報告 シンポジウム2015 女性技術者とワークライフバランス 第一回「現状の課題」

自分らしく生きるためのワークライフバランスを目指して!

2015年11月28日(土)11時半~14時、慶応義塾大学社中交歓万来舎

参加者:会員15名、会員外6名(2名は、震災復興支援事業による福島の学生さん)

◆講演 磯打 千雅子  「災害を乗り越えるコツ!、人生を乗り越えるコツ?」

(当会正会員、香川大学産学官連携推進機構特命准教授、地域防災・事業継続計画BCP)

○専門について

古地図を知ろう!もともとどのような地形だったか?どのような土地利用だったか?→過去の土地利用が地盤の強さやを物語る。それに応じて災害に備えよう。

防災に“レジリエンスエンジニアリング”という考え方があり、4つの能力「予見、注視、対処、学習」が必要とされている。ワークライフバランスにも通じる。

○ワークライフバランスについて

子育て、家事を夫と共有するために。(磯打氏の試み)

1.プロセスの共有と共感によって必要性を理解してもらう

2.家庭内作業を一般化する(夫でもできるように)

3.思い込み(こだわり)を捨てる

4.アウトソーシングする

5.時短の目標を決める

◆フリートーク

仕事と資格、家庭との両立、子どもとの時間の作り方、転職、進路を決めた動機、海外と日本での仕事の違い、自己研鑽等々、多岐にわたる話題で盛り上がりながら第1回は終了しました。自身の内なる価値観との調整を図りながら試行錯誤でバランスしていくことが大切です。

また、写真や状況をFacebook「みんなの広場」にライブ投稿し、参加できなかった会員への情報提供を行ないました。(未登録の方はぜひみんなの広場へおいで下さい)

さて、今回はご講演いただいた磯打さんのお嬢さんが1歳半ということもあり、仕事をしながら「パートナーと家庭を運営していくための手法」、「技術士資格をとるタイミング」についてのお話をいただいたため、フリートークもそちらに多くの重点が置かれました。

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