著作者人格権及び著作権は、著作権法(1970制定)・知的財産基本法(2002年制定)などによって守られています。著作者の人格的価値を保護するために著作者人格権があり、著作者が自分の著作物を他人に勝手に利用されないための権利として著作権があります。
著作権は、工業所有権のように登録などの手続きを必要とせず、著作物を創作した時に自動的に発生し(無方式主義)、著作者の死後50年まで存続します。他人の著作物を権利者の許諾なしに利用すれば権利の侵害となりますが、被害者が告訴することによってはじめて提訴される親告罪です。
著作物は私的な財産ですが、外部に発表されているものである限り、他人に利用される場合もあります。著作権法では、利用の公益性を考慮し、ある一定の条件を満たしている場合には、著作権の制限を規定し、著作物を自由に利用することを認めています。
ブログ作成に関連して、基本的なことをまとめてみます。
著作権に関しては、多種多様な組織・団体が(個人も)見解を出していますが、それぞれに微妙に相違もあり、一概には判断しきれない部分もありました。
●著作物
著作権法第2条1項1号に、著作物とは『思想又は感情を創作的に表現したものであって……』とされているとおり、誰がどのように表現したものであっても、他人が知ることができるように外部に表現された創作物であれば、著作物といえます。創作性が認められれば、ホームページやブログも著作物です。
しかし、例えば、表題・キャッチフレーズ・題名は、通常は保護されないという見解(社団法人 著作権情報センター)や、『見出しにも新聞社としての創意・工夫が込められており、著作物である』(社団法人 日本新聞協会)という解釈もあり、一概に言い切ることはできません。
●転載
他人の著作物をそっくりそのまま利用するには、著作権者の許諾が必要になります。
●引用(言語の著作物の場合)
下記の5点を満たしていれば、著作権者の許諾なしに、著作物を引用することができます。
(1)著作物の中で、本文が「主」、引用部分が「従」でなければなりません。創作性のある本文の中に、説明・補強のために必要な他の著作物を利用するというのが引用です。
(2)引用部分の量が、本文より少ないことも必要です。
(3)原文をそのまま使い、原文を書き換えたり、削ったりしてはいけません。同一性保持権を侵害する可能性があります。
(4)引用部分をカギカッコなどで括り、明示する必要があります。
(5)引用部分の著作権者名と著作物の題号、新聞の場合は日付など、出典を明示しなくてはなりません。
●翻案・抄録(言語の著作物の場合)
もとの著作物を見なくてもその全内容がわかるように要約したものは、著作権法上の翻案に当たり、著作権者の許諾が必要であると言われています。また、作品の存在を知らせる目的で書かれる短い要旨などは抄録と考えられ、翻案には当たらないと言われます。が、これらも一概には言えず、判断は難しいです。
●画像の著作権
写真、イラストなどの画像も著作物ですので、無断の転載はできません。
著作権料が無料で自由に使ってもよい画像でも、著作権自体は放棄していないものがほとんどです。著作権表示を義務づけているものもありますので、画像を使用する場合は、使用条件を確認することが必要です。
著作権はなんら表示をしなくても法によって保護されるのですが、逆に、使用は自由でも
著作権を放棄していない他人の画像を使っている場合、ホームページやブログなどに、All copyright reserved by …… というような表示をすることはできません。
●HTMLソースの著作権
HTMLで作られるページのレイアウト(中に書かれた文章ではなく)は著作物とは認められないと考えるのが一般的のようです。が、「サイトのコンテンツをHTMLソースごとそのままコピーすることは禁止する」旨の表記をしているサイトもあります。
女性技術士の会のホームページには「禁無断転載」のお断り書きが明示されていますが、これがなくても許諾なしの転載は著作権法によって禁止されていますし、引用は許されています。
余談になりますが、著作権に関連して3つばかり。
ディズニーの「ライオン・キング」は手塚治虫の「ジャングル大帝」を模倣したのではないか、と話題になったことがあります。その際、手塚治虫の著作権を管理している手塚プロダクションは、盗作であるかどうかに関係なくディズニーを告訴しないことにしました。「仮にディズニーに盗作されたとしたら、手塚治虫は訴えるどころか喜ぶはずだから。手塚治虫はディズニー・ファンであった」というのが理由です。手塚治虫の長男である手塚眞氏は、「ディズニーへのバッシングに荷担したくないこと」「文化は模倣によって成立すること」「ライオン・キングには白いライオンは登場しないこと」などなどを上げて、問題視していないことを説明していました。
青井汎氏は著作「宮崎アニメの暗号」(新潮新書)の中で、「となりのトトロ」はスペイン映画「ミツバチのささやき」に酷似していることを指摘しています。この新書を読むと、たしかにそっくり(!)と言うべき内容です。しかし、青井氏はこれを、模倣あるいは翻案映画とは言わずに、換骨奪胎、変奏曲と呼んでいました。
藤原定家が「詠歌大概」に、「本歌取り」に関して記しています。
「取り過ぎ」はよくない、2句を超えて取る場合でも、せいぜい2句プラス3、4字くらいまでが許容範囲である、とのことです。
「量的に半分以下」というのは、著作権法の引用の規定と同じですね。
藤原定家の著作権は当然ながら既に切れています。
最後に、著作権に関連する組織・団体をリストします。何かの時にお役にたつかもしれません。
・社団法人 著作権情報センター
・社団法人 日本複写権センター
・有限責任中間法人 学術著作権協会
・デジタル時代の著作権協議会
・社団法人 日本新聞協会
・新聞著作権協議会
2006年09月12日
秋の七草
秋の野に 咲きたる花を 指折り かき数ふれば 七種の花
萩が花 尾花 葛花 撫子の花 女郎花 また 藤袴 朝貌の花
山上憶良 万葉集・巻八
ハギ ススキ クズ ナデシコ
オミナエシ フジバカマ キキョウ
春は七草粥を食べて無病息災を祈るといわれる通り、春の七草はすべて食用の草です。一方、秋の七草は、夏から順番に咲いていく姿を眺めて楽しむ草花です。
春の七草の覚え方、「せり なずな ごぎょう……」は、「水金地火……」に匹敵するぐらい世の中に知れ渡った暗記術ではないでしょうか。
山上憶良の歌は別として、秋の七草の覚え方の定番というのはあまり聞きません。
調子よく覚えられる暗記術はないものでしょうか?
