【活動報告】横河マニュファクチャリング株式会社 甲府工場見学会

  • 日 時:2023年1月20日(金)15:00~17:00(オンライン開催)
  • 活動形態:主催
  • 参加者:13名(正会員13名)
  • 概 要:

  1.会社概要・製品紹介

  2.生産ライン紹介

  3.環境・省エネ活動紹介

  • 参加者感想:

(杉山)今回Web見学させていただいた甲府事業所は国内最大の生産拠点で部品調達から一貫生産しているという横河電機を代表する工場を知る初めての機会でした。熱のこもった説明を聞いてラインの効率化とスキルレス化、そしてスマートファクトリー実現への取り組みが進んでいることを感じました。見学した差圧・圧力伝送器(液体・気体・蒸気の流量や圧力等の測定に使います)の生産ラインは初心者でもデジタル作業指示と手元配置された部品を作業順にそって取り出せるしくみが構築されていて、作業のスキルレス化が進んでいます。部品ケース蓋が取り付け順に自動開閉するしかけは彼らのアイデアから生まれたものだと聞いて、現場との一体感も伝わってきました。この部品ケース蓋が取り付け順に自動開閉するしかけは彼女たちのアイデアから生まれたものだと聞いて、現場との一体感も伝わってきました。一方で小型の産業用IoT無線センサー(その名も「Sushi Sensor」)という有力な製品をもっており、設備状況を計測・自動収集して可視化・監視しながら故障予知につながる、まさに横河電機のスマートファクトリーのキーとなるソリューションを知り、私自身いろいろと学ばせていただきました。

(浦郷)データの収集と見える化は持続可能な世界実現の基盤であり、そのデータを正確に提供する製品を世界中に提供されているというのは、それだけでSDGsに大きな役割を果たされていると思いました。さらに温室効果ガス排出削減のため、空調空間の調整レベル別区分、排気ガスと空調吸入の熱交換、製造工程別のエネルギー消費削減などSDGs目標13に向かって真摯に取り組んでおられました。今後はSDGs目標12の天然資源枯渇に向け、リサイクル資源による持続可能な製品の提供を軌道に乗せる方向に徐々に移行できれば、循環型生産技術で世界をリードする企業に発展していくことでしょう。このような素晴らしい会社が日本にあることを誇りに思うと同時に頼もしく感じました。

(原田)オンライン見学会ということで、どこまで拝見できるのだろうと思っておりました。多くの動画や解説によって、素晴らしい自動化・省エネルギーへの取り組みを知ることができ、あらためて、横河電機様のすごさを認識しました。おそらく企業秘密に近いノウハウ部分について質問させていただきましたが、明確な回答をいただき、理解が深まりました。何よりもご担当いただいた井上様の、熱量が素晴らしかったです。参加してよかったです。ありがとうございました。

 

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