- 日 時:2024年8月、10月、2025年2月 (各1時間3回1セットの出前講座)
- 場 所:神田女学園
- 活動形態:協力(主催:JNWES)
- 参加者:JNWES14名(3回延べ人数)、生徒たち160名
- 経 緯:夏学で知り合った高校の先生方の「生徒たちに理系の進路を紹介したい」、という願いに協力することになりました。
- 概 要:神田女学園は、都心に立地する歴史ある中高一貫校。生徒たちの個性を生かした進路指導をしていますが、理系選択をする生徒は1割程度にとどまっています。
理系を選択した場合の職業のイメージがわいていないのではないか?そこで、「人生のスタートラインに立った今、考えてみよう自分らしく生きること」というワークショップを3回開催し、理系選択を勧めるわけではなく、「自分らしく生きると面白いよ!」ということを生徒たちに伝えてみることにしました。
1回目(8月)
講堂にて、理系の仕事を3つ紹介。
医療系全般(SJWS武井)、公園設計(宮地)、洗剤開発(永合)。
2回目(10月)
各教室にて、グループに分かれてワーク。
自分の価値観、自分で思う自分らしさと他の人から見た自分らしさの違いを知る。(ジョハリの窓など)
3回目(2月)
若手技術者からの進路・職業選択への道のりをビデオメッセージで紹介。
得意なことを生かしたり、苦手なことを克服したり、学生時代に大変だった経験(勉強だけでなく、 サークル活動なども)が活きること、失敗してもそれは無駄にはならないこと。Will(価値観)、Can(得意なこと好きなこと)、Must(社会ニーズ)この3つが重なったところに、自分らしく生きる仕事があるのではないか?という提案をしました。
理系に行くことが正解ではないけれど、興味があるなら、進んでみよう、というメッセージを高校1年生たちに送ることができました。人前で意見を言うことを躊躇する生徒たちも意見を言いやすいように、オンラインツールを使ってその場で興味を持ったことを書き込んでもらい、スクリーンに映すという工夫もしました。
学校からは好評を得、来年度の高1にも同様のプログラムで開催してほしいとの連絡がありました。JNWESだけのオリジナルプログラムとして、今後も工夫を重ねながら展開していければと考えています。皆様もぜひご参加ください。