どなたかご存知の方がいらしたら、是非教えてください。
上記、秋の七草の画像は、
「こよみのページ」(http://koyomi8.com/)
から、許可を得て転載しました。
2006年09月11日
9・11
世界貿易センタービルの崩壊の映像を見た時、いいえ、そのずっと後までも、本当に起こったことと信じることができませんでした。
古くは「タワーリング・インフェルノ」から「ダイ・ハード」「ファイト・クラブ」など、人為による大都市の惨事の映画は数多くありましたが、これほどまでの大惨事は、どんな映画でも描くことはできませんでした。
事実は小説よりも奇なり、陳腐な諺をひくまでもなく、人が現実に起こした事件が、人の想像の産物をはるかに凌駕したのです。
世界貿易センター(WTC)は、日系2世、アメリカを代表する建築家ミノル・ヤマサキ氏によって設計されました。
ヤマサキ氏のパートナーであった構造設計者は、航空機の衝突の衝撃を考慮して構造設計を行っていました。以前に飛行機がエンパイアステートビルに衝突する事件が起きており、 WTCビルは大型の旅客機が衝突しても、その衝撃では、崩壊しないように設計されていたのです。実際に、旅客機の衝突によって、直ちにビルが崩壊することはありませんでした。
では、なぜWTCビルは崩壊したのでしょうか?
一言で言うと、火災による鋼製部材の強度低下です。
旅客機の衝突の衝撃で、構造部材の耐火被覆が脱落し、消化設備は破壊されたと考えられます。そこへ、離陸後間もない大量の燃料が放出され、大火災が発生しました。鉄骨が溶けんばかりの高温の環境下、構造材は耐力を失い、上層階荷重を支えることができなくなって落下し、その落下荷重に下層階が耐えられなくなる、その連鎖で順次下の階が潰されていきました。その結果、あのように、ビルは横に倒れることなく真下に潰れていったと考えられます。いわゆるドミノ崩壊です。
旅客機の衝突後、1時間もビルが持ちこたえたのに、結果としては、避難できなかった人が多かったのは、避難階段が破壊され、あるいは火災で機能していなかったからだと考えられます。事務所として使える(賃貸できる)面積を少しでも多くとるためにセンターコア方式が採用されており、避難階段が平面的に分散していなかったことは致命的でした。
また、ヤマサキ氏は、現代の生活はめまぐるしく変化しており、ビルの寿命はせいぜい20年程度、機能的に不適当になった際に、合理的に壊せるように設計することも重要である旨を述べていました。この点によって、WTCビルは脆弱さを内在していたと見る向きもあります。
・大型旅客機衝突の水平力に対抗する構造が検討されていたのに、その時、当然起こりうる火災への対応ができていなかったこと。
・経済性を重んじるあまり、避難など安全性に対する配慮が不十分だったこと。
・ビルの機能価値に対する先見の明ともいえる割り切った合理性の追求が、弱点となったこと。
WTCビルの崩壊は、建築設計に携わる者に、さまざまなトレード・オフの問題を提示しています。
なお、WTCビルの崩壊は、「失敗百選」にも取り上げられています。
WTCビルの崩壊の跡地は、しばらくの間「グラウンド・ゼロ」と呼ばれていましたが、再建のための国際コンペが行われ、アメリカ人建築家ダニエル・リベスキンドの案「メモリー・ファウンデーション」が採用されました。WTCビル2棟の跡地は慰霊の場とし、そこを囲むように数本の超高層ビルが建ち並ぶ計画です。最も高いビルは「フリーダム・タワー」と名づけられ、アメリカ独立の年、1776年にちなんで、1776フィート(約541メートル)、かつてのように世界一の高さを誇ります。2004年に着工し、2010年に完成予定です。
2001年9月11日から5年。
同時多発テロは様々な問題に波及しています。
WTCビルと旅客機の爆発崩壊によるアスベストの飛散、重金属による汚染……救助活動、遺体の捜索や瓦礫の除去に携わった人々の健康被害が大きな社会問題となってます。
また、PTSD(心的外傷後ストレス障害)に苦しむ人々も少なくありません。
同時多発テロによる直接の被害者(死亡)は、約3,000人といわれています。
イラク戦争における米軍兵士の死亡者数は、2006年9月11日現在で 2,670人 と発表されています(米国防総省ニュース)。
2006年09月07日
「科学技術分野における女性の活躍促進」5施策
文部科学省では、科学技術分野において女性が活躍する機会を増やすために様々な施策を展開しています。『科学技術の魅力を伝え、ひとりひとりの人材の個性が生きる環境をつくることにより、科学技術分野における女性の活躍促進を支援』することが目的です。
2007年度版の概算要求が8月末に公表されました。5施策の内容は以下で、項目は2006年度とほとんど同じです。
A : 出産・育児等による研究中断からの復帰支援
B : 女性研究者支援モデル育成
C : 研究者・技術者と中高生の交流機会や事例紹介
D : 女子中高生の理数への関心を高める取組みの実施
E : 科学技術分野における女性の進路選択支援事業
女性技術士の会が参画した女子中高生向けの「理系にいこう!」(2006年4月)は、施策C、Dの目指すところの実践そのものですよね。このイベント、文部科学省が後援していました。
日本における女性研究者の数・比率は欧米に比べて著しく低い状況(米32.5%、日本11.6% 2005年 文部科学省資料)にあります。また、理工系の学部・大学院において、特に女子の割合が低いのも特徴です。
これらの原因をまとめる下記になります。
● これから科学技術系を目指そうという人にとっての問題
・参考となる身近な事例に乏しい
・将来像が描きにくい
● 既に科学技術系に従事している人にとっての問題
・出産・育児などで、研究活動を継続できない。
・中断状態から復旧する場合、障害が多い。
(今後は、介護の問題がかなり増えてくることと思います。)
その打開策として、文部科学省は具体的には以下のことを実践しようとしています。
●個人に対する支援
出産・育児のために中断した研究活動に復旧するための「研究奨励金」の支給……月額36.4万円……男女対象……2006年:30人、2007年:100人(予定)
