【活動報告】2021年度 シンポジウム

日  時:2021年11月13日(土)14:00~16:00

場  所:Zoomによるオンライン型式

活動形態:主催

参 加 者:26名(正会員21名)

経  緯:2020年度から、5年連続シリーズの統一テーマを設定し、当会主催のシンポジウムを開催してきた。今年度は第2シリーズの第2回目である。

SDGsにおける17の世界的目標

内  容

■統一テーマ  「SDGs世界の課題と女性技術者」(5年シリーズ)
テーマの背景: 異常気象、バッタの大発生・・・など世界の課題がクローズアップされている中で女性技術者はこれらの問題にどう貢献するか??

SDGs icon12 つくる責任つかう責任
 

■第1回テーマ  「COVID-19とニューノーマル」

第2回(今回テーマ )
「プラスチックごみへの取り組み」

~資源循環型社会の実現にむけて私達ができること~
SDGsのゴールの中から 「目標12 : つくる責任 つかう責任  持続可能な消費と生産のパターンを確保する」 を取り上げ、持続可能な生産消費形態の問題に対して女性技術者はどう貢献していくのか、講演+グループディスカッション+プレゼンの組み合わせで、インタラクティヴなイベントを開催した。

  • 基調講演1   講演タイトル:「資源循環型社会にむけた食品包装技術」

大和製罐株式会社 橋本香奈氏 (2021年、缶詰技術研究会出向中)
技術士(経営工学部門)、包装専士(食品包装)

技術士包装物流会理事、日本包装専士会副会長補佐、日本包装学会誌編集委員

基調講演1プレゼン画像
                基調講演1 講演の様子

超早口でリズミカルな橋本さんの話術に引き込まれ、夢中でメモをとろうとしたが、そのスピードにまったくもって追いつけず・・・・・・。30分間の講演とは思えないほどの盛りだくさんの内容に圧倒されたが、久方ぶりの充実した脳の疲労に、満足感を噛み締めた。

  • 基調講演2   講演タイトル:「ゼロウェイストで生活を楽しもう」

株式会社 環境指標生物 代表取締役 高木圭子氏 (当会会員) 
技術士(環境部門・建設部門)

「旅する生きもの屋」 (当サイトを離れます)

日本テレビ「news zero」で、ゼロウェイストを目指した生活が取り上げられた。

基調講演2プレゼン画像
                基調講演2 講演の様子 

講演1の橋本さんとは対称的な、おっとり・ゆっくり癒やし系の高木さんのおはなし。ライヴでご自宅も披露していただき、生活の中での細やかな工夫がリアルに感じられた。エコへの取り組みが「エゴ」の満足にならないように、との言葉は記憶に刻まれた。

  • グループディスカッション
    参加者が5グループに分かれ、Padletを活用して、講演の内容に関連する事項に関して、自由に意見や感想を述べ合った。また、資源循環や廃棄物削減に対する「今日から宣言」をまとめ、集合したのち、グループごとに発表した。特に、オンラインのイベントでは、受け手として情報を得るだけではなく、双方向に意見のやり取りができることが重要だと感じた。

グループディスカッションのパドレット

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