【活動報告】新年会2024

  • 日 時:2024年2月3日(土)15:00~17:30
  • 場 所:オンライン
  • 参加費:無料
  • 参加者:19名
  • 活動形態:主催

【プログラム】
15:00~ 開会

15:05~ 話題提供
テーマ:「あなたはプロジェクトマネジメントをどう考えますか?」
講師: 廣瀬 由紀 さん(当会会員)
~プロフィール~
大手ゼネコン・建築設計事務所の情報システム部門勤務を経て
現在は、廣瀬由紀技術士事務所代表。
ITエンジニアのためのプロジェクトマネジメント入門研修の講師等。

~廣瀬さんより~
プロジェクトマネジメントといえば、技術士の大きな責務の一つです。
業種によって異なるところ、共通・普遍的な考え方があると思います。
この機会に、特に品質を高める工夫などについて、皆さんのご意見をお聞きしてみたいと思います。

15:35~16:00 ワークショップ

16:15~ 懇親会
1年の振り返りと新年の抱負を「自由形1文字書き初め」を使って発表

17:25~ 記念撮影、閉会

【概 要】
講師から、ご自分の経歴とこれまで携わってきた業務におけるプロジェクトマネジメントについて、基本的な考え方から近年話題となっているアジャイルをとりいれたマネジメントについても含めて気付きを中心に講演して頂いた。

Workshopでは、廣瀬さんから自分の業種・分野での以下の2点について、皆さんの意見を訊いてみたい、という問いかけがあった。

・品質面の問題点・品質を高める工夫
・品質面の不安・品質に期待すること。

それに対して、各グループでそれぞれ議論を実施した。

・最初の目標を変えてはいけない、と思い込むと改善策が取り入れられない。プロジェクトマネージャーがその上と話をして計画を変えられる人、コミュにケーションが取れる人でないとだめ。品質のために我慢する「余裕」「優しさ」が必要とのまとめがあった。一方、業務によっては国が決めた期限なので、言えない、等の切実な問題があらためて浮き彫りになった。
・自然環境は答えの幅が広いのでモニタリングが重要であり、工場間の情報共有を常時行う バーチャルとリアルのすり合わせを繰り返し行う、思い込みによるヒューマンエラーがある。チェックが必要ではないか、の意見が交わされた。
・施主や市民となるべく多くの情報、意見交換を行うことが品質向上につながる。が、工期があるため完璧にはならない。工程管理も品質管理の大きな要素だと思う、といった意見が寄せられた。
・廣瀬さんへの更問いとしては、10年ぐらい前から「アジャイル開発」に興味があるが、建築設計で取り入れることってできるのか、事例はあるか?があり、廣瀬さんが実施されてきたソフトウェアを中心とした開発では、実施可能ではないか、とのことであった。

その後、恒例の1文字書初めを実施した。以下に今回あげられた文字と理由を示す。

愉 (たのしみたい)
楽 (たのしく、ちょっとらくに)
自然体 (考えすぎず、悩まず)
朝 (時間に追われる生活を変えたい。)を大事に!
変 (自治会活動に精を出す)変わることを恐れずに
志 (今年も楽しく!)
動 (去年は耐えた。丸くなるな、星になれ!)
地 (地に足をつけて生活したい)。
躍 (心がわくわくする瞬間、初心に立ち返る。技術士試験に挑戦したい)
装 (新しい芸は身につかなかった。。)
栄 (ロン!)
赦 (そろそろ自分を赦す。他人も赦す。しかし、攻撃の手は緩めない)
貫 (貫中久)
朗 (朗らかに過ごす。話しかけにくい人にならない!)
竹 (昨年はことわる。何か作るほうで頑張ります)・竹 (伐る方でがんばります)
希 (新しい会社でがんばります)
ウ (ウクレレ、セッションしたい)
福豆 (みなさんが健康でありますように。木造家屋は何年持つのか知りたい)
拡大 (拡がる)
迷 (違うことをやってみたい)

新年会2024参加者写真

最後は例年通り、時間を忘れて懇談が続き、楽しいひと時を満喫できた。
仁田

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