●機関・組織に対する支援
「出産・育児など」と「研究」を両立させるための仕組みづくりの支援……勤務態勢の柔軟化、カウンセラー・研究支援者の配置……大学、公的研究機関にて……2006年:すべて大学で10校採択(応募総数36件)
●取組みに対する支援
ロールモデルの事例紹介、進路選択への情報提供、シンポジウム、研究者・技術者と学生の交流、教育・学習の支援に関する調査研究など
これらは公的・研究職への支援であり、民間・実業への恩恵が染み渡ってくるのはいつのことやら……という感もありますが、あまり書き過ぎると個人的な愚痴になりますので……。
なお、上記5施策は、科学技術分野の女性のみを対象とするものではなく、文系を含めて研究者全般を、そして、男性及び男性中心の組織をも支援対象として含むものです。
「理系に行こう!」が素晴らしい企画であったことを、今さらながらに再認識しました。
投稿者 MCAT : 23:06 | コメント (1) | トラックバック
2006年09月02日
リーダーシップの進化
「be on Saturday」 2006年9月2日版に、興味深い記事がありましたので、ご紹介いたします。
アンドレア・ジュング氏(47歳)、女性、カナダ生まれ、中国系移民の1世。
化粧品会社エイヴォンの会長兼CEO(最高経営責任者)。
ジュング氏のNYのオフィスには、4つの足跡を印した盾が飾られていて、その盾には、「リーダーシップの進化」とあるそうです。
1st : 猿の足あと
2nd : 裸足の男の足形
3rd : 男の靴の跡
そして最後
4th : 女性のハイヒールの跡
(こんなのかしら? これは全くの想像で描きました)
保守的な会社であったエイヴォンにおいて、1999年にCEOになったジュング氏は、「女性初」「アジア系初」など初尽くしで、大改革や独創的な経営手腕を期待され、そして、実行してきました。一方、彼女は「女性のための会社」という創業以来の企業理念を大切にすることを第一としています。『自分が生きがいを感じて、情熱を傾けられる』ような会社にしていくことが、世界に500万人以上いるエイヴォン・レディーにとっての最高の刺激になると考えています。
仕事のために家庭を犠牲にしたり、家庭のために仕事を犠牲にするのは致し方ないことだが、致命的にならないように、とのアドヴァイスもありました。
ジュング氏の営業戦略は、充分なマーケティングと女性の現場を重視していることが特徴です。
それまで社内でタブーだったインターネットを大英断で活用することにしましたが、訪問販売による顧客との信頼関係を主軸に据え、その営業力をエイヴォン最大の強みだと考えています。世の中が高度情報化されればされるほど、人々はハイタッチな触れ合いを求めるはず、とジュング氏は分析します。また、エイヴォンは他社がしのぎを削る大都市圏ではなく、周辺の中小市町村をメインのターゲットにしています。その際、商品(化粧品)を提供するだけでなく、その地域に女性の就労の機会(エイヴォン・レディー)をも提供するということに意義を見出しています。
エイヴォンといえば、ピンポ~ンのエイヴォン・レディーをすぐ思いつくように、訪問販売による、専業主婦だった私の母親世代をターゲットとするちょっと古臭いブランド、という印象を持っていました。すみません! そう思っていた私の方が古臭いと言えそうです。
2006年08月29日
天地始粛(てんちはじめてさむし)
天地始粛、天地の暑さもようやく鎮まってくるという頃です。
今日は栃木に出張してきました。駅から訪問先まで歩いていきましたが、気温は30℃を越え、目も眩むほどの物凄い暑さでした。
炎天下でサッカーする子供達。
左側はスギ、右側はイチョウ、圧巻の並木。
二十四節気では「処暑」、暑さが峠を越え、初めて退き始める時期のはずです。ところが実際には、例年9月中旬まで相当な暑さが続きます。
二十四節気のことばの表す意味と実際の季節感とが、ややズレてしっくりこないと感じることがよくあります。二十四節気は、気候の異なる中国に由来するからかしら……、と思っていましたが、このズレの原因を詳しく解説しているサイトを発見しましたのでご紹介いたします。
「こよみのページ」http://koyomi8.com/reki_doc/doc_0702.htm
8月下旬、中国の黄河中流域と東京都では、実際に平均約6℃の気温差があるようです。体感する季節感が1ヶ月ぐらいずれるのは当然のことなのかもしれません。
「季節の先取り」という言葉がある通り、季節の変化を少し早目に、暦の言葉で意識することができるのは、かえっていいことなのではと思います。
8月29日は「焼肉の日」。語呂合せです。
この時期、焼肉を食べてスタミナを回復し、残暑を乗り切ろうと、提唱されました。
こちらの季節感の方がピンときますね。
2006年08月21日
芸術のことは…… 小津安二郎
自宅のご近所、江東区古石場文化センターには、生誕100年記念の「小津安二郎 紹介展示コーナー」があります。
この文化センターには我が家の最寄り図書館があり、休日ちょろっと立ち寄る場所のひとつです。保育園や学童クラブ時代には、イベント会場としてずいぶんお世話になりました。さらには、つい最近まで、ウチの子供たちの雨の日の遊び場の定番でもありました。(ニンテンドウDSの赤外線通信機能をフルに使って大人数で遊ぶらしい)
さて、話を戻しまして。
映画監督小津安二郎氏は、1903年12月12日、江東区深川1丁目(当時の地名では、深川区亀住町)で生まれました。「東京物語」を代表作とした日本映画界の巨匠であり、平凡な家庭の情景の中に日本人の心情を描き続けました。
実は、覚えている限りでは、小津氏の映画は一度も見たことがありません。作品のことはなんとも言えないのですが、2003年、記念行事で、全館「小津情報」満載だった文化センターのEVに張ってあった言葉を妙によく覚えています。
何でもないことは流行に従う。
重大なことは道徳に従う。
芸術のことは自分に従う。
そんなつもりはないのですが、ちょっと欽ちゃんに似ているかも???
