【活動報告】2023年度 シンポジウム

  • 日  時:2023年11月11日(土)14:00~16:00
  • 場  所:Zoomによるオンライン形式
  • 活動形態:主催
  • 参 加 者:18名(講師1名、会員13名、一般4名)
  • 経  緯:2020年度から、5年連続シリーズのテーマを設定し、当会主催のシンポジウムを開催してきました。今年度は4回目となります。
  • 報  告:企画部会 青木治子
SDGsコンセプトイメージ

内  容
■統一テーマ:「SDGs世界の課題と女性技術者」(5年シリーズ)
■今回のテーマ:「ジェンダー平等を実現しよう」

テーマの背景:今回はアンコンシャス・バイアスについて学び、各自の気付きをグループワークで共有しながら理解度を高めました。

●報 告:「ICWES19参加報告」
報告者:飯島玲子(いいじま れいこ)氏
ICWES19参加の報告が行われました。
報告資料の説明などがあり、日本のジェンダーギャップ指数が下がっている、という報告を受け、参加者からは活発な質疑や意見がありました。
「海外ではロボットは男の子のおもちゃ、と決めつけていない。幼い時から、親も女の子だから、男の子だからと決めつけない。」
「日本ではキャリアが画一的になっていて、文系ならそのまま文系、理系に興味を持ってもなかなか方向転換がしづらい風潮がある。」
など、確かに、と納得させられました。

●基調講演:「職場のアンコンシャス・バイアスに対処する」
講師:荒金 雅子氏 
所属:株式会社 クオリア 代表取締役
具体的な例を用いながら、バイアスについてわかりやすく説明をしていただきました。講演中にグループワークを行い、職場のアンコンシャス・バイアスについて話をすることで、さらにアンコンシャス・バイアスについての理解を深めることができました。
また、対処方法についても、直ぐに実践できそうな内容の紹介で、アンコンのアンテナを立てて小さなことから取り組んで行きたいと思いました。

●参加者アンケート:
「たくさんの気付きがありました」「性差だけではなく、職種や年齢にも当てはまりそう」「自身の行動や判断をあらためて客観的に見てみようと思いました。」などのご感想をいただきました。
講師の荒金さん、ご参加の皆様、大変ありがとうございました。

Unconsciousの『U』と『C』のポーズをして集合写真
Unconsciousの『U』と『C』のポーズをして集合写真


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