【活動報告】ICWES18 オープニングセッション-Let’s Make HAIKU-

  • 日 時:2021年9月1日(水)18:00~20:00
  • 場 所:オンライン
  • 活動形態:参加
  • 主 催:INWES
  • 参加者:9名(正会員9名)INWES:106人
  • 概 要: (報告者:宮地)
     私の専門は造園設計で公園を中心とした緑空間の設計を行っています。造園設計は植物だけではなく土壌等の自然科学、土木、電気、建築等の工学、歴史や教育、福祉といった人文科学など様々な分野の専門知識をその場所の特性に応じて配合を変えながら、住民が愛着を感じ、未来に引き継いでいこうと感じる場所を作ることを目的としています。
     日本は世界の中でも少し変わった文化を育んできました。それは日本の植物の豊かさに由来するのではないかと思い至りました。結局は、人間は自然により育てられてきたのだと思います。日本の文化は自然をリスペクトし調和するもので、持続可能な社会を考えるきっかけになればと考え、JWEFの永合さん、企画部の千木良さんと協力して俳句を作ろうというセッションを企画しました。当初は野点をしようと考えたのです。茶道は自然を五感で感じながら、参加者とそれを共有するものです。しかし、コロナが蔓延しオンラインでの開催が濃厚となった時点で、オンラインでも楽しむことができる俳句に切り替えました。

     1.日本の自然と文化(宮地)
     2.小さな町での持続可能社会への挑戦(永合)
     3.俳句を作ろう!(千木良)

 純粋な科学や男女平等に関するセッションではないので、小さな枠でやらせてもらえばいいかと考えていたのですが、与えられたのは3日間の会議のオープニングを飾るアイスブレーカーセッション2時間という大きな枠でした。
 そもそも中学時代に英語の先生と馬が合わず、英語が大の苦手でしたが、一年前からオンライン英会話を始め、企画部の英語が流暢な方々にも練習に付き合っていただき、造園業界の方々にも聞いてもらい、本当にいろいろな方々の協力を経て発表に至ることができました。皆様には心から感謝いたします。
 当日は約100人の方々が聞いてくださり、俳句作りには30人くらいが参加され、世界中の方々の身近な自然を紹介してもらうことができました。もちろん当会のメンバーの協力があってこその成功でした。
 次回ICWES19はニュージーランドで開催されます。英語が苦手な理事長の挑戦は続きます。(ありがとう、企画部)

日本の自然と文化

日本の自然と文化(自然特性のほかに、歴史特性も大きな要因になります)

島根県でのまちづくり・人づくり

JWEF永合さんによる島根県でのまちづくり・人づくりの活動紹介

俳句作り

千木良さんによる俳句作りのレクチャー

 

俳句受賞作品

俳句作りの成果(写真とセットで受賞作品です)

The crickets chirping
In the summer starry night
Surrounded by woods

Within the strong corn
There is a chance for difference
In color with love

New empty beaches
Beckon me to the shore
As cold days arrive

コメントは受け付けていません。