2006年08月15日
Aha!体験
時の人、茂木健一郎氏の「ひらめき脳」(新潮新書)を、友人の紹介で読みました。
小林秀雄賞を受賞した「脳と仮想」を立ち読みしたことのある私としては、簡単に読めるという評判を実は信用していなかったのですが、あとがきを読んで納得。この新書は茂木氏が口述した内容を新潮社のライターが文章にしたものでした。
コンピュータが普及し、機械が、さらにはロボットが様々な活動を代行してくれる時代になってきています。今後、人間に必要なものは、ひらめき、発想、創造力……。
創造性 = 体験 × 意欲
「体験」とは、学習による記憶であり、場合によってはいわゆる詰め込み教育による知識の蓄積でもあるわけです。これが大きい方が創造性も大きくなるはずなのですが、その詰め込み方によっては、「意欲」の方を著しく減退させてしまう可能性があることは事実です。
しかしながら、無からひらめきは生まれません。学校教育に、知識の蓄積を期待することを止めてはいけないと思います。必要なのは、詰め込みの仕方を工夫することではないでしょうか。
もし、学校で、Aha!体験による脳の快感を頻繁に感じることができたらどんなに素晴らしいでしょう。授業中にひらめく快感を得るためには、その準備として暗記や記憶、地道な基礎の学習が必要であることは、上記の式から簡単にわかります。
学習による「体験」の蓄積が少ない状況に、楽しげな総合学習あるいはゆとり教育という名の「意欲」をいくら掛け算しようとしても、その「積」には期待できないと思います。
創造性=体験×意欲、本当にそうなのであれば、体験は時間とともに、つまり年齢とともに増加していくわけですので、創造性も増大する、という結論になります。実際には、意欲や欲望は年齢とともに減っていくのが普通なので、高齢の人より若い人の方が創造性が高い傾向にあるのでしょう。
年齢を省みず(?)欲望を持ち続けること、ひらめきによる脳の快感を素直に追求していくことによって、創造性に富んだハッピーな老後を楽しみにしたいと思います。
投稿者 MCAT : 21:10 | コメント (7) | トラックバック
2006年08月10日
1P・6W・2H
雑誌で高原慶一朗氏(ユニ・チャーム会長)のインタビュー記事を読みました。
高原氏は45年間ノートを取りつづけ、現在、その数は650冊を越えているそうです。
社内では、ナレッジを共有・継承するために、いつでもこれらのノートをオープンにしているとのこと。
ノートの取り方のテクニックとして、高原氏は常に「1P・6W・2H」でまとめているそうです。
Priority
Who
Whom
What
When
Where
Why
How to
How much
世間にあふれる情報や知識を、さらには自分の思考を、これらの視点でノートに瞬時に書き留め、次の行動に結びつける、それを繰り返し訓練することによって思考と行動のスピードが上がる。ビジネスパーソンにとってノートは記録ではなく、スポーツの世界でのトレーニングと同じ。毎日繰り返し継続することが大切だというお話でした。
この「1P・6W・2H」というまとめ方、さっそくマネさせていただこうと思っています。
雑誌の写真が高原氏です。
量も質も遥かに及びませんが、私もノート、メモの類を書くのは好きな方です。
2006年08月03日
失敗学ふたたび
失敗というと、少なくとも、成功を目指してがんばったが力及ばず、結果として不本意ながら失敗となってしまった場合のことを意味するように思っていました。
ところが、中尾教授らのまとめた失敗の事例をみても、最近、日本で実際に起こっている多くの事件をみても、そうではないもの、明らかに「怠慢」や「故意」によるものが多くあるように思います。
これらをまとめて「失敗」としていいのか、疑問に感じます。
ウィニーに起因する相次ぐ情報のネット流出。自衛隊、警察、裁判所、刑務所などでも機密情報が流出しています。
社会保険庁の不正処理。日を追うごとに新しい不正が累積していきます。
埼玉県ふじみ野市のプールの事故、シンドラーの事故、パロマの事故……。
ほんとうにきりがありません。
医療過誤に対する裁判や自動車の欠陥のリコール騒動などが大々的に報道され、「隠すと損する」という風潮になり、近年、事故の届出は増加しています。また、高度な職人技を身につけていた世代が、停年で退職することによる事故がますます増加することでしょう。
その歯止めの対策のヒントがあるかもしれません。
7月25日の講演時に、中尾教授の著作の紹介がありました。
書き忘れてしまいましたので、改めてご紹介します。
「失敗百選」
中尾政之著 森北出版 3,600円
講演では、大手の本屋さんでは取り扱ってもらえない、amazonでは購入できる、とのお話でしたが、本日(06/8/3)丸の内OAZOの丸善で大々的に取り上げられているのを発見しました。「全国民必読の書」と立花隆さんの推薦の帯もしっかりついていました。
投稿者 MCAT : 22:50 | コメント (3) | トラックバック
2006年07月31日
夏休みの自由研究
これは私の得意分野。
自分が子供の時も楽しみでした。
いろいろ調べたり作ったり。
親になってからも楽しみ。……でいいのでしょうか?
夏休みのおたよりには「親子で楽しく自由研究に取り組んでください」とはっきり書いてありましたから、たぶんいいのだと思います。
この「自由」にして「研究」という壮大な(!)テーマ。
さっそく、夏休みの自由研究のアイデアを提供する場を「ここ」に設けたいと思います。
緻密・大胆・爆笑・感動なアイデアをお寄せくださいませ。
最初に、私が息子たちと一緒に取り組んだ夏休みの自由研究の中からいくつかご紹介してみます。
● オリジナル・カレンダー
昨年の出来事の思い出を貼り付けた我が家のオリジナル・カレンダー。
数字が芸術的(!)でしょ。1年生の夏だったと思います。
● 鳥の巣箱 & ウクレレ
組立式で、材料・部品はセットで買いました。
とにかくお絵描きは楽し! 次男1年&長男5年生。
● 3次元ねこちゃん
出っ張らせたいところはコピーしたものを何枚か重ねています。2年生。
● 名前調べ
3代前ぐらいまでのカード式家系図をつくり、それぞれの人の名前の由来と名付け親を、子供がヒアリングしました。親類縁者を巡る旅も経験できます。これは担任の先生の大絶賛をいただいたのですが、現物は行方不明。2年生。
● 今昔物語
父親が子供だった頃の、地元の写真集を古本屋で発見。昭和50年と平成15年の移り変わりをまとめました。4年生。
理系ではないテーマばかりですね。
みなさんのアイデアを是非お願いいたします。
2006年07月30日
ユビキタス
なんとなくしっくりこないなあと思うことのひとつに「ユビキタス」があります。
ユビキタスとは「あらゆるモノにコンピュータが組み込まれ、コンピュータ同士が協調動作し、人間はコンピュータの存在を意識することなく、高い利便性を得ることができること」というような説明をよく聞きます。坂村教授が提唱する「どこでもコンピュータ」も、同じ概念かもしれません。
私は、この「人間はコンピュータの存在を意識することなく」というところが妙に気になります。
ほんとうにそれでいいのかと。
ユビキタスと聞いて、すぐ思うのは「スター・ウォーズ」です。シリーズが完成した今となってはⅣ~Ⅵにあたりますが、当時最先端だったSF映画の中でハリソン・フォード扮するハン・ソロと相棒のチューバッカは、宇宙船ファルコン号を自分たちの手で修理していました。
すべてがコンピュータ制御で、2人は「コンピュータの存在を意識することなく」運航し、敵にやられてもコンピュータが感知して迅速に自動的に修理・復旧するというような環境からは程遠いものでした。
私には、ユビキタスの世界観より、故障に手を焼くハン・ソロの苦悩の方が現実味があるような気がしてなりません。
下記がユビキタスの具体例とのこと。
「薬ビン自体にコンピュータを内蔵させ、併用すると著しい副作用のある薬を一緒に飲もうとすると、薬ビンから携帯電話に電話がかかってきて警告を発してくれる」
医師や薬剤師さんとのコミュニケーションをもっと充実させるような工夫をするという方向性はダメなのでしょうか?
ユビキタス。
具体的にどんな社会を目指しているのか、ほんとうにそんなことができるのか、よくわかりません。
無知ゆえ、あるいは基本的に勘違いしているような気もします。
ご専門にしていらっしゃる方もいるのではないかと思います。
教えていただけると嬉しいです。
2006年07月28日
土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)
暑気が土中の水分を蒸発させて蒸し暑い頃、という意味。
溽暑(じゅくしょ)は、蒸し暑いことを意味します。今年は7月28日が「土潤溽暑」、大暑の次候、立春から第35候にあたります。年齢のせいか、最近、どうもこのような昔風の季節感、和風の慣わしのみたいなことが気になるようになってきました。
二十四節気は太陰暦の時代に季節を現すために、1年を24等分して名前をつけたものですが、七十二候はその二十四節気をさらに3つの候に細分し、季節の移ろいを、気象や風景、動植物の成長・行動などに託して表現したものです。ただ、1候の単位が約5日間と短いため、地域差や年毎の気候の違いなどにより、からなずしも現実とあっているわけではないようです。あくまで目安と考えた方がいいかもしれません。また、七十二候は中国で生まれたもので、日本に伝わってから、日本に生息しない動植物などの名前を入れ替えるなど、時代・地域・編者によって多くの版があるようで、どれが正しいというものではありません。
都心では土のみえる場所がどんどん減っています。「草いきれ」なんて季語として覚えているだけで、実感する機会はほとんどないかもしれません。
そのかわりではありませんが、夏の日中、アスファルト舗装の道路を歩いていると、舗装そのものが熱をもっていて、道路に立っているだけでも倒れそうなほど暑く感じます。道路の表面温度は、真夏の晴天時には、70℃以上に達するといいますので、暑いというよりは「熱い」が正しいのかもしれません。
このような、歩行者空間や沿道の熱汚染環境を改善するために、「保水性舗装」が開発されました。
保水性舗装は、舗装体に水を保留しておく能力を持たせ、その水分が蒸発する時の気化熱により路面温度の上昇を抑制する性能をもつ舗装です。東京名物のお菓子「雷おこし」を思い浮かべてみてください。雷おこしのような隙間がたくさんあるアスファルト混合物に、吸水・保水能力の高い物質(鉱物質や樹脂などの細粒材)をしみ込ませたものです。実際に公道で使われており、見た目はかなり白っぽいのが特徴です。
東京都の調査(新宿区)では、普通の舗装と比べ、道路表面温度で約10℃の温度低減が確認されました。
さて、「日本中の道路の舗装を保水性舗装に替える」なんてことは、なかなかできることではありませんが、すぐにでも同じ効果が期待できる素晴らしい方法があります。
……打ち水。
深刻化するヒートアイランド現象への対策のひとつとして、土木研究所(現独立行政法人)が「水をまくことによって奪われる気化熱が気温を下げる」という単純な現象に着目しました。都内で散水可能とみなされるエリアに、1m2につき1リットルずつ水をまくとして試算してみると、なんと気温が2℃下がるという結果が出たのです。この興味深い「机上の理論?」を社会実験に仕立てようと、2003年夏、「大江戸打ち水大作戦」がNPOを中心に始まりました。
2006年春、メキシコで行なわれた「第4回世界水フォーラム」下水処理水利用のセッションでは、打ち水大作戦が事例として報告されました。会場の拍手喝采を浴び、各国の来場者から「打ち水」を是非やってみたいという声が上がったそうです。類まれな環境循環都市であった江戸由来の打ち水文化が今や世界に広がろうとしているのです。
ご興味のある方、詳しい活動はサイトをご覧になってくださいね。
http://www.uchimizu.jp/06/index.html
今年2006年は、7月23日大暑が開幕打ち水、8月23日処暑が閉幕打ち水です。私たちも、8月23日の正午の「全国いっせい打ち水」イベントに参加してみてはどうでしょうか。ご家庭で、学校で、職場で。どんな環境でもできます。
ルールが一つだけあります。
水道水は使いません。水の2次利用をしましょう。雨水を溜めたもの、お風呂の残り水、プールの水などです。
2006年07月27日
パズルの答え
「床屋」の答え
村に床屋が2軒しかないということは、床屋の店主はお互いに散髪をし合っているはず。
小汚い床屋の店主のひどいヘアスタイルは、きれいな床屋の店主の腕のせいである。きれいな床屋の店主の髪を切っているのは、小汚い床屋の店主である。
よく考えて、旅人は小汚い床屋を選んだ、というわけ。
「腕を送る男」の答え
3人の男は、ある任務を帯びて飛行機で移動中、太平洋上に墜落した。何日間も救命ボートで漂流しているうちに食料が尽き、絶対絶命となった。3人は、やむを得ず自分達の腕を食べる決心を固めた。「何があっても全員が必ず左腕を切り落とす」という厳かな誓いのもと、3人の中にいた医師が切断手術を行った。
1人の腕を切断して食べ、さらにもう1人の腕を切断して食べた。そこで救援隊がやってきた。医師の左腕は無事ですんだが、仲間と立てた誓いは残っていた。救助された後に、医師は約束どおり自分の左腕を切り落とし、その証明のために箱に入れて仲間に送ったのだった。
2人の男は順番に誓いを確認していたのである。
2006年07月25日
ディズニー・アート展
先週末、東京都現代美術館で「ディズニー・アート展」を観てきました。
2005年千葉大学工学部で奇跡的に発見されたオリジナル原画200点と、ディズニー本社のアニメーション・リサーチ・ライブラリー所蔵作品350点の同時公開の一大イベントです。
アイヴァンド・アールが手がけた「眠れる森の美女」のコンセプト・アートにはうっとり!!!
メアリー・ブレア(イッツ・ア・スモール・ワールドのデザイナー)のコンセプト・アートは魔法のような夢そのもの。
メアリー・ブレアは、当時(たぶん1950年代)、女性が本格的に専門職・管理職として働くことの難しさに対峙した人のひとりです。
解説不要!
とにかく観ることをお勧めいたします。
東京都現代美術館にて。
2006年7月15日~9月24日。
オフィシャル・サイトは下記です。
http://www.disney.co.jp/disneyart/
東京都現代美術館のサイトは下記です。
http://www.mot-art-museum.jp/
【追記】
解説不要なんですが、ひとこと追記させてください。
アート展なのですが、美しい作品の展示だけでなく、担当したスタッフの人の仕事のスタイルを詳しく紹介しています。とっても興味深いですよ。
投稿者 MCAT : 01:51 | コメント (6) | トラックバック
2006年07月23日
水平思考推理ゲーム(Lateral Thinking Puzzles)
水平思考推理ゲームってご存知ですか?
シチュエーション・パズルとも呼ばれています。
まずは簡単な問題。
床屋
ある村に旅人が立ち寄った。
散髪しようと思ったが、小さな村で、床屋は2軒しかない。
どっちの店で切ってもらうか?
1軒は店もきれいで、店主の外見もこざっぱりしている。
もう一軒は見るからに汚く、店主の外見はむさくるしい。
しかし、旅人は小汚い床屋の方で髪を切ってもらうことにした。
なぜだろう?
水平思考推理ゲームは、出題者の出す謎を、解答者数人がさまざまな推理を働かせて解くゲームです。解答者は問題を解くために、出題者に「はい」「いいえ」「関係ありません」の3通りで答えられるような質問をすることができます。ある解答者のユニークな発想、他の解答者の鋭い質問をヒントにして、各自推理を進めていきます。できるだけ柔軟に発想し、想像力を最大限に働かせることが大切です。
「水平思考」はエドワード・デボノ氏が提唱しました。
垂直思考が論理的にどこまでも深くまっすぐ穴を掘り進むような思考方法であるのに対し、水平思考とは、浅くあちらこちらにたくさん穴を掘るような思考方法であるとのこと。現代では、垂直思考的な事象を突き詰めることはコンピュータが代行してくれるので、人間は新しい問題解決の方法を考えることが必要になり、水平思考によってその答えが得られるのだと説明しています。
実際には、専門的に掘り下げることも不可欠ですし、横道にそれて新しいアイデアを膨らますことも必要ですし、垂直思考・水平思考併せ持った能力が必要なのではないでしょうか。このことを、建築の分野では「T定規理論」と呼ぶ人もいます。T定規というのは、長い木製定規の先が「T」の字型になっている昔ながらの製図道具です。底辺となるT型の幅広さも垂直方向の定規の長さも両方とも必要である、というわけです。
水平思考は、論理的にステップを踏んで考えることをあえて放棄し、偶然のひらめきのようなものを意識的に作り出す思考方法です。
ひらめきって、思いついたその時は「これはすごいぞ~」「今回の提案のコアにつかえる!」なんて思えてきて、すぐにいい気になってしまうのですが、時間がたって、いざそれを絵や文章や図面にする段になると、「え~っ、こんなのだっけ?」とがっかりするのが私の常。
では、むずかしい問題も紹介いたしましょう。かなりむずかしいですよ。
答えはこれと決まっているわけではありませんが(それが水平思考の本意!)、この問題の答えはちょっとやそっとでは思いつかないようなものでした。参りました。
腕を送る男
ある男が郵便小包を受け取った。
中には人間の切断された左腕が入っていた。
男はその腕をしげしげと見つめてから、包み直して別の男に送った。
2人目の男も、その腕をしげしげと見つめた後に、森へ持って行き焼却した。
2人の男は、なぜこんなことをしたのだろう?
あれやこれや考えてみてください。
簡単な問題・むずかしい問題とも、後日、ご参考に答えをお知らせいたします。
(株)エクスナレッジから、LTPを集めた本が3冊でています。上記の問題もこの3冊の中から出題しました。
2006年07月21日
チーム・マイナス6%
皆さんのお勤め先などでも、この活動に登録・参加しているところは多いのでは。環境省のHPを見ると7月20日現在で7,335の団体が登録しているようです。
私の事務所でも「チーム・マイナス6%」に参加しており、冷房設定温度28度を守るよう、たびたびお達しが回ります。(それって普段守ってないから?)
空調機側での設定温度を28度にすると、事務所の室温はもっと高温となり、同僚たちは「暑い……暑すぎるぅ……」とへたばっています。
ある企業(?)で、こんな嘆願メールが総務宛に届いたそうです。
<暑くてしょうがない。規則なので冷房設定温度を28度未満にできないことは仕方がないと思うが、かわりに各自のデスクに小型扇風機を一台ずつ配備してあげてほしい。会社は社員に対してそれぐらいしてもいいはずだ。>
チーム・マイナス6%への参加だけでなく、大金を投じてISO14001の認証取得もし、eラーニングを導入して定期的に環境教育を実施している企業に所属する課長の笑えない実話。
燃料電池内蔵の超環境配慮型扇風機を!という訴えではなかったみたいです。
環境省によると、すべての事業所等において、冷房の設定温度を、従来平均の26.2℃から28.0℃に上げることによって、ひと夏で約160~290万トンの二酸化炭素を削減することができるそうです。これは、京都議定書目標達成計画の中で、オフィスビルなどに割り当てられた削減量の約5~9%に相当する量だとか。
2005年2月の京都議定書の発効から1年以上が経過し、第一約束期間の開始である2008年が間近になりました。日本の温室効果ガス排出量は1990年より増加しており、これでは、2012年までに削減目標を達成することはかなり難しいといわざるを得ません。
産業部門では概ね目標が達成されているようですが、家庭部門においては、様々な対策が講じられているにもかかわらず、削減には結びついていません。生活水準が高いレベルに安定的に保たれている現代日本において、抜本的な電力消費量の削減など不可能というのが現実のようです。
結局、日本の政府は、クリーン開発メカニズム(CDM)をはじめとした京都メカニズムの活用という「裏技」に頼ることになるのでしょう。日本がより高度な省エネルギー技術を開発して自国の排出削減を目指すよりも、発展途上国に日本の現有技術を提供することによって、かつて日本が犯してきた大きな環境負荷の発生を未然に防ぐことの方が、地球全体の帳尻合せとしてはよりよい方法であるというわけです。
京都メカニズムを「詭弁だ」というつもりはありませんが、それでもやはり、肝心の温室効果ガスの総排出量は増え続ける事実を忘れてはいけないと思います。
実は、我が家には5年ぐらい前から冷房機がありません。10年以上使った大型のエアコンが故障した時、部品がないため修理できず廃棄することになったのですが、その後、新規に購入しませんでした。
環境によろしくないことはやらない主義というような志の高さでは決してなく、毎年、家電品のバーゲンを待ちながら、暑いことは暑いけれど我慢できるので、結果として買わずにすませている、というのが実際のところです。
地球にやさしいということは、少しぐらいの「あせも」は気にしないということに近いように思うのですがどうでしょうか?
投稿者 MCAT : 03:29 | コメント (12) | トラックバック
2005年12月27日
年末年始のお料理、作る/作らない?
いよいよ暮れが押し迫りました。年末年始の伝統的なお料理(年越しそば、おせち、おぞうに・・)を作りますか?お勧めありますか?
年末ぎりぎりまで働いているかたも多いと思います。
ウチは、ソバはそのへんで買ってきて夜食べる、雑煮は気が向いたら作る、おせちは、デパ地下ってなものです(^^;。
お友達の中には「30日と31日は“煮物を作る”ので(遊ぶ)予定を入れられない」という人もいました。
2005年12月05日
「風邪を引かない工夫」の大募集
毎日スケジュールがぎっしりの12月。風邪を引いて寝込んでいる暇さえない感じです。今年はインフルエンザの大流行も噂されており、なんとか風邪を引かないで乗り切りたいものです。
皆様の「風邪を引かない工夫」を教えてほしいと思います。あと、「引きそうだな」というときに何をするかなども、よろしくお願いいたします。
わたくしの場合
・暇さえあれば、手洗い&うがい(家に帰ったときだけでなく、会社に着いたとき、昼休みなども)
・首まわりを冷やさない(襟の開いた服は着ない、寝るときも首にスカーフまいてます。外歩きはもちろんマフラーぐるぐる巻き)
・電車に乗るときや、セミナー受講等の時は、マスクする(濡れたマスクがいいみたいです)
・大声でギャハハと笑わない(ノドが乾燥します)
引きそうと思ったとき
・葛根湯入りの風邪薬ドリンクを飲んで「効く」と信じて寝る
・しょうが湯を飲む(パックで売っているもの。。効く作り方あります?)
・ビタミンCの大量摂取
・お風呂に入って温まる(お風呂っていけないの?)
by なも
投稿者 author : 22:04 | コメント (6) | トラックバック
2005年12月03日
落ち葉
文字通り走り回っているわたくしの天敵=濡れ落ち葉。
まとわりつくし、つるつるした舗装の上だと、本当に滑って危ないです。(リタイア後に連れ合いにまとわりつく人のことをそのように呼ぶらしいですが、そのことではありませんので、念のため。)
写真は、歩道の色と落ち葉の色の対比が綺麗だったので、走るのをやめて携帯カメラで撮った時のものです。ここは春はとても綺麗な桜並木なのです。
by なも
2005年12月01日
士走(しわす)!!
author交代しました。12月と1月を担当する“なも”です。皆様よろしくお願いいたします。
さて、12月は「師走」。牧師に限らず、技術士も、誰もが気ぜわしいひと月です。わたくしも文字どおり毎日走り回っています。寒くなってきたし、空気は乾燥するし、日暮れは早いしであまり好きな季節ではありませんが、がんばってのりきりたいものですね。
こんな中、早くも「椿(つばき)」が咲いているのを見つけました。桜も来年の花のために葉をおとし、準備しています。「今年は花咲かすの面倒だからヤメタ!」なんてなりませんものね。植物は本当にえらいと思います。
by なも
投稿者 author : 22:00
2005年11月30日
耐震強度偽造事件について
11月20日に、ここでも取り上げた事件は、ユーザ(居住者)無視のまま泥仕合の様相を呈してきました。
私自身、同じ業界に身を置くものとして、この騒ぎのさなかに詳細についてコメントすることは差し控えざるをえない状況と思っています。
しかし、ひとりの技術者として、紹介したい文がありましたので、お知らせします。米国在住の構造設計家亀井敏彦先生の提言です。この中で、プロとしての誇り、継続教育の重要性、それからコンピュータの位置づけなどについて、建築関係だけでなく、すべての技術者の心得とすべきことが上げられています。
また、自分の専門外には、むやみに手を出さず、それぞれの専門家にまかせるべきと書いてありました。今の日本では、他業種に進出することは歓迎すべきことで、個人の守備範囲も拡げていくことはよいこととされている気がしていました。しかし、亀井先生が書いておられるのは、ユーザに対して責任をとれないことまで、やってはいけないのだということだろうと思います。このことについて、じっくりと考えてみたいと思っています。
2005年11月20日
あってはならない
10月27日に、こんな事件は二度とおこってほしくないと書きましたが、そんな事件がまた発覚してしまいました。
耐震強度偽造事件です。こんなことは、あってはならないことです。今日の新聞によると、地震や台風どころか自重で倒壊する恐れのある物件もあるそうです。一度、ごまかした数字で確認申請を通ったので、味をしめたというのでしょうか。
もちろん、資格は はく奪。検査機関や元請けの責任も免れないでしょうが、見つからなければ、何をやってもいいという神経なのか、本当に理解できません。良心のかけらもないのか、技術者としての誇りはないのか。
この事件で、業界全体に対する信用にも 大きなひびが入ったといって、間違いないでしょう。コスト優先、スピード優先のつけは、こんな形で返ってきたということなのでしょうか。一人の技術者として、残念でなりません。私たちは、いつもユーザのために、仕事をしているという基本的なことを 決して忘れてはいけないと思います。
投稿者 author : 21:13 | コメント (1) | トラックバック
2005年11月07日
スクイークって知っていますか
スクイークとは、子どもでも簡単な操作でプログラミングを楽しめるソフトウェアツールです。
一言で説明するのは、難しいので、興味を持った方は、スクイークのホームページの方を見てください。私自身は、実際に使った経験はないのですが、前から興味を持っていました。このスクイークを使って未来の科学者を育てようというプロジェクトが日本ヒューレット・パッカード(HP)社の社内ボランティア組織ではじめられたそうです。スクイークは主に教育を目的として、アメリカのアラン・ケイによって考案されました。
パソコンの父といわれるアラン・ケイは、私が思うところのIT界の三大カリスマのひとりです。他の二人は、ビル・ゲイツ(マイクロソフト会長)とスティーブ・ジョブス(アップルコンピュータ創立者)です。今、日本でIT業界というと、六本木ヒルズに住むようなIT長者がすぐ取りざたされますが、あの人たちは、会社経営の手腕は優れているのでしょうが、別に、他に類を見ないIT技術を考案したわけではなく、だいぶ、意味合いは違います。
それで、何がいいたいかというと、科学技術に興味を持つ子どもたちを、正しく伸ばしてあげだいということです。というのも、静岡の女子高校生タリウム事件があったからです。周囲からは、将来は優れた化学者になることを期待されていたという少女の心の闇は、うかがい知ることもできませんが、知識と心のバランスについて、考えさせられました。
2005年11月01日
今日から年賀はがき発売
今日から、11月 年賀はがきの発売も始まりました。皆さんは、お家プリント派? 印刷派? それとも手書き派?
昨日まで、文部科学省からの技術士試験の試験方法の改正に関する意見募集に対する対応で、バタバタしていました。何とか、締め切りまでに意見をメールで送ることができました。
気がつけば、今年も残すところあと2ヶ月ではありませんか。年賀はがき発売のニュースを聞くと、急に焦る気持ちになるのは 私だけでしょうか? 私は、3年前までは、印刷屋さんに頼んでいました。そして、宛名は手書き。プラス一言コメントも手書き。おととし、新しいプリンタを買ってから、お家プリント派になりました。プリンタといっても、スキャナ、コピー機にもなる1台3役という優れものです。宛名も、プリンタ印刷です。家庭用プリンタなので、それほど速くはないですが、自分では、美しい仕上がりに満足しています。ただ、インクの減りが早いので、時々は純正品ではない、インク液を足すものも使用しています。
そうそう、去年から、年賀はがきを購入する時、郵便屋さんが、家まで配達してくれるようになりました。郵便物と一緒に入っていた申込書に記入してポストに投函すると、指定した日に持ってきてくれます。確か、土日も可です。郵便局も変わりましたね。これから、もっと劇的に変わっていくのでしょう。
2005年10月27日
有罪判決
昨日、三井物産によるディーゼル排ガス浄化装置のデータ捏造事件に対する東京地裁の判決がありました。
技術者、商社マンとしての誇りを忘れた行為であるとして、元先端事業実長と子会社副社長に対し、詐欺罪で有罪が言い渡されました。
25日には同じく東京地裁で、兼松日産農林の住宅用ビスを用いた壁の強度に関する国土交通大臣の認定書偽造事件に対する有罪判決も言い渡されています。こちらは、有印公文書偽造・同行使の罪です。
これらの事件が発覚した時、技術士ではなくても、世間の技術者みんなが大きなショックを受けたのではないでしょうか。技術者倫理という言葉が、近頃 取りざたされていますが、倫理以前の問題という気がします。人間としての良心に欠けている、目先の目標にとらわれて、自分のごまかしがユーザにどんな迷惑をかけることになるか考えていない。もちろん、それを許した組織にも大いに問題はあるのでしょうが、こんな事件は二度とおこってほしくないです。私たちは、何のために 技術者として仕事をしているのか もう一度考えてみましょう。
投稿者 author : 12:43 | コメント (1) | トラックバック
2005年10月11日
ブログって
ブログ(blog / web log)という言葉を一般的に聞くようになったのは、1年程前からでしょうか。
個人の日記を公開するなんて、露出趣味じゃないの?と 最初は思っていました。
私が最初に、ブログの記事を読んだのは 昨年暮れに起こったスマトラ沖地震 津波被害のレポートです。それは、地震発生から1週間か10日後に書かれたものでした。短い文章の中に、津波から逃れた体験が生々しく綴られていました。
ブログって、情報発信ツールとして、強力なものになると実感しました。
ブログだけでなく、インターネットやメールは、今ではなくてはならないツールとなりました。それが、なかった頃の生活は もう想像もつかないほどです。私たち、働く女性たちが、仕事と家庭以外に何かしたい と思った時、以前であれば、どこかへ出かけて人と会ったり、電話で連絡を取り合ったりするしかありませんでした。今は、1日の中の空いた時間に、居ながらにしてたくさんのことができます。せっかく技術士になっても、今のような活動はとてもできなかったことだろうと 改めて考えることがあります。会社と家の往復だけではできない さまざまな経験を インターネットとメールを駆使して、溢れる情報の中から取捨選択しているわけです。
投稿者 author : 12:29